★4 | 達観と矜持の間を行き来する、ジョン・ローンの佇まいに痺れる。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★5 | 清朝 最後の皇帝・溥儀。映画の中で彼が心から望んだドアは、開かれることなく ことごとく閉じられていった。監督ベルトルッチ、撮影ヴィットリオ・ストラーロによる目の離せない素晴らしい映像。 [review] (ありたかずひろ) | [投票(2)] |
★4 | ベルトルッチが全てを手中に入れた上で構築したとは思えない。妖怪支配の退廃異世界が投げ込まれた幼児に形成を及ぼす過程には納得するが、後半の重層的史観には自己範疇のエッセンスしか窺えず薄っぺらい。論外の坂本は元よりローンも買えない。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 英語で中国皇帝の物語を作るところに、ベルトルッチはもしかすると映画を理解しているのかもしれない、と思わせられた、だって映画であって歴史絵巻じゃないんだから。ストラーロのカメラは、 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★5 | なんと言えばいいのか、「これが映画だ」ではなく「これは映画だ」と言いたくなるような [review] (週一本) | [投票(1)] |
★3 | さすがに長い。紫禁城は広い。時代に翻弄される人々の叙事詩。P・オトゥール先生がスコットランド人なので民謡「Auld lang syne」(蛍の光)の演奏で見送るシーンがいい。が全体に特に心に迫って来るものはなかった。それと‘教授’(坂本)に俳優は無理だね。 (KEI) | [投票] |
★5 | 一切はバッタの夢。ラスト、玉座を眺めるローンの表情。権力も罪も全てを知り全てから切り離された男のそれ。見事としか言いようのない筆致。映画が終わっても映画が追ってきた時空に取り残されたように受け手もまた玉座を眺める。マジック。 [review] (pori) | [投票(5)] |
★5 | それでもドアは開かない。 [review] (ナム太郎) | [投票(4)] |
★4 | モブに次ぐモブの映画。歴史ではなく物語。自己完結と予定調和とセンチメンタルなノスタルジア。恐らくはファッショを産んだ国の「作家」故の世界観。欠落ばかりのファミリーロマンス。
(鷂) | [投票(2)] |
★4 | ベルトルッチの作り出す華やかな映像美は、やや西洋から見た東洋のような印象もあるものの、素晴らしいの一言です。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | せっかくインク飲んでくれたんだから、お礼ぐらい言いなさいよ。82/100 (たろ) | [投票] |
★3 | 自分はせめて瓶の中のコオロギではなく、もっとあちこち飛び回れるコオロギで居たい、と思う。
けれど、いつも大きな瓶の中に閉じ込められているような感覚があるのは気のせいだろうか。 (代参の男) | [投票] |
★4 | 今更なオリエンタリズム描写や英語のために表層的な印象がする。そこが名作になりきれない理由か。あと坂本龍一の演技は異物感があって映画のリズムを壊していると思う。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] |
★5 | 権力を約束された一人の青年と、極東の海に浮かぶ幼い帝国が、無知と傲慢の末に迎える破滅の美しさ。 [review] (パグのしっぽ) | [投票(3)] |
★4 | 欠点は幾つもあるけれど、それを包み込むほどのスケール。興味を持つ契機になりました (cubase) | [投票] |
★3 | 皇帝ゆえの孤独の方が痛々しい。日本が作った満州国と言うハリボテが、滑稽に見えて仕方が無い。 (NAO) | [投票] |
★5 | ベルトリッチ独特のエキゾチズムが開花。清朝最後の皇帝を通して 激動する中国現代史を映像化。大きな歴史の流れの中では 皇帝といえど大海に浮かぶ木の葉のようなもの。ラストの抒情的な終わり方もいい感じ。 (ルクレ) | [投票(1)] |
★4 | あの少年の顔が絶対ジョン・ローンになる筈がない。 [review] (りかちゅ) | [投票(1)] |
★5 | いつも目の前でドアが閉ざされるやりきれない人生が描かれる。ドアが閉じるときにかかる曲が秀逸。ラストシーンで東洋的(仏教的)な観念が見事に描かれていることに驚いた。 (サイモン64) | [投票(1)] |
★4 | 溥儀役が4人おりましたが、前の2人と後の2人がDNA的につながっていないような気がします。わりとブチャイクだった少年が、突然美男子っぽくなるのが不自然で気になります。こういう時は、同系統の品揃えが豊富なジャニーズ事務所が強いのではないでしょうか? (カレルレン) | [投票(1)] |
★5 | 孤独とは、周りに誰もいない事ではありません。むしろ周りの人間から浮いてしまうから孤独感は増すのでしょう…なんと孤独な人か。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★2 | ズカズカ観光映画 [review] (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★4 | どこまで行っても塀の中。何十にもある扉。籠の中のコオロギ。やっと外に出れた。 (らーふる当番) | [投票(2)] |
★3 | 昔感じた隔絶感と今感じる共通点。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票] |
