[コメント] ギャラクシー・クエスト(1999/米)
こんなバッカみたいなストーリーをマジになって作ってしまった彼ら全員にとにかく感謝したい。ありがとう!
もはや言いたいことは言い尽くされていますが、一応自分の言葉でまとめてみました。気を付けてはおりますが多少、内容が被ったように見えてしまう場合があるかもしれないので、どうかその辺はご了承ください。
案外、人々というのはこんな夢を寝ている間に見ているのかもしれない。「あなたは宇宙を救うヒーローなのです!」「ほえ?んな馬鹿な」そして夢はさめる。その夢の中では熱い戦いが繰り広げられていたかもしれない。しかし平凡な日常を送る間にそんな夢を見たことはいつの間にか忘れてしまう。
だが、こいつらはそんな話を起きながら作ってしまった。映画にしてしまった。普通の退屈なオトナが遠い昔にしか考えていなかったような、馬鹿馬鹿しいけれど楽しいことを。俺は思いだした。ウルトラマンを見て「シュワッチ」とやっていた日々を。戦隊ヒーローモノを見て「○○レッド!」とやっていた日々を。今じゃ恥ずかしくて言えない。・・・でも・・・よし、叫ぼう!
「ネバーギブアップ!ネバーサレンダー!」それからもひとつ。「トカゲヘッドの名にかけて!」ふう・・・すっきりした。
久しぶりに映画が夢、自信、希望や勇気を与えるモノだと実感させられた映画だった。確かにしつこすぎる話だ。ちょっと安っぽいところもある。ていうかあり得ない話だ。でも、そこもまたいい。作り手の夢とオタク魂、そして強いメッセージがとにかくいっぱいに詰まった、これほどまでの映画はなかなか作られないだろう。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。