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[コメント] 鬼畜(1977/日)
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★4鬼畜は一体誰か。いや、それより・・・。88/100 [review] (たろ)[投票(1)]
★5[ネタバレ?(Y1:N3)] 目が合っちゃった [review] (pinkblue)[投票]
★3親に捨てられ、継母に疎まれ、父に虐げられる子供が可哀想過ぎる。捨てる菊代も菊代だが、お梅も嫌ならさっさと離婚すればいいのに!としか思わなかった。妻と妾との三者面談(しかも子供つき)はもうホラーとしか言いようがない。笑 [review] (IN4MATION)[投票]
★3「鬼畜」達の演技で見せるが、演出は一定調和の域を超えない。ただ、渡されたパンさえ口にしなかった子が、枝豆を食べさせてもらうシーンと、タワーで子どもが振り返るシーン、あとオルゴールの使い方、大竹しのぶが示す「大きなお世話」感はよい。 (ナム太郎)[投票]
★4特別にグロテスクな描写は無いのに、終始吐き気を催すような不穏さがある。 [review] (モロッコ)[投票]
★1まさに kuso eiga と呼ぶに相応しい映画でした (ユメばくだん)[投票]
★4明らかに半端じゃない力作なのだが正直言ってしんどい。 [review] (ペンクロフ)[投票]
★4ツタヤの100円レンタルで見たが、全編を支配する緊張感は100円では安すぎる。子供は親を選べないことが身にしみてわかる。 (saku99)[投票]
★4反復される愉しげな旋律が、むしろ呪いのように聞こえ、まだ何も起こっていない冒頭から既に、何やら不穏かつ凄絶な空気が立ち昇る。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★4大人とは、鬼畜という種が心に植えられた人の事なのかも知れませんね。その種が育つか育たないかの違いだけで。私もきっと鬼畜の種を持っている。怖い。 [review] (づん)[投票(2)]
★4野村芳太郎監督が頼んだのか、芥川也寸志が自分でやったのか、あの「ジョーズ」('75年/米)には驚きました。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
★4親と子供の間に立ちはだかる現実の壁。緒方拳演じる父親(素晴らしい演技だった)は、決して“完全なる鬼畜”ではない。むしろ、社会的にも人間的にも、最も弱き存在として描かれている。彼の演技を通して、作中では常に「生活が維持できない時に、親はどのように子供と向き合えば良いのか?」という疑問が我々に投げかけられる。 [review] (かねぼう)[投票(5)]
★5”現実は小説より奇なり”2008年、現代では日常的にニュースに流れるような話だが、背筋をぞっとさせる役者陣の演技に乾杯!日本人的ラストシーンに救われる。緒方拳さんのご冥福をお祈りいたします。 (billy-ze-kick)[投票]
★4緒形拳さんの代表作の一つということで観ました。ダメ親父の苦悩と葛藤をみごとに演じ切っていました。 (RED DANCER)[投票]
★420世紀版ヘンゼルとグレーテルへのオマージュ [review] (氷野晴郎)[投票]
★4うだるような暑さ、役者の肌にねっとりとはりつく髪。 その嫌悪感が最後まで続く。 [review] (寿雀)[投票(3)]
★5笑福亭鶴瓶が一時期「鬼畜」という言葉に凝っていて、ラジオでよく使っていた。この映画を見ずに使っていたのだが、ある日彼の奥さんと一緒にこの映画を見たそうだ... [review] (サイモン64)[投票(4)]
★3冒頭のタイトルバックのセンスは音楽の良さも相まって野村らしからぬ世界観の提示を期待させるが、後は普通。題材をボカさず徹底して突き詰めた気概は買いはするが正直凡庸な表現力だと思う。子役の無表情は誤魔化しと紙一重だ。 (けにろん)[投票(1)]
★3のらりくらりと常識を突破する緒形のほのぼの感がかえってホラー映画。子どもや動物ものはたまらんのであるが、度が越えて劇画調になってしまうとストレスは軽減されるようでもある。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★5内容を知らずに観た。タイトルからスプラッタな話を想像していた。実際は、スプラッタ以上に鬼畜だった。 (パグのしっぽ)[投票(2)]
★3岩下志麻小川真由美以上に男の子が怖かった。 [review] (檸檬)[投票(2)]
★4危機に直面したときに人はいかに行動するか。 [review] (koba)[投票]
★3岩下志麻、いくつ? 現代じゃ、保護責任者遺棄も簡単にできそうにありませんね。 (ぱちーの)[投票]
★5大泣きしてしまいました(本当)。 [review] (3WA.C)[投票(1)]
★5野村芳太郎の演出は演技、構図、照明、編集・・・ともに余計な感傷を排した「揺るぎがない」演出で実にいいと思う。映画演出のお手本という感じで、フリッツ・ラングすら彷彿させる。 [review] (ジョー・チップ)[投票(4)]
★5圧倒的に逃げ場の無いような現実の中で大人はその行動を制御するすべを徐々に失っていき、それに対して子供はその気持ちを代弁してくれる者を持たない。 これは本当に地獄だ。 [review] (あき♪)[投票(1)]
