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[コメント] 野いちご(1957/スウェーデン)
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★3孤独の価値。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
★3イーサク先生の長い一日。 [review] (なつめ)[投票]
★4私が映画を観始めた頃、本作はオールタイムベストの定評があったものだった。現在は『めまい』などにその座を奪われている。個人的には当時の見識のほうが大人、いまは映画が過度に細分化、趣味化していると感じる。 [review] (寒山拾得)[投票(5)]
★5この夢のシーンがこれまたすごい。つげ義治のねじ式(もちろんまんが版)に匹敵する。昔見た時は最後のシーンが納得行かなかったけど、今思えば私もやはり若かったんだなあと思う。→50年後に見直して [review] (ぱーこ)[投票]
★5美しい人。 [review] (Ikkyū)[投票(1)]
★3端正な画面構成、手の込んだカット割りは演出の教科書のようだ。老人は、美しき嫁と若き男女3人組に伴われながら、自動車での道程を苦き人生に擬えつつ辿り、幼児に還ってゆく。静かな幸福感が漂う余韻が心地よい。 (緑雨)[投票]
★4冒頭の「夢」こそ独表現主義的にエッジが効いてるが、物語が転がり始めても終ぞ大したことが起こらない。人当たり悪く妻が浮気した如き命題で大上段に構えすぎ、『第七の封印』同様若者が対置されるが如何せん清しくない。ただ、話法・描法のみ整然とし完璧。 (けにろん)[投票(1)]
★5何だろう?この完成してるのに枯れてない感じ。『処女の泉』が『羅生門』なら、『野いちご』は『東京物語』。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4最初の悪夢のシーンが印象的。86/100 (たろ)[投票]
★3分かりやすい一本。夢のシーンのシュールさがまた面白い。 (赤い戦車)[投票]
★4登場人物が多い場面のほうが断然画面が生き生きしており、また単純に面白い。夢の中の食卓や事故夫婦が乗り込んで七人乗りになった車内。屋外の照明はやや飛ばしすぎか。物語自体は明快だが、冒頭の夢の不吉さを通奏低音とし、それをもって映画全体に含みを与えている。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4作者39歳の作品。主人公は78歳の設定。39歳の人が2倍の歳の人の心情がわかるものなのか?? そのストーリィー、テーマの面白さで4点にはしたが、78歳になった時にもう一度採点してみたい。 (KEI)[投票]
★4ベルイマンはこの当時はまだ40前の、“若い”監督であり、一方シェストレムは当時78歳。二人が代表する「過去」と「現在」のスウェーデン映画を見せる作りになっています。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4生まれてはじめてみたモノクロ映画。哀しくて難解そうだったけど、実は子供にも優しい(易しい、と言う意味ではなく、心優しい)作品でした。今見たらぜんぜん違う印象を受けるのだろうなあ。 (uyo)[投票]
★5主人公が、おじいちゃんという事で、感情移入しにくいですね。 でもご老人なのに、身体の衰えを訴えるシーンがほとんどないんですね、そういう無駄を省いたってのが、この作品を分かりやすくしてると思います。  [review] (よちゃく)[投票(2)]
★4なんとも残酷な話である。これは、若きベルイマンの「人生と希望」に対する懐疑の、あるいは「エゴと寛容」に対する戒め表出だろうか。いずれにしろ、人生の終わりも近い老医師に突きつける取り戻すことのできない記憶の堆積は、反面教師にしても重すぎる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3僕も年寄りになった時、こんな自責や後悔の念を抱きそうでとってもこわい・・・。 [review] (埴猪口)[投票]
★3頑なな心が省みるにはこれだけの孤独が必要だったとも言える。老いてなおこうした時間を持つ事が出来たこの主人公が羨ましい。 (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★4罰は死んでから受けるのでは無い。 (coma)[投票(3)]
★4正視にたえない思い出は、いつ、何のきっかけで封印が解け、「刃物」となり急所を切りつけてくるか分からない。その「いつ」が人生の終わりにさしかかる時だとしたら・・・なんて恐ろしく、残酷な話なんだろう。 [review] (くたー)[投票(10)]
★4不幸な出来事がその後の人生を狂わせる。それでも人は生き続け、やがて死を迎える。長い間封印していた過去を思いだし、直視できたなら死への恐れはなくなるのではないか。その行為は「死」という新たな世界へ向かうための「旅支度」のようなものだと思う。 (KADAGIO)[投票(4)]
★4これほど自分の老後を考えさせられる映画はない。すごく惨酷だ。僕はもっと幸せな歳の取り方をしたいものだ。 (ハム)[投票(1)]
★5若いとき見ました。ベルイマンも結構若いときに作っってしまったんですね。ひとの生と死(若さと老い)を見つめた映画です。後の映画はある意味ではこの映画の説明にすぎないのかもしれない。 (セント)[投票(3)]
★4優しさを装うのはやめにしなきゃ。 (リーダー)[投票]
★5楽しく生きる [review] (ルミちゃん)[投票(5)]
★4人の心を表す綺麗な作品。自分の生きる道を他人に指摘され激する大人達には価値感あり。強い事は大切だけど、涙する勇気も人には時に必要だと痛感した。本当の気持ちの答えは決して一つではないけど、自分を見つめ直す姿勢が過剰せず描かれ好感色に慕えた。 (かっきー)[投票]
★4ウディ・アレンの方を先に観てしまっていたので、 [review] (セネダ)[投票]
★3子供の時に見て、博士が妻に裏切られるシーンで興奮してしまった。今見れば違う見方もあるんだろうが。 (りかちゅ)[投票]
★4黒澤の『生きる』に近いちょっと女々しいテーマなんだけど、これはスーッと胸に染み込んで来て優しい気持ちで見守れた。 [review] (CGETz)[投票(1)]
★4名誉博士号を受けることになって自分の過去を振り返る気持ちが、ものすごく良く分かる。これからの人生たまにはこんな映画を見て自分の事考えたい。 (レネエ)[投票(1)]
★5ベルイマンの壮年期にこういう映画を作るセンスが凄い。黒澤は遺作でようやくたどり着いた。 (chokobo)[投票(2)]
★4幸福は、結局夢の中でしかない。彼のこれまでの現実は消せないし、先もどこまで変えていけるのかわからない。それでも、彼のよき未来を祈りたいとは思う。 [review] (tredair)[投票(5)]
★5夢の中で時計は止まっているが現実はじわじわと老いてゆく。 (ショスタコビッチ)[投票]
★4一見暖かいがとても残酷。 (ドド)[投票(2)]
★5泣きそうになった。この映画に出会えたことは、幸運でした。 (SAYONARA)[投票]
★3死ぬのは恐くないが、愛を知らずに老いるのはさぞ恐ろしかろう(と、思える)。 ()[投票(2)]
★4野いちごって「Rebirth」の象徴なんですと。そんだけ自己愛があれば仕合わせじゃないですか。 [review] (ミイ)[投票(4)]
★4イングマール・ベルイマンにしては分かりやすいのが幸いです。 (kenichi)[投票]
★5死ぬのがちょっと怖くなったら、また観よう・・・! (ボイス母)[投票(1)]
★5期待しないで観たのにいつまでも印象に残る映画。老年になって観ると、また違った感想を持つだろう。 (丹下左膳)[投票]
★4かわいらしいタイトルのわりにはシリアスなtheme。考えることが多い作品。スウェーデンらしい。 (かなえ)[投票]