★3 | 都合のよい真相はおおよそミステリーとは呼べない代物だが、
意味深なホモセクシャルシーンや女との濡れ場でも決してハメを外さない中立なスタンスと堅実な演技をする三浦友和は(よい意味で)今とまったく変わらないことに驚く。
(TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | 画面の奥と手前という構図、その空間。奥には常に北九州の風景が控え、手前では人間達が蠢き回る。そういう空間の演出だけでも、昨今の映画には全然ないことだと思う。三浦友和独特の「つかず離れず」の若者像。それ取り巻く群像達もまた、個性的で魅力的。 (鷂) | [投票] |
★3 | あの姫田ではなく原一民撮影のせいか、驚くほど神代臭のない素直な作りで、神代偏愛主義者には拍子抜けするほど見やすく分かりやすいのだが、それは長所でもあり短所でもあるという皮肉。当時の三浦友和は、ことのほか素晴しかったという30年ぶりの発見。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | ミステリーとしてもサスペンスとしても社会派ドラマとしても悲劇としても喜劇としてもポルノとしても中途半端。若山富三郎やいしだあゆみの位置付けも曖昧でよく判らない。結局父と子の話になっちゃったのかな? [review] (熱田海之) | [投票] |