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[コメント] 眠狂四郎人肌蜘蛛(1968/日)
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★3これはシリーズ中でも異彩を放つ変態映画だ。『吹けば飛ぶよな男だが』と同年の緑魔子が紫姫という色情狂、サディスティックな変態姫を演じ映画を支える。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3音楽からしてマカロニな味付け。緑魔子は希代の悪女になりえた造型だが、惜しむらくは画面に三隅研次ほどの緊張感が漂っていないこと。 (赤い戦車)[投票]
★4この作品はカルト映画として有名らしいが、確かに今(2011年)観ても“高い猟奇性”がある。しかし、その猟奇をぶった切るような狂四郎の“虚無”の冷たい圧倒的な存在感がはっと自分を我に返させてくれる。 (KEI)[投票]
★3とうとう遠慮なくビーチク出すようになったか。 (黒魔羅)[投票]
★4星川清司が渾身の意地悪さで描く王道から忘れ去られた者の狂気を川津祐介緑魔子が好演。緑の負のパッションVS.狂四郎の無情対決の凄まじいこと。お馴染の次から次ぎへの色仕掛け攻勢も、わかっちゃいるけど楽しい。渡辺文雄もいかにもな適役。 (ぽんしゅう)[投票]
★3マカロニ風味が強く、またエロの安っぽさもシリーズ最強でありまして、居心地の悪さを感じないでもなかったのです。 (ハム)[投票]
★4市川雷蔵の非人情ぶりも見事なら、対する緑魔子の人間離れした毒婦ぶりにも痺れる。外道揃いの世の中を、誰にも憚らずに己を貫き通す、豪華絢爛たる非人情の徒。こういうグロテスク・ビューティーな世界観には憧れますなァ…実は眠狂四郎は初見なんですけど(汗)。 (水那岐)[投票]
★4近親愛に人間狩り、なんでもござれの猟奇ぶり。シリーズ屈指の「化け物」兄妹川津祐介緑魔子を迎え、狂四郎がいつになくキレまくるが、不幸な境遇の者への優しさだけは変わらない。 [review] (AONI)[投票(1)]