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[コメント] ラ・マンチャの男(1972/米)
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★4フィクションが現実に及ぼす効力をめぐって呻吟する以前に、どうにも逃れられない不穏さがある。そもそもその特定のフィクションは、社会階層を超えて、感傷を共有でき得るものなのか。 [review] (disjunctive)[投票]
★2色々と努力や工夫は見えるが、この脚本を舞台から映画に移したことによる演出上の自由が、却って作品の底力を奪っているのではないか――と、舞台を観に行ったこともない僕が思った理由→ [review] (煽尼采)[投票(1)]
★2中途半端に舞台版をなぞらないでもよかろうに。原作者が脚本を書くとろくなことはないという見本。主役の歌が吹き替えなのもがっかりだ。 ()[投票]
★3ミュージカル・ナンバーが今ひとつ魅力に乏しく、「滑稽さ」の演出にも独創性が欠けるので「滑稽さの果ての何ものか」が感動を呼ぶに至らない。ジュゼッペ・ロトゥンノの撮影はさすがに悪くないが、被写体との距離を誤っているように思えるショットもある。劇と劇中劇の交錯関係にももっと弁証法的発展がほしい。美術はよい。 (3819695)[投票]
★5この音楽は絶品です。「見果てぬ夢」もいいけど、ドンキホ−テがサンチョと出発する時の曲が一番好きです。 (カレルレン)[投票]
★2狂人を極度の色眼鏡でも冷視でもなく把握できるようになった今、このキャラクター設定そのものが無理であると感じる。卓抜したスターにどれだけ魅力的な演技をさせても、この脚本のうそ臭さと、編集のリズムの悪さと、画調の鮮度のなさが帳消しにしている。 (ジェリー)[投票]
★5ミュージカル臭さの苦手な人にも受け入れられる設定の妙、 すなわち、虚構の入れ子構造に注目してみよう。 [review] (ネーサン)[投票(1)]
★5「見果てぬ夢」1曲で、永遠に残る映画だ。死にそうに落ち込んでいても、勇気のわいてくる歌。合い言葉は勇気!! (イライザー7)[投票(3)]
★4誰もが心の中に持っている事だと思う。それを笑えるだろうか?老いた男の夢物語。確かにそうだろう。しかし誰もが奮い立たされた。心の中の勇者「ドン・キホーテ」によって。 (らーふる当番)[投票(3)]
★5迷いのなさは狂人のなせるわざ。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票(2)]
★5ドン・キホーテは叱咤する、なぜ希望を捨てるのだ、現実に甘んじるな、お前の望む人生を目指すのだ。彼は与える、夢を持ちつづける勇気を。私は信じる、不可能を打破する力を、受容精神を拒否する愛すべき「悲しい顔の騎士」は、我らの分身なのだと。 (KADAGIO)[投票(4)]
★4この映画を見た当時、ソフィア・ローレンは私にとって「ラッタッタのおばさん」だった。パッソル アンド パッソーラ、覚えてる? (りかちゅ)[投票]
★5正の意志をもった狂気のなんという強さよ。ピーター・オトゥールの瞳の澄み切っていること、ソフィア・ローレンの面構えの気高く逞しいことが忘れられない。主題歌の高らかな意志の賛美も心に染みる。 (水那岐)[投票(7)]
★5見果てぬ夢-永遠に実現することのない夢-だからこそ、人は夢を追いつづけるのでしょうか・・・主題歌“The Impossible Dream”の全文を掲げます。 [review] (KEI)[投票(2)]
★5怪しい俳優でしかなかったピーター=オトゥールがぼくにとって名優になったのは,『アラビアのロレンス』ではなくてこの映画だった。ソフィア=ローレンのアルドンサも良い。涙と希望の名作。強力にお勧めします。 (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★5ミュージカルものは嫌いなのだが、これは臭みがなくて良い。ドン・キホーテにあこがれる。 (pinkblue)[投票]