★3 | 階級の再生産から脱しようとする普遍的な主題を定着させている。庭師の件で、息子に発現した教育の効能を父親がよろこぶところが、その最たるもので、同時に、そうすることで父親は自らの造形的な奥行きを広げている。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★3 | 親に頼る発想は端からなく、教師や大人たちに訴える気もなし。まして宗教など・・・。兄ちゃんの驚くべき大人社会からの自立心と現実認識力は、イスラム革命前のイランを20歳まで謳歌したと思われるマジッド・マジディが次世代に託す「力」の象徴だろう。
[review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | ナンは折れたけど、心は折れてないぜ。 (Lostie) | [投票] |
★3 | この貧しさを国の記憶として共感できる世代は昭和40年代生まれくらいまでかなあ。「丸山真男をひっぱたきたい」この国の貧は、この素朴な貧に今ももがく多くの他国とはきっと共鳴できないんだろうなあ、とかそうではないのかしら、とか。 [review] (ロープブレーク) | [投票(3)] |
★1 | 話が冗長で展開の遅さが辛い。イランの貧しさを痛感。でもこの兄妹はかわいい。 (NAO) | [投票] |
★4 | 子供たちに、「見せてもいい映画」を探すのすら難しい最近。甘い考えは重々承知ですが国家や貧困など大人のフィルターを掛けずに観て欲しい。本作のように、「見せたい映画」の登場を期待してしまいます。 (NOM) | [投票(1)] |
★4 | プーマやアシックスなんて買ってもらえず、月星で我慢していた自分は恵まれていた (TOMIMORI) | [投票(4)] |
★3 | この世には、どうにもならない貧富の差というものがある。それを目の当たりにした親子の驚きが、そのまま私の驚き。物語はこの問題をさらりと通過してしまったが、何よりも印象に残った。2004.12.20 (鵜 白 舞) | [投票] |
★4 | そうそう、子供の頃って今思えばどうってことないことでも、まるでこの世の終わりが来たかのように絶望して、悲しくて仕方なくなったもんだよなあ。お兄ちゃんの目からポロポロ落ちる大粒の涙を見て、その気持ちを懐かしく思い出した。 (緑雨) | [投票(2)] |
★4 | 泣き虫な兄ちゃんだが、その涙は間違っていない(と思う)。きれいな涙だ。 [review] (らーふる当番) | [投票(2)] |
★3 | 動きに感動がない、刺激がない、ので映画的興奮は全くないけど、ストーリーと子供に乗せられた。不覚。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | こどもたちに見て欲しい映画だなぁ。オトナとしては、凡庸・・・な映画だと思う。でも、見終わったあとに幸せな気持ちになっちまったもので★4つ。 (AKINDO) | [投票] |
★4 | 映像美もあり、涙を流さずにもいられない映画。純粋な家族愛。日本人の感覚でこれは作れないでしょう。 (megkero) | [投票] |
★3 | スポ根めいたマラソン大会をクライマックスに持ってき、しかも、あらずもがなのスローモーションで盛り上げるというのが、どうにも画龍点睛を欠く感じで、それまでの3分の2にわたる抑制された慎ましさが霞んでしまった。ラストの突き放し方は良い。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | こちらの心にすうっと入ってきて、いい映画だった、いいものをみた、と素直に思った。いやらしい不純物がない(あるいはそう感じさせないようにしているのがうまい)。 (なつめ) | [投票(1)] |
★5 | 人々の控えめで優しい感情の機微がよく描けている。多くを語らなくてもすべてが理解できる感じ。 (しなもん) | [投票] |
★3 | 素晴らしい。流れる靴、滑り降りる自転車…。それらの演出を見ていると本当に幸せな気持ちになる。しかし、それ故に安直なスローモーションが私には耐え難いのだ。それくらい許したら?と言われそうだが、これだけはお兄ちゃんに泣かれても譲れない。 (ナム太郎) | [投票(3)] |
★4 | 私と彼らの一日の重み、そして涙の純度の較差を痛感。 (never been better) | [投票] |
★4 | アラーは自ら助くる者を助く。[Video] [review] (Yasu) | [投票] |
★2 | 臆病だから、不器用だから、「武士は食わねど高楊枝」だから、いつも貧乏クジを引く主人公一家。何故その一言が言えないのか?つまり→ [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★5 | 子供はみんなテッテコ走る。 [review] (niko) | [投票] |
★4 | いつかの風景。 [review] (1/2(Nibunnnoiti) | [投票(1)] |
★5 | いい映画。全編がやさしい心に支えられている。イランの映画は初めて観たけど、こういう映画を観ると世界の感性は共通なんだと思える。 (buzz) | [投票] |
