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[コメント] アポロンの地獄(1967/伊)
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★5神話世界から現代という地獄へ落ちたオイディプス。人間に原罪という苦しみを与えた神に対しての憎しみの詩・・・。 [review] (Myrath)[投票(1)]
★4即物性を極めた描写と異形な面々、無国籍な音楽でトリップさせられる。この作風は新藤兼人等を想起させられ、同時代性を感じさせる。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3終盤。現実の所で彷徨して人がサングラスをかけたり、主役のイケメンの人がカメラ目線とかそんな図式的なものは幾分ワカランでもないけど、 笛を吹かれても、、、統一感にかける構成やショットとか、いや、それが狙いだとしても、地獄というより珍道中めいて笑えるのですけど、、 (モノリス砥石)[投票]
★3深読みすると・・・ [review] (TO−Y)[投票]
★5パゾリーニ映画の、画面から滲み出てくるような不気味さ恐ろしさは一体何なのか?迫力に満ちた顔のアップ、差し込む太陽の光の美しさ。字幕の挿入による特異な語り口にも魅了された。 (太陽と戦慄)[投票]
★4赫奕たる逆光に導かるるまま、当所もなく彷徨う若者は、自らの忌まわしい過去に復讐され、盲と成り果てて誰もいない未来へと逃れ去る。全く以って普遍的な物語である。そして原点への回帰願望とは、エディプス・コンプレックスの究極形であるのかも知れない、なんてことを思った。 (町田)[投票(1)]
★5ロケ地、イエメン(?)も含めて、この映画そのものの荒涼たる風景は、ボクの原風景になってしまった。 (まご)[投票]
★3「人間は元来たところに戻ってくるのだ」とオイディプスは独白する。だが、それは何を指しているのだろう?罪への断罪とすれば無意味に過ぎるが…。 [review] (水那岐)[投票]
★3監督が好き勝手やってるような気がしますが…ギリシア古典という屋台骨があるから観られるンでないだろうか。やはり映像にはとても惹かれる。 (かるめら)[投票]
★4ああパゾリーニらしい猥雑な映像。ただし、この落ちつきのない演出スタイルは私の好みではない。演出の力量は充分推し量れるのだが。オイディプスがさまよい歩くシーンの、主観ショットと客観ショットの不整合をわざとやった有名なカッティングも私には訴求しない。 (ゑぎ)[投票(1)]
★3ピエル・パオロ・パゾリーニの精神の有りようがそのまま再現されたかのように、時には執拗に、時には驚くほど淡白に話がつづられていく。無国籍な音楽と衣装造形が、テーマの普遍性を象徴するかのようだ。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★3パゾリーニは大和屋竺だ! [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★5脳裏に埋め込まれた言葉が体を震わせた。衝撃も物語と受け止めつつ涙が止まらない。魂の触れ合う感触に、時間が過ぎすぎた悲劇を責めずにはいられなくなる。告げられた約束や真実を、こんなに過酷に思った事は無いくらい背筋が凍った。憎くて酷過ぎる映画。 (かっきー)[投票(1)]
★4荒野やフランコ・チッティの 鬼瓦顔に音楽が見事にマッチしているから面白い。神話ものだが十分内容を理解できたのもよい。 (24)[投票]
★4話なんかどうでもいいんだ。すべては映像だ。 (_)[投票]
★3異様なテンションの王殺害シーンでカタルシスに酔いしれる。あの勢いをそのまま引っ張っていけたら大傑作になってた可能性大。でも映画としては成立してないかも。 (マッツァ)[投票]
★3オィディプスが、いちいちギャアギャアわめいて五月蝿い地獄。逆光の皆殺しシーンは息を呑むほど美しい。 (muffler&silencer[消音装置])[投票(2)]
★3砂漠に太陽。有名な神話でわかったつもりでいたが、今考えると西洋はコワイ! (ぱーこ)[投票]
★5まず、色彩が断然斬新。キレイ。その中で物語が進むが、最後自らの目を刺して歩き回るオイディプスは、急に現代に変わり現実に僕達の苦悩になる秀逸さ。最近そういうスケールを持ったドラマは見当たらないですよね。 (セント)[投票(2)]
★4過去と現在を行き来する盲目の王が、かたりかけてくることは? (ちわわ)[投票]
★4スフィンクスとの格闘シーンが印象に残る。独特の映像感覚が秀逸。 (yoda)[投票]
★3「道をあけろ!」と怒鳴られただけで、激高して皆殺し…オイディプスって、“キレる若者”の元祖だったんですね。 (黒魔羅)[投票(2)]
★3主演がちょっぴり野口五郎。現代と古代がとけあっているのもよし。ラスト好きです、さすが詩人。3.5点。 (ころ阿弥)[投票]
★4何でも無い場面がやたら美しい。しかし美術は中途半端に独創的。 (ズブロッカ)[投票]
★5おぉ、テーマはマザコンだな。イオカステがシルヴァーナ・マンガーノなのには参りました! (くろねずみ)[投票]
★4パゾリーニは難解そうだと敬遠していたが、さにあらず。日本の雅楽なども音楽として使っているが、違和感はない。 (丹下左膳)[投票]