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[コメント] カサノバ(1976/伊)
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★3だんだんとかつての鋭さがなくなってきたフェリーニ。カサノバの悲哀は、インスピレーションを失いつつあるフェリーニ自らの姿か? ただ、ニーノ・ロータの音楽は出色の出来だ。 (若尾好き)[投票(3)]
★2性豪としての実力のほどを、覗き見という、映画的な欲望の許に晒すカサノバ。彼の性交のBGMを奏でるのがオルゴール=機械仕掛けというのがまた映画の暗喩を思わせる。彼の最後の愛人は、紛れもない真の愛人ということだろう。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★4カサノバへの愛着や優しさを感じさせない突き放した作りはらしくないが、とにかく凝った美術&衣装、それが堪能出来る派手な宴、絶倫対決など印象的なシーンは多い。 [review] (ドド)[投票(2)]
★3後半の老いた痛々しさが、作品全体をイメージづけてしまった。「種馬の悲哀」以上のものが見えてこない。 [review] (ざいあす)[投票(2)]
★5「瀉血だっっ!!」 [review] (ふかひれ)[投票(2)]
★4あくまで人工的に作り上げられた美の心地よさ。それはセットに限らず登場人物それぞれに見出せる。機械仕掛けの彼ら一人一人の背中にネジがついていてジージーって音が聞こえてきそう。快楽のためというよりも辛い労働のごとく「いたす」カサノバさんには同情さえ感じる。出来は良いとは思えないがなぜか愛着のあるフェリーニ作品。 (モモ★ラッチ)[投票(2)]
★4カサノバの性的な満足と政治的な不満。 [review] (らむたら)[投票(2)]
★2散々派手な口上を述べ、奇天烈BGMに乗せて披露した性技について大使よりいただくご講評が「お前の正常位には独創性がない」。この渾身の一発ギャグ以上のものがほとんどない。化粧、衣装、お追従、いかがわしい知識、下品で退屈な宴、あらゆる虚飾で隠される貧弱な肉体。何もなし得ず、ただただ醜く哀しいだけ。 [review] (DSCH)[投票(1)]
★3放蕩の果ての虚脱や狂乱が行き着く諦念といったフェリーニのお手盛りモチーフだが今更なので対象への無共感が滲み出る。サザーランドは原型を留めぬまでに上塗りされ、贅の限りのセット美術と人工世界の構築にのめりこむ。まるで年寄りのオナニーだ。 (けにろん)[投票(1)]
★3 笑うに笑えません。カサノバさん目が血走ってるよ。でもお祭り場面とろうそくのシーンは好き。 (にくじゃが)[投票(1)]
★3イタリアの種馬はどいつもこいつも生卵。 (黒魔羅)[投票]
★3華やかさの中に、滑稽さ・虚しさが入り混じっていて独特の映像世界が展開されています。(ちょっとグロテスクですが) [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★2どんなアダルトビデオを見ても、あんな腰使いをする男優は見たことがない。 (ボヤッキイ)[投票]
★3ドナルド・サザーランドの『コールガール』でのクールなイメージが、ぐっと変わってしまいました。今に至る『スペース カウボーイ』もドンファン。 (k-nag)[投票]
★2またしてもフェリーニの分厚い壁に跳ね返された。ついていけない。 (24)[投票]
★3過剰な色事について描いているわけだけど、過剰な何かは何であれどこか滑稽である。夢中で食事していると突如そのことを恥ずかしく感じさせる力がこの映画にはある。 (ジェリー)[投票]
★3観ているうちに、あの海が、気にならなくなってしまった。人間は死ぬまぎわまで、欲望にとらわれて醜態をさらすということを、あきらめつつ暖かく見つめている監督と、その海のうねりが一致してる感じがして、なんだか、微笑ましくなってしまった。 (エピキュリアン)[投票]
★2中学生の時に見たせいか、ただスケベオヤジとしか思えなかった。 (めぐちゃ)[投票]
★3フェリーニの作品の中で決して点数の高いものではないが、なぜかフェリーニとくるとまずこの作品のカサノヴァの姿を想い出してしまう。なんでやろ・・・・・。 (minus-zero)[投票]
★4頑張ってるときの表情がキュート (kei natsui)[投票]
★4悲哀に満ちている。 (とんとん)[投票]