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[コメント] カッコーの巣の上で(1975/米)
- 投票数順 (1/4) -

★5To go, or not to go - that is the question; …この時代を超えうる名作を、そろそろ反体制という鋳型から外してミない? [review] (kiona)[投票(28)]
★5ラストシーンで、映画館で誰かが拍手をした。わたしも、慌てて拍手をした。手が痛くなるくらい拍手をした。拍手をする自分が嬉しくて仕方なかった。最初に拍手をしてくれた人。ありがとう。 (ALPACA)[投票(16)]
★5痛い。時計じかけのカッコー。 [review] (ろびんますく)[投票(13)]
★4自らの意思で踏み出す一歩の大切さ。 [review] (町田)[投票(12)]
★4強がって敵を作ると孤独に耐えなければならない。でももう一人の孤独と戦ってきた人間がずっと見ていてくれた。 (死ぬまでシネマ)[投票(9)]
★4管理社会と個人の尊厳、というテーマに施された性的な仕掛けが巧みだ。女権によって腑抜けにされた男たちを奮い立たせるジャック・ニコルソンは生命力の象徴である。 [review] (shiono)[投票(8)]
★4病院の婦長を管理社会の象徴として悪人だと一方的に決め付けているような善悪二項対立の映画だとは思えない、奥の深い映画だと思う。だからこそ、あざとさも感じない。誰もが普通だ、誰もが病んでる。この映画を観て開放感を味わった後、人を見る目が少し変化している自分に気がつく (モモ★ラッチ)[投票(8)]
★5「がんじがらめの垣根から三羽の雁が飛び立った。一羽は東へ、一羽は西へ、一羽はカッコーの巣の上を!」空に向かって思い切り両手をさし伸ばしたくなる映画。 (はしぼそがらす)[投票(7)]
★5ある日、一羽のカッコーがのある巣の上に飛び込んできました。巣の中は飛ぶ事を忘れた鳥達でいっぱいです。勇気を出して飛ぼうと、海へ行こうとカッコーは言いました。 [review] (半熟たまこ)[投票(6)]
★4カッコーとは、他の鳥の巣で自分の卵を生み育ててもらうそうだ。…同じ毛色の鳥の群れに独り迷いこんだニコルソン。そして巣から飛び立っていくもうひとりの鳥…感動の傑作である。これだから名画鑑賞はやめられない! (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(6)]
★5人間の尊厳について真摯に取り組んでいると思う。このようなテーマにありがちな、偽善的な感じがしなくて良かった。 (ガープ)[投票(6)]
★3題材にはセンセーショナルな魅力があるし、とても真面目に作られてる。が、これを観れば誰だって管理する側は悪だと感じるし、自由を求める側を支持するに決まってる。その点でいささか面白みに欠ける。 [review] (緑雨)[投票(5)]
★3ぼんやりとした諦念(レビューはラストおよび『狼たちの午後』の展開に言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(5)]
★5体制から逃げ出したい者、安住している者、だが彼はそのどちらでもなく理解していたのだ。どこにも居場所が無いって事を。冷戦時代ならではの脚本とも思える。何故なら今は皆が進んで従順な患者になりたがる、そんな世界になったから。 (sawa:38)[投票(5)]
★5あの婦長(ルイーズ・フレッチャー)のような人を、”マァム”などと呼ぶくらいなら、耳が聞こえなくたって、口がきけなくたっていい。 [review] (kazby)[投票(5)]
★4まず反体制があるわけではない。体制はいつしか硬直し殻を作る。殻の中では暖かな風が吹き抜け、穏やかな波の音が日々鳴り続ける。やがて人々は、その心地良さの中で思考を止め、全てが止まる。それを危機として嗅ぎつける人間の本能を反体制と呼ぶ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★5昔の精神病院の厳しい管理体制を見ることができる映画 [review] (にゃんこ)[投票(4)]
★3難解な映画だった。答えを求めてこのサイトにアクセスしてしまった。 [review] (秦野さくら)[投票(4)]
★3テーマはわかるんだけどね。主張映画? [review] (おーくらくん)[投票(4)]
★5正統派を避けながらも「逃げた感じ」が無いどころか原点を超えている? [review] (Bunge)[投票(3)]
★3ラストはとてもいいんだけど、私はとてもモヤモヤしてしまう。 [review] (うさぎジャンプ)[投票(3)]
★3ニコルソンらクセのある演技派を起用し反体制を訴えるなら映画自体をぶっ潰すくらいの気概がほしかったが、このフォアマンの演出はあまりにオーソドックス。そこが時代を超えた高評価に繋がっているのは分かるが、それではあまりにもつまらない。 (ナム太郎)[投票(3)]
★4譲り合わない考えの者同士の戦いの果て [review] (torinoshield)[投票(3)]
★4自由への渇望、希望の道の終わりはない。飛んでいったカッコーを皆は見送るだけなのか、それとも…。以下、コメントとあまり関係ないレビュー [review] (ミュージカラー★梨音令嬢)[投票(3)]
★4問題児ニコルソンが「祭りの後」でする、クールかつ満足気な表情に震えた。この映画のいう「自由」とは、このシーンのことをいうのではないか? なぜなら、人は「管理」を脱した新鮮な空気をそこに感じる時、彼のように微笑するものだからだ。 (若尾好き)[投票(3)]
★4「管理者」の善悪を明確に区別せず、あくまでその中間として描いた所が、観る者にその在り方を問う大きな武器になっているように思う。 [review] ()[投票(2)]
