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[コメント] リスボン特急(1972/仏)
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★5極限まで台詞を絞った本作は常に人物の「行動」(=アクション=運動)でもって物語を推進していく。WCでの着替えを1カットで執拗に描く様はどうだ。映画の面白さとは一にも二にも「運動」にあることをメルヴィルは教えてくれる。 (赤い戦車)[投票(1)]
★3蒼い背景に映えるヘッドライトの美しさよ。しかし肝心の見せ場で、突然サンダーバードのヘリが登場するのには膝カックン。せっかく積み重ねてきた品格が丸潰れではないか。あれだけ観なかったことにしたいところ。 (寒山拾得)[投票]
★4メルヴィルの「青」にはそれだけで心を締めつけるものがある。だが、私にとって彼はやはり「簡潔さ」の作家だ。冗長の謗りを受けかねないほど丹念に犯罪が描かれる一方で、驚くべき簡潔さで打擲や発砲が炸裂する。そしてアラン・ドロンリチャード・クレンナカトリーヌ・ドヌーヴの「顔」がそこに余韻を添える。 (3819695)[投票(1)]
★4メルビルの遺作。まとまりは今一つかも知れないが、忘れがたい強いシーンが随所にある。まず、冒頭の雨の演出の過剰さと後半の列車のシーンの緊迫感が突出している。パリのクラブのシーンでの、ドロン、ドヌーヴ、クレンナ3人の視線の演出の強度も特筆ものだろう。或いはドロンが仏語を話さない容疑者を殴りつける演出だとかも。 (ゑぎ)[投票(1)]
★0NHK衛星放送の字幕がダメだったせいだろうか。さっぱり意味が分からないまま物語が進行し、終わってしまった。 (これで最後)[投票]
★4「刑事が人に抱く感情は疑いと嘲りだけである」…さりげなく青みがかった世界の中で、非情に展開する男達のドラマ。終始無表情で職務に徹するアラン・ドロンが、友の前でほんの一瞬だけ見せる深い哀しみのこもった表情にはホントにまいってしまった。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
★3当時の美男美女の代名詞、ドロンドヌーブ。これがこの映画の一番すごいところ。 [review] (kinop)[投票(1)]
★2自分を軽蔑するというのは後味がよくない。 (reif)[投票]
★5見所はやはり電車のシーン。でもあの馬鹿でかい磁石がでてきたときは笑った。 (24)[投票]
★2雰囲気はすごく好きですが、アラン・ドロン以外の男が全部同じに見えてしまいわけわからん。 (ハム)[投票(1)]
★4見直すほど採点が上がる映画。こんな映像&物語を撮れる監督はメルビルしかいない。 (AONI)[投票(1)]
★2カトリーヌ・ドヌーブアラン・ドロンと共演するなんて夢のようなことだったんですよ。 (chokobo)[投票]
★3霞がかった街にともる灯りが最高に美しい。 (ドド)[投票]