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[コメント] 愛情萬歳(1994/台湾)
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★4三者三様の孤独を台詞ではなく、あくまでも視覚的に表現しようとしているのが良い。台詞がないことで我々観客は画面を読むのではなく、観ることを余儀なくされるのだ。ハイヒールやブザーの音、そういった日常的な環境音をうまく取り入れている。ラストショットでは顔に太陽光が当たると一度泣き止み、再び泣き出しそうな気配を見せたところでエンドロールへ。被写体に注がれる眼差しの按配が見事だ。 (赤い戦車)[投票]
★2「都会の孤独」といったものだけはひしひしと伝わったけど;「評論家向けの映画」という感じ。台湾では「台北=東京砂漠」という図式が成立するのか。 [review] (YO--CHAN)[投票]
★4孤独は人から喜怒哀楽という感情を奪う。喜怒哀楽は他者との関わりの中で起きる精神の自然な発露であり、必ずそこに肉体が関与しなければ得られないSEXの悦びとは別のものだ。だから人は、孤独に耐えられなくなったとき自らを救うため負の感情を爆発させる。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4この映画には、愛情が満ち溢れている。とはいっても、カメラ(監督)の被写体に対する愛情のことであるが。公園で一人泣く女を写し続ける視線が可能だということを知るだけにでもこの映画を観る価値はあるだろう。 (hk)[投票(1)]
★5都会には一切の紐帯を断たれ、自分がそこにいることの意義も見出せぬまま生きる人々がいる。たとえひととき心を通わせ合うことがあったとしても、やはりそれは何かの間違いにすぎない。 (ハム)[投票]
★3ツァイ・ミンリャン作品を楽しむポイント。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(3)]
★5愛情萬歳』。なんと皮肉なタイトルだろう。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(3)]
★4極端に少ない台詞、表情と感情に乏しい登場人物、動きのない映像。最後は不覚にも睡魔が…。でも嫌いじゃない。埋めようのない空虚感の中で自分を見失う人々を冷めた視点で描くが、だからこそラストシーンが強く胸に響く。彼女の肩をそっと抱きしめたい。 [review] (ぷり)[投票(2)]
★4やっぱスイカでしょ。しづかにこみ上げてくる映画です。しかし、この作品のあらすじ書けるヒトはいるのだろうか・・ [review] (evergreen)[投票]
★3ドキュメンタリータッチの手法は是枝裕和と似ているが(おっとこっちが先だっけ)、是枝に比べると静か過ぎる世界は生気に乏しく躍動感に欠ける。[Video] (Yasu)[投票]
★1映画が終った瞬間みんな一斉に怒って席を立った映画。ラストの長回しは何を意味するのでしょう。本当に教えて下さい、この映画はどこがいいのか! (ばんばん)[投票]
★1最初20分以上台詞なし。「間のとり方の上手い映画」と「ただ退屈なだけの映画」とは違います。これは後者。 (ハミルトン)[投票]
★5暗く孤独な話だが、陰気とは感じない。ゆったりした流れと3人の乾いた孤独感がなぜか心地よく、まだ終わらないで欲しいとまで思った。救いのない話になごんでる自分は変かな。 (mize)[投票(3)]
★5マジなんだか、ふざけてんだか…映画館で声を出して笑った数少ない映画。 (あくあまり)[投票]