★3 | ボロボロの靴一足による一連の物語なのに、少年がLe○のジーンズを穿いているのはいかがなものか。経済的に裕福な日本でさえ貧乏な人はユニ○ロ、あまつさえより安いシ○ムラのジーンズを穿いているというのに。 (てべす) | [投票(1)] |
★5 | たった一足の運動靴だけでこんな感動的なドラマが生まれるものなんだなあ・・ [review] (ゆち) | [投票(1)] |
★5 | 映画を見終わったあと、自分の子供の頃のことを誰かに話したくなりました。そんなに貧乏でも物がなくて困った経験があるわけでもないのにね。聞いたら、夫も、そんな気になったって。 [review] (イライザー7) | [投票(1)] |
★2 | ラストが嫌い。どこで感動するのかがわからない。『太陽は、僕の瞳』の方が好き。 (ぱちーの) | [投票] |
★5 | イランでも普通にマラソン大会があることを知れてうれしかった。走るにはやっぱり靴ですよね。あれ? 何か違うぞ・・・ [review] (スパルタのキツネ) | [投票(1)] |
★5 | なんでお父さんはあんなにドジなんだろうとは思うけど、良いよねぇ。『自転車泥棒』と重なる部分が多いけど、妙に明るい。異様に明るいと言っても良い位に明るい。すぐに泣く主人公の涙も悲愴感がなくて・・・・これは妹のおかげなのかなぁ? (ironman) | [投票] |
★4 | ♪笑って〜笑って〜笑っておにいちゃ〜ん 泣きべそなんてさよなら、ねっ!抜かしちゃダメだぞ〜♪指立てるのかわいいね、いい人しかいない世界に心洗われた。 (nob) | [投票(1)] |
★4 | ラストをもう10分延ばさなかった理由は? [review] (sunny) | [投票] |
★4 | お兄ちゃんの方が見せ場なんだろうけど、妹の走るシーンの方が好きだったりする。 (ペンギン) | [投票] |
★4 | なんかこー、ええ話やん?(かなり思い出しコメント) (ミッチェル) | [投票(1)] |
★5 | オープニングの靴を直しているシーンから不思議にも一気に惹きこまれてしまう。既にそのシーンから大切な感覚を思い出させられ、感動する。 [review] (m) | [投票(4)] |
★5 | 兄弟ふたりがとてもかわいらしい。そして、ラストの終わり方が好きです。 (makoto7774) | [投票(1)] |
★5 | 全編に漂うこの清々しさは「幸せ」の形のシンプルさに起因している。それは『太陽は、ぼくの瞳』と一対をなし、さながら陰と陽のように絡み合っている。 [review] (るぱぱ) | [投票(4)] |
★4 | とても、綺麗な、お話だと思いましたね。 (ちい星) | [投票(1)] |
★4 | イラン映画入門に最適。他のイラン作品よりもかなりベタな表現だが、イランの生活の様子はこれが最もよく分かる。道路の中央に排水路があるのがいちばんのカルチャーショックだった…。そりゃ靴も落っことすって…。 (埴猪口) | [投票(2)] |
★5 | 自分の中の偽善と壮絶な戦いの末、猛烈に噴き出た涙。 [review] (フランチェスコ) | [投票(13)] |
★5 | ふとした瞬間に蘇る記憶のようなもの。それが私の記憶でなくても。 [review] (つゆしらず) | [投票(3)] |
★4 | 靴を取り戻そうと、女の子の家にいったのに…。あのときの妹の顔。私は最近ああいう顔をしたことがない。何でもかんでも我慢しないで手に入れているもん。 (ばうむ) | [投票] |
★4 | 今の日本、物があふれすぎていて、物事の本質が見えなくなりつつある。 [review] (mimiうさぎ) | [投票(5)] |
★5 | 温かい気持ちになれるし、イランの日常が垣間見え楽しかった。兄妹の素敵な純朴さを「それを失った」日本の子供に当てはめて憂うのはナンセンスだと思うし、そんな事期待もしてないと思う。楽しかった! (MUCUN) | [投票(4)] |
★4 | 花や木、掃除した部屋に差し込む西陽、虫や動物、子供と見つめ合う瞬間に愛の空気を感じる。そんな一瞬を捉えた美しさがこの映画の魅力。彼らがエアジョーダンが数万円と聞いたら…もっと中東を学びたい。 [review] (peaceful*evening) | [投票(11)] |
★3 | 妹の「ヤダ」。正直で可愛い。 [review] (chilidog) | [投票(3)] |
★4 | 四十年前の日本はたしかにこうだった。でも、四十年後のイランが現代日本のようには到底なれないだろうというのが悲しい。 (りかちゅ) | [投票(2)] |
★4 | 単純なストーリーでここまでいい映画にするには子供が必要不可欠。どうしても感情移入してしまう。純粋さって見ていて心地がいい。高校野球みたいに。 (ガモン) | [投票] |
★4 | 最初の邦題は「天使のような子供たち」だったっけ・・・ [review] (k5001) | [投票(1)] |
★5 | うまくいかないとすぐ泣いちゃうお兄ちゃんですが、妹のためならこんなにもがんばれちゃうんだよね。この国には大きい家にも小さい家にもちっさな天使はいるんだよ。 鑑賞後、無性に靴が洗いたくなった。 [review] (WaitDestiny) | [投票(9)] |
★4 | 「悪の枢軸」と糾弾されたテロリスト国家の作品。国際政治を分析するよりも、この作品を1本観るだけで判る真実がある。私はあの兄妹を忘れない。 (sawa:38) | [投票(16)] |