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[コメント] 激動の昭和史 沖縄決戦(1971/日)
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★5豪華な俳優陣が入れ替わり立ち替わり登場。そう。この作品には主人公は無くて良いんだ。強いて言えば全員が主人公なんだから。 [review] (甘崎庵)[投票(6)]
★5海軍太田少将の遺言:「県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ・・」 本土に生まれた私達は、これ以上オキナワに何をさせようとしているのか? [review] (sawa:38)[投票(5)]
★5「世界に一つだけの花」の周りは死体だらけだという事実。そして、花は彼等の血を吸って咲いている。目を背けるな!それが事実だ! [review] (荒馬大介)[投票(4)]
★5やり場のない憤怒をフィルムに叩きつける岡本喜八。もしフィルムという凶器があるならば、それを狂ったように振り回して全てのものをぶっ壊そうとする監督の姿がスクリーンから透けて見える。これを見ると沖縄の人々が日の丸を焼きたくなる気持ちがよくわかります。 (すやすや)[投票(3)]
★4戦闘のリアルさという点では後年の『プライベート・ライアン』などの方がはるかに優れているが、戦争による25万人という膨大な数の死に様を描くという点では、かつてないほどの、背筋が凍るようなリアルさを感じさせた。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★4ひとつの島レベルではもはやない、本土決戦の幕開け。そしてそれは、かつて一王国をひらいた民族のジェノサイドである。 [review] (水那岐)[投票(1)]
★4大日本帝国軍をそのまま映した事による効果が非常に大きい。それ自体が痛烈なメッセージ。日本人は昔の自国の姿を見て思い入れるからその様に苦しむ。 [review] (t3b)[投票]
★4繰り返される戦死と自決!捕まるより死をと言えば美しく聞こえるのだろうか、87年大阪生まれには到底理解しようがない。本音は死にたくないであろう人が真顔で死にますと言う様を、狂気と表現していいものか。狂気以上を、喜八はやってのけた。83/100 (たろ)[投票]
★4日本のチャールトン・ヘストン=丹波哲郎。今回はスーパー参謀長。壮絶な戦闘。壮絶な死体の山。壮絶な爆発。爆発昭ちゃん本領発揮。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★3構成としては、軍司令部の小林桂樹仲代達矢丹波哲郎を軸にして、一部の重要な繰り返し登場する役(軍嘱託の散髪屋になる田中邦衛や、軍医の岸田森、前線の高橋悦史、戦場を歩く幼女など)を除けば、その他の登場人物は、軍人も民間人もほぼ等価に少ない見せ場を与えられているに過ぎない。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★3岡本喜八新藤兼人の情報処理能力の高さ。各階級・部隊の軍人から老若男女の民間人まで膨大な量の人物の運命を、実際の兵士の遺書・川柳や米軍戦史の引用まで駆使して語り倒す。しかし演出の力の入れ具合から云えば、これはあくまでもさらっと撮り上げられた作品だ。面白さの点では今ひとつ。 [review] (3819695)[投票(3)]
★3喜八が撮った意義の余り感じられぬ、ほぼ完全なる新藤兼人作品で、終盤など今井正版『ひめゆりの塔』とまるっきり同じである。しかし、それでも胸が締め付けられるのは、私も彼らと同じ日本人だから。何の為?誰の為だ?何故、彼らはそこまでせねばならなかったのか?そして何故この国に、未だに戦争を肯定してる奴らがいるんだろう? (町田)[投票(3)]
★3沖縄に育つと、6月23日は意識せずとも特別な日となる。慰霊の日として祝日となっており、学校も休みになるからだ。その事を、あらためて痛感させられる作品だ。 [review] (irodori)[投票(1)]
★3小林桂樹丹波哲郎仲代達矢の超豪華司令部トリオが無能でひどすぎる。幾分マシな仲代の悲劇フェイスが炸裂する暇もないほど大量虐殺をドライに描いて圧倒的。沖縄には足を向けて寝られない。 (ペンクロフ)[投票]
★33.5点。岡本喜八の能力の高さは伺えるが、数珠繋ぎにされたダイジェストという印象を拭えず。それでも後半摩文仁への撤退戦辺りからは、気象・時刻・地形のバリエーションが増え面白い。沖縄民謡の主題を盛り込んだ佐藤勝のテーマ曲は珠玉。池部良高橋悦史岸田森ら良い顔つきの役者が次々と登場し、大作を観ているというわくわく感は存分にある。 (赤い戦車)[投票]
★3史実に忠実な分リアルに感じられた。でも戦闘シーンはちゃち (蒼井ゆう21)[投票]
★2撮られるべき被写体は『ひめゆりの塔』や『沖縄の民』の縮小再生産、付け加えたのは責任者である牛島中将の美談、では話にならない。沖縄の人は怒るんじゃないのか。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]