★4 | 『クレイマー、クレイマー』じゃん! [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★5 | 実直な博士が考察を記録する静謐なリズムと四足歩行を物にした子役の身体性に加え忍耐の連続を見守る家政婦の共闘者としての立ち位置が表出する喪失されたマザーコンプレックス。19世紀初頭を再現した美術と衣装と撮影。アイリスも映画の説話性にフィット。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 監督は撮影に対し敏感であるべきだ。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★3 | 淡々としすぎてあまりノレなかった。 (パピヨン) | [投票] |
★3 | このような「人間中心主義」を朗々と謳うのは、トリュフォーの69年への回答なのだろう。淡泊な印象で、詩的に充足したという以上のものがない。この題材を90分は短い、3時間ほしい。 (寒山拾得) | [投票] |
★4 | うちの大学の図書館にベルイマンやトリュフォー、小津、溝口など錚々たる顔ぶれの作品が揃ってると知って狂喜。手始めに見た本作は、トリュフォーらしい誠実さに溢れた映画だった。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 「教育」はその人間の在り方を根底から変えうる崇高で怖ろしい行為だ。だから誠実なトリュフォーは、トリュフォー的な「愛」でもあるところの「教育」を命懸けのアクションとして撮る。これは野性児という生粋のアクション人間を相手にした命懸けのアクション・メロドラマだ。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 内容も実話に基づきテーマ性が強い作品だが、トリュフォーとアルメンドロスの初タッグ作品ということやJ・P・レオーに捧げられていることを考えると、内容以上にトリュフォー作品の中での重要度が高い。映画を観て、その“重要度”に初めて気づいた。 [review] (Keita) | [投票(3)] |
★3 | 決して煽り立てるようなアップがない絵作り。時には、窓越のダイアローグ場面すら取り入れ、客観性を演出する冷静な画面。こうした反=劇的な絵作りだからこそイタール教授の学問への熱情や、ゲラン夫人の人肌の愛情の温かさが、輻射熱としてではなく伝導熱として伝わってくる (ジェリー) | [投票(2)] |
★4 | 少年をじっくりと見守り教育しようとするトリュフォー扮する先生が良い。子供が健気な映画にははらりと涙がこぼれてしまいます。 (ころ阿弥) | [投票] |
★3 | 基礎心理学の授業で観たこの映画。人は人間の中にいるから人間でいられるんだ、と改めて認識させられました。 [review] (パブロ) | [投票] |
★4 | まずアルメンドロスのモノクロ撮影の美しさ。自然光の扱いの巧さにはもう舌を巻く。森。屋外と屋内とのルックの調和。そしてロングとミディアムを基調にしながら絶妙に少年と医師をフォローしていく。時に心理的にも距離を置き、時に暖かな眼差しで。いい。トリュフォー+アルメンドロスは矢っ張りいい。 (ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 人間−文化=野生人間。やろうと思っても人道的にできない
実験観察。人間行為のほとんどが文化だ、という
認識を迫られる。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票(1)] |
★4 | まず最初の森の映像が美しい。『奇跡の人』ほどじめじめした感じはなく、監督トリュフォー自ら演ずる先生と少年のやり取りはややもすれば面白いとさえ思えてくる。少年は監督の分身とも取れるのだが。 (24) | [投票(3)] |
★4 | 「ブラックジャック」に出てくるトリュフォー先生はここからだったのね。 [review] (にくじゃが) | [投票(4)] |
★3 | 俺にはあの少年がモノホンに見えてしょうがなかったぞ。 (マッツァ) | [投票(1)] |
★4 | 少年の運命はさておき、この実話を基に教育についての考察を試みたという趣。いかにも映画的な”つなぎ”が時折鼻につくが、主役の少年がとにかく素晴らしい。 (くたー) | [投票] |
★4 | クレイマークレイマーの音楽とやるせない気持ちで、見た後すごく考えた、実話だということでこの少年の最後を思うとよけいつらい。 (レイナ) | [投票] |