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[コメント] 家庭(1970/仏=伊)
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★5アルメンドロスの流麗なカメラの縦横性と意味を喪失した「仕事」のタチ味とディスコミュニケートなキョーコ・ヤマダという飛び道具が混在するが、香港映画と見紛うジャドのゲイシャメイクの衝撃が誘爆剤となり調和に至る。帰結のほろ苦さも絶品。 (けにろん)[投票(1)]
★4同じ(ような)場所、場面によるわずかな展開の違いで笑いをとる軽喜劇の体裁を保ちながら、電話では泣かせ、しかもそこにオチをつけるトリュフォーのやりたい放題には、まさに「勝手にしやがれ」と呟きながらも、ラストの成長には顔をほころばしてしまう。 (ナム太郎)[投票(1)]
★3ルームメイトとやり取りするキョーコの芝居が強烈なのは、演出の統制が及ぶべくもないからだ。あの不穏さは、感情のマグマ溜まりとして働き、語彙の制約でそれを直截に表現できないほど、官能のほてりは匂うように、大気に拡散する。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★4緩急あるカット割り。それに合わせようと奮闘する(しているように観える)役者。コメディタッチだけどそのせめぎ合いがスリリング。 (ドド)[投票]
★3多少滑ってるところもあるが遊び心満載。 勝 手 に し や が れ  (赤い戦車)[投票]
★3前半はシュールなおかしさがあっていいんだけど、キョウコさんと出会ってからはどうも煮え切らないなあ。その煮え切らなさがアントワーヌなんだけどね。 (_)[投票]
★4柔らかい肌』の返歌とも取れる(プレゼントした絵画の処分について同じ遣り取りがある)、自己諧謔と遊び心満載の不倫劇。ベッドで「眼鏡、お願い」とか、レストランで「彼女全然判ってないんだ」とか、タクシーで「やさしんんだね」などの台詞に、元祖フェミ男(死語)たるアントワーヌ=ドワネルの真骨頂を見た。 [review] (町田)[投票]
★3監督、ちょっと遊びすぎじゃないですか? (ころ阿弥)[投票]
★4山田恭子の謎は総て一言で片付けられる。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4な、な、なんて小技のきいた映画なの!草間彌生のようなパンダメイクのキョウコさんが、日本語ではイケイケ姉ちゃんぽくなるとこや、鬼(頭に刺さった棒が角に見える)に扮する妻、バルテュスの絵の登場(バルテュスの奥様は日本人)、そして「勝手にしやがれ」。こういう笑い、好き。 (Linus)[投票]
★4トリュフォーのお遊びに満ちた映画。勝手にしやがれ! (熱田海之)[投票]
★4主人公を食ったキョウコさん。 [review] (24)[投票]
★4私が一番気になったのは、ユスターシュに電話してるところかな。 (beatak)[投票]
★4冒頭の白い花に着色する仕事をしているアントワーヌのシーンの美術装置の面白さと撮影の美しさよ。アントワーヌが不倫する日本人女性が残したメモ! (ゑぎ)[投票(1)]
★4何をやっても、アントワーヌ・ドワネル。寅さんに匹敵する愛すべきキャラクター。親戚などにいると一番困るタイプという点でもそっくり。 (ジェリー)[投票(1)]
★4郷に入れど自文化強要のキョウコさんには感服。それにしてもあのエンディング… [review] (ニュー人生ゲーム)[投票]
★5 アントワーヌ・ドワネル、大人になる(ちょっと遅いぞ)。 [review] (にくじゃが)[投票(3)]
★4レオーの就く職業が面白すぎます。あのユロ氏はタチに派遣されたニセユロ氏の1人なのだそうですよ。 (tomcot)[投票]
★3ジャック・タチ監督の『僕の伯父さん』シリーズの主人公、ムッシュ・ユロがちょこっと友情出演しているところが嬉しい。トリュフォーの粋な計らいに感謝。 (evergreen)[投票]
★3これで彼らも一端の夫婦。 ()[投票(1)]
★3いくら当時のはやりメイクとはいえ、きょ…今日子のアップはこわかった。でも今日子のルームメイトとの諍いはかなり笑えた。 (nene)[投票]