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[コメント] 沓掛時次郎 遊侠一匹(1966/日)
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★4本作は原作(戯曲)の足りなかったところを補った形になった。つまり主人公時次郎の心情を更にハッキリ描いている。 [review] (KEI)[投票]
★4物語がウェットになればなるほど映画が凛としてドライになる不思議。錦之助と池内の強い眼力の賜物。歌舞伎の隈取の異形さが踏襲されており、突然の花吹雪や書割の美しさと併せ、舞台の伝統が継承され、見事に具現化されている。 [review] (寒山)[投票(1)]
★4加藤泰美学の結晶ともいうべき名ショット(画面のぼかした部分も演出されている。その凄み!)・名場面には事欠かない。が、これではあまりにコテコテすぎて窮屈とも思う。渥美清との絡みも短すぎる。任侠・時代劇以外での加藤泰をもっと観てみたい。 (赤い戦車)[投票]
★3渥美清のつかみ力、池内淳子の美貌、思わず「銀ちゃーん」と言ってしまいたくなる萬屋錦之介の華やかな雰囲気と、キャストは申し分ないと思うのだが、いかんせん話が面白くなかった。子役が棒演技すぎて、萬屋錦之介に「てめえは演技下手だなぁ」とこづかれて泣かされていはしないだろうかと不安になるくらいの棒。 (サイモン64)[投票]
★5ローアングルのキャメラに収められた空の抒情的な美しさに精魂吸い取られてしまう。シチュエーションの悲壮さを象徴的に視覚化した、まさに映画の仕事、映画の精華。ロケ撮影が素晴らしく、様式性を維持しつつ凄惨なアクションをカットで鮮やかにつなぐ腕前に唸る。 (ジェリー)[投票]
★4スタンダードな匂いがする。仁義に翻弄されるヤクザって喜劇かも。池内淳子の地味なようで女の部分を忘れない姿がいい。 (kenichi)[投票]
★4寅さん(渥美清)に釣られて見た。そして日本映画の素晴らしかった頃を観た。 [review] (きわ)[投票]
★4持って生まれた律儀さが、人の不幸を呼び、己に不運を招く。加藤泰の動と静のコントラストの効いた画づくりが、池内淳子渥美清東千代之介のピュアな生きざまと、時次郎(中村錦之助)の「生きる息苦しさ」を浮き彫りにする。 (ぽんしゅう)[投票]
★4一宿一飯の恩義の為に捨て駒のように扱われる“渡世人の虚しさ”を、テーマの一つとして明確に盛り込んだのが成功の秘訣だろう。 東映時代劇の二大アイドルだった錦之助と千代之介の“殺し合い”が、時代劇の終焉と仁侠映画の台頭を鮮明にする。 [review] (AONI)[投票(4)]
★5ホリゾントの空や紙っきれの雪が心を射抜く。たった今まで観てきたことを説明するかのように語り直す錦之助の一言一言が、なぜこうも胸を締め付けるのか。さまざまな演出技法を駆使して作られたシーンのひとつひとつが身を切られるように切ない物語を紡ぐ。これは、息を呑むほど美しい映画です。 (movableinferno)[投票(2)]
★5池内淳子が何も言わず出奔した後一年が経過する時間表現は何度見てもあっけにとられる美しさだ。彼女が錦之助に差し出す柿、二つに割られた櫛、加藤泰らしい道具立ての鮮やかさも特筆モノ。侠気に生きる男女の悲哀を濃密な演出で映画の感情として画面に定着させる加藤泰の手練手管を堪能することができる。本当に切ない。 (ゑぎ)[投票(2)]
★3筋を通した生き方が出来れば、何事にも後ろめたさは持たなくていい。解ってくれる人は必ず居る。しかし、通す筋がお互い相容れなくば地獄行き。侠道の天国と地獄をロジカルに構築した素晴らしい脚本。ただ、加藤泰の様式演出に一貫性がない。 (けにろん)[投票(1)]
★4確かに名作だが、同じ加藤泰×中村錦之助なら『瞼の母』の方が好きだなぁ。 (直人)[投票]
★5普通の仁侠映画のヒーローと違って少し肩の力の抜けた錦之助の漢ぶりは新鮮だった。 [review] (ハム)[投票]
★5細かい部分の作りこみ方が半端じゃない出来。これぞ活劇と言わんばかりに飛び散る血飛沫。爽快感の後に残る一抹の後悔。役者の中の役者中村錦之助の芝居も絶品。ただ→ [review] (マッツァ)[投票(2)]
★2俺ァ無個性なガキの出てくる話は嫌いなんだよ。長患いの病人の出てくる話もよ。 [review] (G31)[投票]
★5陰と陽を併せ持った錦之助の男振り、一瞬で客の心を掴む渥美清の喜劇性。シーン毎に懸ける情熱と、既存システムへの反逆精神に貫かれたこれこそ加藤泰最高傑作。”肩車のシーン”の空など魂抜かれます。 (町田)[投票(4)]
★5日本映画の隠れた名画。すべてのシーンが名場面と言ってもよい。萬屋錦之助渥美清の共演というのも贅沢。 (ジョー・チップ)[投票(2)]
★5錦之助、日本一の役者だ。 (maya)[投票(1)]