[コメント] 不安(1954/独=伊) - 更新順 (1/1) -
歌劇場のボックス席に元愛人が闖入してバーグマンの指輪を奪っていく辺り、カフカのような不条理の手触り、意味不明の可笑しさがある。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
シンプルな話だがとても面白い。バーグマンの夫が子供を厳しく叱りつけるシーン、バーグマンは自分の罪をとがめられたような気持ちになって、それが態度に表れる。後ろめたい事実を隠し持っている人間特有の、微妙に落ち着きのないリアクションがリアルだ。 (太陽と戦慄) | [投票] | |
バーグマンには、「自分の表情は常に中立だが、観客がそこにいろいろな感情を汲み取ってくれる」という意味の発言があった。本作を観ていて納得したものだ。 (丹下左膳) | [投票(1)] |