★3自由への「逃走」 [review] (FreeSize)[投票(2)]
★5チーフが微笑むたび、ジワッと涙が。 (poNchi)[投票(2)]
★5そう。郭公の子供は親の顔を全く知らずして、ただ産んでくれた。と言う事実だけで、自らの羽根で羽ばたき、巣を飛び出すのだ。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★4福祉職という職業柄、身を切られる思いで鑑賞しました。利用者にとってはワタシたちもああいう風に観られてるんでしょうか。 (ホッチkiss)[投票(2)]
★4カッコーの巣の上は決してみんな羽ばたけるんじゃなくて、落ちてしまうヤツもいれば、病気で死ぬヤツもいる。みんな大空に羽ばたきたいんだけれど、そう簡単にはいかない。普通に生きていける人々は普通に毎日の生活を送れるという幸福を忘れているのではないか・・・ (bluejetlog )[投票(2)]
★4重い。あの器械のように。そして… [review] (chilidog)[投票(2)]
★5この映画から現代の世界はどれくらい成長しているのか。池田小学校の事件は本当に腹がたつ。社会的入院はいくらでも存在しているし日本の政治家の体調の崩れ方は見事だ!映画は最高!でラストは音楽がマッチしている!ドグマ信仰者に見せたい逸品です。 (ジャイアント白田)[投票(2)]
★5衝撃的だった。頭の後ろを強く重いもので殴打された気分だった。いまだに痛い。 (つちや)[投票(2)]
★4J・ニコルソンをはじめ、俳優たちの演技は実に見事。でも、物語そのものには不快感を覚えた。ビリーには、ほんとの意味での「男」になって欲しかったなあ。精神病院のステレオタイプな描かれ方も、今見ると気になる。 ()[投票(2)]
★4特に奇をてらうこともなく正攻法で描いて成功している。このテンポは今では馴染みにくいが、慣れるとじわじわ来るのでした。ラスト70年代している。ジャック・ニコルソン、濃いですねえ。『シャイニング』もすごいけど。 (ぱーこ)[投票(2)]
★5ニコルソンは苦手だ。眉毛も濃いが、話も濃い。そしてこのマクマーフィという男。更に苦手なタイプだ。そんな男と精神病院の話かよと、少し引いて観ていたら、えっ!というシーンが3つ、有った。 [review] (KEI)[投票(1)]
★3病んでるはずの人々のほうが、人間らしさが感じられるのは興味深い。とはいえ、反体制派をいかにも応援させたくなるような流れには辟易する。病院側にだって責務や各人の正義があるのだから。 [review] (氷野晴郎)[投票(1)]
★3想像力を刺激する映画ではなかったが、大義名分の是非を問うた映画であるという見方をやめたときにこの映画の相貌は変わる。「原理主義」の戦いになってしまったがゆえの悲劇に私は見える。白と肌色が支配している領域に入ってきた黒い帽子。婦長の帽子の白との相容れなさがこの帽子に象徴されていた。 (ジェリー)[投票(1)]
★4ラストは映画史上に残る名シーンの一つだと思います。 [review] (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★3その帰結を含め「指導者」ジャック・ニコルソンの「物語」に必然性はあれど、全体としては娯楽映画の骨法に行儀よく収まっている。それは精神病院という場の特殊性と語られていることの一般性の按配の問題でもあるが、この題材を口当たりよく仕上げようとする演出はクレバーな判断に基づく。とも云える。 [review] (3819695)[投票(1)]
★5ジャック・ニコルソン演じる患者みたいなのが集団に入ってくると、管理者側としては困るんだよなあ。自分が特別みたいな顔するんなら、元々入って来なきゃ良いのに。でも、こういう人が大事なことに気づかせてくれることがあるからね。 [review] (サイモン64)[投票(1)]
★2シチュエーションで展開が観る前から想像ついてしまう、典型的な「出る釘は打たれる」映画。精神病院を舞台に使って我々にわざわざ説教するまでもなく、実社会の現実・事実のほうがもっとドラマチックで教訓多し。 (笹針放牧)[投票(1)]
★3前半ちょっとダルいが、後半はジャック・ニコルソンの演技もあいまって、比類なき迫力を見せる。しかし、ジャック・ニコルソンの内面を克明に描いてるとは言えないし、精神病患者の描き方もインパクトだけな感じで、上辺だけな印象は否めない。ジャック・ニコルソンのオスカーは分かるが、作品・監督・脚色賞を取るほどとは、正直思えない。期待しすぎたか?['05.7.1DVD] (直人)[投票(1)]
★2数年前にテレビで精神病院の実態というのを放送しているのを見たが、既に患者を一人の人間として見なしていなく、ペットのような扱いをしていたり、看護士さん(この人が恐ろしいんだけど)は自分のストレス解消の為に患者を殴ったりしていると告白していた。 [review] (TO−Y)[投票(1)]
★3衝撃的なまでに印象に残る作品。だが同時に疑問も多く浮かぶ作品。 (tomomi)[投票(1)]
★4難しい映画だ。ただ非常に怖いと思ったのは、現代社会では、自分自身がカッコーの巣の中にいることすら気付かないかも知れないということ。人間が築き上げた管理社会が、人間自身を狂わせていると思える様な出来事が多い今日、この映画には深く考えさせられた。 (Pino☆)[投票(1)]
★5《病院》と云う名の牢獄に、《入院》と云う名の鎖でつながれた、《患者》と云う名の囚人たち。 [review] (わさび)[投票(1)]
★4自由への強い希求より、安易に管理される側に身を埋めてしまう事への警鐘として、現代人(つーか自分)にこそ必要な映画かもしれない。 [review] (ざいあす)[投票(1)]
★5婦長さんがただの悪役にとどまってない所に、この映画の深さがあるのかな。 (youone)[投票(1)]