★5子供の眼、能登の夕陽、全てを見透かすような美しさに見据えられて、男はただ、泣き崩れる。エキセントリックさの中に宿る、繊細な感情、心の機微を、取りこぼすこと無く救い上げる野村芳太郎の手腕に、今更ながら恐れ入る。徐々に登りつめ、一気に下降する、東京タワーのシーンは圧巻! [review] (町田)[投票(8)]
★4子供たちのしたたかさと母親の明るさに着目して「誰も知らない」を絶賛する人たちへ [review] (てれぐのしす)[投票]
★4父と母は両親である前に、男と女であり情念の人だった。光り輝く太陽の生贄とされた少年は、親を裏切ることができない。子供はまず親を信頼する。そしてその愛は次第に、自己に向うという。まだ自己愛を知らない少年は、大人たちの矛盾に敵意を示さず、つぶらな瞳を社会にただ投げかける。 (Linus)[投票(1)]
★5もう何回観ただろうか?観れば観るほど、発見のあるまさしく名作。年を取れば取るほど、ラストは涙が止まらない。['04.4.7高槻松竹セントラル] (直人)[投票(2)]
★4この子供たちが将来どんな大人に成長していくのか… ラストの解釈はそれぞれだと思いますが、私は親を突き放したのだと思います。これが、まだ6歳の子供の出来る精一杯の復讐のように思えてなりません。 (ユキポン)[投票(1)]
★3「疑惑」の境界線を越え、「大義名分」と言う正義が、凡人を歯止めの利かない残虐行為へと追いやって行く。現実の「鬼畜」は、もっと優しげな顔立ちをしているのかもしれない。 (uyo)[投票(5)]
★3小品なんだ。俳優の演技を面白く見る映画ではあっても、作品そのものは馬鹿な大人の話に過ぎないから、深みはない。もっと突き放して作った方が良かったかもしれないね。 (セント)[投票(2)]
★4「強い」からこんな非道いことができるんじゃない、「弱い」からできるんだ。6歳の子どもをあんな泣き方(手放しで声を上げて泣くのではなく、歯を食いしばって涙をポロポロ)しかできないようにしてしまった罪は大きい。 [review] (はしぼそがらす)[投票(6)]
★4断崖の海空を染める絶景の夕陽が、この小心者を突き動かしたのだろうか。 子供の切ない嘘が、大人達の罪深さを浮き彫りにする。 [review] (AONI)[投票(7)]
★5デパートの食堂で女の子が言うセリフ。「よしこ、お父さんのこと大好きですよー」。・・・悲しすぎる。 (まグ)[投票]
★4辛い。観ていてこんなに辛い映画はなかなか無いだろう。特に、洗濯石鹸を頭からブッかけるシーンが本当に日常感を帯びていて辛かった。 (ダリア)[投票(2)]
★4捨てる女・小川真由美と、拒絶する女・岩下志麻。立ち往生する男・緒形拳。誰が悪いとか、どうすれば良いとか、考える余裕すら与えられず不快な世界へと引きずり込まれる。井手雅人野村芳太郎が仕掛けた蟻地獄のような不気味な日常。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5岩下志麻に恐れおののき、大竹しのぶに憤り、そして泣く・・・私 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★3描きたいテーマに対し監督がすべてを描き切れなかった印象が・・。DVにしても唐突というか発作的というか、もう少しやり切れなさのプロセスを丁寧に追って描いても良かった気が・・。 [review] (TOBBY)[投票]
★3離婚率の上昇、続く不景気、増加する虐待。初見の時には「なんてやり切れない映画なんだろう」って思ったんだけど、今や「やり切れない現実」になってしまっているのが悲しい。映画にはまだ救いがある。 [review] (Myurakz)[投票(8)]
★5臆病になった心には、悪魔が入りやすい。岩下志麻の強烈なキャラクター性よりも、僕は緒方拳の心の戒めに勝てない演技の方に目が向いた。(命令)どんなに卑猥で醜い言葉も(実行)行動と結果がなければ罪にはならない。怒りを感じることに嬉しくなる作品。 (かっきー)[投票(2)]
★4子供って、どんな目にあっても、最後まで親をかばい続けるものなんです。あまりに切ない映画。 (りかちゅ)[投票(2)]
★4相当トラウマとなったと同時に子供をもった今、ひとつの指針ともなりえる映画。今はまだ再見できる度量はありませんが、いつか見直したいです。「捨てる」という言葉はなんて血が通わないんだろう。ある一定の時間まで子どもは全身全霊で親を信頼してくれる。そんな関係、他にあるか?だから許せない。 (tkcrows)[投票(2)]
★4子供が大根だと言われているけど、そこをクローズアップしてみる方の人格を疑うね。ご飯を詰め込まれる前の子供の動きは、リアリティ溢れているし、その他の子供行動、喋り方も実際あんな感じだよ。程度の差こそあれ、現実に映画「鬼畜」の世界は身近に存在していると思う。 (ケーニヒィスティーガー)[投票(1)]
★3岩下志麻がおっかないおばさんと思われるようになったのはこのあたりからでしょうか?振り回される緒方拳の小人物ぶりも名演です。 (熱田海之)[投票]
★4コドモを生んでよかったと、ホントに思っているけど、どうして生んだの?と聞かれると明確に答えられない。私も、私の子も、あの子たちも、そう聞きたいんだろう。 [review] (Shrewd Fellow)[投票(9)]
★4映画を観てから知りましたが、岩下志麻は撮影の間ずっと役になりきってて、終了後やっと子役の子に笑顔を見せたけど、怖がってそばに来なかったそうですね。役者とは大変な仕事です。 (KADAGIO)[投票(3)]
★4長男の気丈さが悲しすぎる・・・。印象深い作品だった。 (クワドラAS)[投票]
★5緒方拳はこの手の役をやらせたら天下一品だね、個人的には旅館で父親が息子に酔っ払って告白するシーンが好き。 ()[投票]