★3 | 危ないような、それでいて平和なような…。原田芳雄の偉大さは十分伝わった!70/100 (たろ) | [投票] |
★4 | なんというか、いわゆる「時代劇」とは一味違う幕末を舞台にした映画作品です。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | 無血革命の竜馬。武力倒幕の中岡。何者にもなれない殺人者右太。違いはどうあれ、彼らは変装し、隠れ続ける。「ええじゃないか」の嘲りに巻かれ、どう頑張っても足掻いても彼らは社会的に透明人間として在ることしかできない。暖簾に腕押しの青春。しかも暖簾の先は血の海なのだ。「河原の化粧三人組」。行儀良く並んで座る背中のわびしさと居心地の悪さ。この滑稽と不条理に尽きる。哀切かつ凄絶なブラックコメディ。 [review] (DSCH) | [投票(3)] |
★3 | 「ええじゃないか」と来て食傷気味になってしまい、語り口のスタイルに目を奪われるが、実は記号的な作りなのかも知れない。かといって、ジャンル映画と同じ土俵に置いてしまうと、会話で話が進まないという評価になってしまう。 (disjunctive) | [投票] |
★3 | 若き日、青春。そんな彼ら出演者のエネルギーと『ええじゃないか』。革命ってこんな状態なんでしょうね。(2011/04/02) [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | 豪雨が吹き荒れるメインストリームから一旦脇に逸れ、束の間の緩い陽だまりに身を委ねる。それは泥濘の中の山椒魚みたいな体たらくだが心根は据わっている。ブロウアップされた16モノクロの粗いわだかまりの連鎖の中で真珠のように煌めく青春の輝き。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | まず田村正毅の撮影がすばらしい。それに加えて原田芳雄と石橋蓮司、松田優作の絡みの面白さ。更に松村禎三の音楽も映像に合っていて良い。全くもって傑作。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 「ええじゃないか」と民衆が乱舞しても、斬り合いが起こっても、男と女がまぐわっても、田村正毅の切り取る画面は常にひんやりとした冷たい質感を保っており、原田芳雄らの熱演はそれと危ういバランスをかたちづくる。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | ギラギラしたモノクロの画面に陰鬱な青春を見た。袋小路にありつつも夢を語る竜馬の必死さに泣けてくる。 (ハム) | [投票(1)] |
★2 | 制作当時の時代性を時代劇に映し出したらしいが、べっとりとした暗さに拒絶反応。何とか最後まで見たが、後半はほとんど記憶にない。 (檸檬) | [投票] |
★5 | 日本映画で最初で最後の最高の幕末映画だと私は思います。今回に限っては間違いないでしょう。芳雄さんに石橋さんに優作に桃井かおり・・そして黒木和雄。これが揃う喜びを知っているという喜び。そしてこの時代この映画の色、間、芝居、そして・・・やっぱ原田芳雄。天才が揃っている一番良き時代の日本映画じゃないでしょうか。 (たる雄) | [投票(1)] |
★4 | モノクロームの中に充満する男(原田)と女(中川)の、そして男(原田)と男(石橋)のエロティシズム。それは、死と隣り合わせでいながら生きることを強いられる若者たちが必然的に放つ体臭だ。だから右太(松田)は、同じ臭いの前で犬のようにたじろぐのだ。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 浅い被写界深度で、粒子が荒れ、暗部と明部のグラデーションが乏しいフィルムの古色にこの映画の命がかかっている。「竜馬のドラマ」ではなく「ある日の竜馬」がここにある。何でも写す神の目としてではなく、たまたまそこにあった1台の機械としてキャメラが機能することの正しさに立ち戻った映画。 (ジェリー) | [投票(7)] |
★0 | CATVで途中からしかみてないので、ちゃんと全部みたい。 (きわ) | [投票] |
★4 | 幾人かのちょん髷姿に僅かながらの時代劇性を再確認させられるが・・・これはまるで70年安保闘争の残党たちの挫折を描いた現代劇だ。誰も彼も時代劇なんて事は考えてはいない。だからリアルな肌感覚がおぞましい。 (sawa:38) | [投票(2)] |
★4 | 今から見ると時代性を垣間見てしまうが、石橋と原田のラストの語らいは愛と言ってもいいんでしょう。ちょっと驚いた(竜馬も驚いていたけれども)。映像が粒子が粗く、クローズアップの連続。グロさの方が目立つがこれも青春だなあ。 (セント) | [投票(1)] |
★3 | 竜馬暗殺を討幕派の内部抗争とした人間ドラマに重心があり、時代劇の形式という点ではやや不満。ただ破天荒ながらも、「幕末」という時代の大きな変わり目の中で、必死にあがく等身大の竜馬は、身近というか、生臭く感じられて、原田芳雄の熱演が光った。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★4 | 80年代に大学生になった私には、ただただ60年代、70年代に青春を迎えた方々がうらやましく感じられた。けだるさとやるせなさにふわふわしながら、重たいものにひきづられて立つこともできない3人。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★3 | 良い意味でATGらしい作品。原田芳雄、石橋蓮司、松田優作の男前な事と言ったら!中川梨絵の卑猥さも良い。['03.12.19京都文化博物館] (直人) | [投票] |
★4 | 人間臭さとテロリズム。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★4 | 最初に現われるのが尻も露わなフンドシ姿の竜馬。この映画のなかで卑俗の極みとなる彼は、世界雄飛を夢見る青年などではない。そして描かれる内紛と奇妙な愛。 [review] (水那岐) | [投票(4)] |
★3 | かっこよい映画でした、普通にかっこよい。
(あ) | [投票] |
★4 | 濃い墨汁を用いた一筆一描き勝負の水墨画の如き映像世界。記憶に残るは原田&石橋&優作トリオの白塗り顔と、対照的に真っ黒な血の色・・・・・ナリ。 [review] (AONI) | [投票(7)] |
★4 | 荒削りな生き様を見せる人々と荒い映像がマッチしていて良い雰囲気です。 (タモリ) | [投票] |
★4 | 原田芳雄と石橋蓮司の組み合わせが素晴らしすぎて、よだれが出そうだった。あと中川梨絵! ファム・ファタルというより危険な女神、か。 [review] (なつめ) | [投票(5)] |
★5 | 幕末を駆け抜けたつわものどもの夢の後は畳に染み込む血飛沫の海。 [review] (マッツァ) | [投票(3)] |
★3 | 役者が濃すぎ・・・。 (worianne) | [投票] |
★5 | だって原田芳雄に石橋蓮司、松田優作、桃井かおり、中川梨絵が出てるんですよ!
しかも脚本は清水邦夫だし撮影は田村正毅だし。。。
江戸末期と昭和の時代感覚をタイムワープさせた傑作としか言いようがないでしょ。 (OZU) | [投票(3)] |
★5 | クールさを取り払った役者たちの気迫の芝居。気合の入れまくった青春群像映画。 (ALPACA) | [投票] |
★4 | 汗臭くエキセントリックな原田芳雄の竜馬像が、当時は画期的だったに違いない。 (アルシュ) | [投票] |
★4 | 時代劇とは呼びたくない時代劇。年齢不詳のクールさ。 (カフカのすあま) | [投票(1)] |
★5 | 石橋蓮司の顔の狂気。みんな狂気です。いいですこれ。かっこいいです。 (pinkblue) | [投票] |
★4 | 殺気立った松田優作がいい。 (ユージ) | [投票] |