★4 | 孤独な少年が探し求めた色取り取りの蝶。高慢な青年が帰還を願った紫禁城という名の子宮の闇。彼をあざ笑う権利が誰にある?あのとき、誰も彼もが栄華と理想という、一組の黄色い乳房に縋り付いていたんじゃないか(そして今でも)。(160分版) [review] (町田) | [投票(8)] |
★5 | 中国が舞台であるのに登場人物は英語を話す・・・・・・そのディスアドバンテージを克服するほどの壮大さ、美しさ、哀しさがこの映画には、ある。 [review] (Keita) | [投票(3)] |
★5 | 虚しさを覚えたり、切なくなったり、いつも映画に入り込んでしまう。個人的に大好きです。胸の奥にしまってある一本。サントラも大好き。とにかくラストは何度みても暖かい涙がこぼれてしまう。 (エリ-777) | [投票] |
★5 | 誰もいない紫禁城をゆっくり昇るじいちゃん。これだけで絵になる。 (d999) | [投票(1)] |
★4 | 時代考証が微妙なのが残念。やっぱり中国中心に書くとこうなっちゃうのかなぁ。それ以外はホントに良かったから4点。 (aisha) | [投票] |
★3 | これ以上は無いが、これ以下も無い気がする(弱気) (billy-ze-kick) | [投票] |
★5 | 忘れがたいラストシーン。 [review] (NAMIhichi) | [投票] |
★3 | 壮大な建造物:紫禁城。名旋律すぎて自己主張してしまう音楽。皇帝だったけど、うれしくなかった、という雰囲気。
[review] (マグダラの阿闍世王) | [投票] |
★3 | サヨク的すり込みがやだ。 (ヒロ天山) | [投票] |
★3 | 溥儀に対し、日本の天皇は現在も皇居におられる。この差を考えると歴史が益々面白くなる。まったくリアリティーの欠如した作品だが、歴史浪漫への入り口程度には成り得る。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | この映画は力作なのだが、決定的な欠点が幾つもある。まずヨーロッパ人の視点で美術が描かれている。それが好きな人もいるだろうが、中国人は納得してない筈。
あと、題名は完全に間違ってる。今でも中国には皇帝はいるよ。 [review] (t3b) | [投票(4)] |
★4 | 皇帝溥儀は、19世紀という虫籠から20世紀に投げ出された悲しいこおろぎ。実物の紫禁城を使ったことて、ラストシーンが実に強いものとなった。
(ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 溥儀はヒーローではない。だのになぜ、こんなにも彼の人生に感動してしまうのだろう? [review] (Pino☆) | [投票(4)] |
★3 | 映像に壮大なスケールを感じてもスケールに圧倒されることはなく、紫禁城や音楽はいかにも東洋らしい雰囲気を醸し出そうとしているが、どこかが東洋らしくない。やっぱこの映画は英語って事が一番の失敗。誰か中国語吹き替え版作って下さい。 (JKF) | [投票(2)] |
★4 | 西洋から見たあこがれ中華の紐解き。映像と美術はすごいが内面まで入り込めたかどうか。題材が溥儀だから、崩壊の哀しさは表出している。しかし西洋から見て溥儀はどういう存在なのだろうか。日本人さえ知らない人が多い。 (セント) | [投票(1)] |
★4 | 現在考えうる最高の画面だ。勿論手放しで喜んでしまっているのではない。しかし、どんなに文句をつけようとこの演出力の前ではひれ伏してしまう。真に奇蹟的だ。断じてベルトルッチの失敗作ではない。こんなに魅力的な可愛らしい映画は無い。破綻なんて取るに足りない。 (ゑぎ) | [投票(8)] |
★4 | エピローグ的な晩年のシーンが最も心に残った。そしてラストは最高。「いい映画観たな〜」って気にさせられる。あのシーンによって映画全体がなんだかハッピーにすら思えてきたのだが。 (24) | [投票(1)] |
★5 | 今ならCGで撮るだろう(撮るしかない?)、あの紫禁城の、驚愕すべきシーン。う〜ん、さすが中国、人がいっぱいいる〜、と思ったものでした。眼福です。 (イライザー7) | [投票] |
★4 | この手の映画って観るまでが時間かかるんだけど(レンタルビデオ店で手が伸びなかったり、放映時間の長さに尻込みしたり)大作だけあって、観るとやっぱ面白いんだよね。 (stimpy) | [投票] |
★4 | 溥儀の歩んだ数奇な運命をこんな形で回想できるのはうれしい。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★4 | 隠れた主役は紫禁城ですね。 (Ribot) | [投票] |
★5 | 子供とは、妻とは、夫とは?王族にとっての家族とは、権力の安定を確かなものにするためだけの道具でしかない。みな運命とあきらめていたのか。
歴史の渦に巻き込まれた孤独な男の哀しみ以上に、権力に弄ばれた女性達の哀しみがにじんでる。 [review] (kazby) | [投票(8)] |
★5 | タイトル・バック、皇帝の印章の朱の鮮やかさ、ベルトルッチ、直感の為せる業(わざ)。完全復活! [review] (いくけん) | [投票(13)] |
★4 | 史実ものにはあまりそそられない私ですが、躍動感ある映像と音楽に胸がどきどきしました。台詞はやはり北京語のほうがいいと思いますが。
[review] (つな) | [投票(1)] |
★5 | 撮影が素晴らしい映画は?と聞かれれば、この作品か『シェルタリングスカイ』を挙げるんじゃないかと思う。脚本も演出も役者も、全部良いんだけど。 (フォギー) | [投票] |
★5 | この映画が公開された当時、ツーポイントの眼鏡を購入した人はこの指とまれっ。
えっ? 僕・・・だけ? (IN4MATION) | [投票(1)] |