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[コメント] キューポラのある街(1962/日)
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★4夜の深さがモノクロフィルムに映える。暗くなった公園で子供がまだ遊んでいるシーンがあったが、なんだかドキドキしてしまう。そして大抵のことは夜に起こる。吉永小百合演じるジュンは、意図せずその世界に踏み込み、傷つき、乗り越えていく。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★5自転車二人乗りで、荷台に座って登場する吉永小百合(ジュン)。終盤、この自転車はジュンのものになる。本作でも、自転車は自由や喜びを象徴する。これも「幸福な自転車の映画」だ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★2映画として観ようと思ったが無茶苦茶な事を言ってるな。 [review] (t3b)[投票]
★4吉永小百合が時代から必要とされ、それに応え絶対的な光芒を放つかのように、彼女が「あの時代」を体現した映画。日本にこんな少女は二度と育たない!! [review] (水那岐)[投票(3)]
★5左寄りで教条的な世界だが、無関係に弾けまくる少年少女の確信的な瞳の一途さの前では思想など何をか言わんやなのだ。今村流喰えなさの児童映画への理想的投影であり、受けた浦山も堅実。そして、全少年の姉貴願望を焚きつけた小百合のオーラ。 (けにろん)[投票(1)]
★4吉永小百合、絶品。彼女が弟たちを叱る、父親に刃向かう、走る、泣く、笑う、その全ての所作の圧倒的な輝きだけでも、この映画は完璧。素晴らしい。 [review] (太陽と戦慄)[投票(6)]
★4吉永小百合が愛らしい。それだけで物語への回路が開かれる。 [review] ()[投票(3)]
★3この映画の貧しさと現代の貧しさとでは、明らかに質が違う。さらには、父親の一言には驚いた。 [review] (青山実花)[投票]
★4前半大変切ない映画。黄門様が朝鮮人差別発言するのも許せないし... [review] (りかちゅ)[投票(1)]
★3無知蒙昧ゆえの激貧の連鎖が見ていて鬱陶しいし、全てがそれなりに丸く収まる結末も、少々ご都合主義。しかし、姫田真佐久のいかにも映画的拡がりを感じさせる撮影や、黛敏郎による印象的なオープニング曲、役者の好演など評価すべき点は多く、それらの手綱をまとめる浦山桐郎はこれがデビュー作という事を考えると、やっぱり只者ではない。['06.6.28DVD] [review] (直人)[投票]
★3吉永小百合が河川敷に寝転ぶシーンで、顔がアップになります。目のお化粧をみて驚きました。インラインというのでしょうか、まつ毛の内側に線を入れています。00年代にモデルのエビちゃんが流行らせたものと同じです。面白い。 (夢ギドラ)[投票]
★3貧困が人を蝕むのは確かだが、その過程には多様性があり、それが芸になる。説話の緩やかな外延は優しさでありながら、時に悲劇と喜劇を紙一重に制御するように思う。 (disjunctive)[投票]
★3映画の嘘を別にしても、この時代はこうなんだということを伝えてくれる一作。 (SUM)[投票]
★3何が凄いって・・・ [review] (ヒエロ)[投票]
★4文部省選定映画でいいのか?(05・7・15) [review] (山本美容室)[投票(1)]
★4この映画に狡い所があるとしたら、彼女が貧困から抜け出すのにその美貌を利用しようとしないところかな。邦画のそういうところが好きです。 [review] (G31)[投票(1)]
★4ダボハゼの子は‐ [review] (24)[投票]
★4主人公は美人だから、きっとお金持ちと結婚できるでしょう。あの主人公があの街の人たちと一緒に苦労して生きて行くとは思えません。主人公がもっと醜い女優さんだったらリアルでしたが、吉永小百合さんでは役者不足だと思いました。 (ゴン)[投票]
★3本作で描かれる社会問題は、後の努力によって、その多くはかなりの部分改善されたように思える。だが、それによって新たな問題も生じてる。現代の観点から観てしまうと、古き良き時代をどんどん潰していく作品にも思えてしまうんだよなあ。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5先日、エアコンの修理に来た電気屋さんとこの映画について話した所、なんと私のアパートも元鋳物工場だったことが判明しました。(笑) [review] (新町 華終)[投票(14)]
★4人間の生命力が意固地なまでに前を向く。その生命力を一身に吉永小百合が体現する。夕景に立つ吉永小百合が雄渾で美しい。黄昏、衰弱、苦難、変転のときほど生命は美しいことをこの映画は教えてくれた。 (ジェリー)[投票(4)]
★4本質的には、日本お得意の貧乏映画なのである。その描写は当時生きた者には思いあたる生活である。みんなほとんど貧乏が当たり前だったのだ。一方、北鮮に帰る彼らは、確かにあこがれの地に行くようにそれと対象的に描写している。 [review] (セント)[投票(2)]
★4劇映画として見れば満点なのだろう。 [review] (Kavalier)[投票(3)]
★4まずは何を措いても吉永小百合と子供たちの放つ輝き。そして浦山の、センパイ今村とは真逆の、伸び伸びした演出。 [review] (町田)[投票(5)]
★3ある人が言った「今の時代、苦しい苦しいっていうけれど、昔に比べたら本当にいい暮らしをさせてもらっているんだよ」。スミマセン、気合い入れ直してガンバリマス!あ〜あ、俺っていくつだ?ジュンの方がよっぽどしっかりしているなぁ…。 (ナム太郎)[投票(3)]
★440年後の今日、制作意図とはまったく逆の意味で泣く。私たちは北朝鮮に帰国した彼等の結末を知っているのです。三ちゃん、君はがんばってるよね? [review] (sawa:38)[投票(13)]
★5完全に子供の苦労、親知らずですね。人気者の吉永小百合が、健気な役を見事に演じきっている!彼女の作品をあまり観たことがない僕でもそう思えるのだから、本作では益々好感度が上がったと思います。貧乏+美心、日本人ってこれに弱いのよ。 (かっきー)[投票]
★5朝鮮人差別と労働問題にビックリ。 この時代のこどもの生きる力はすごい。 学校で教えられてたくましくなったのではない。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票(7)]
★5貧富の差が明らかであればあるほど、次に何をなすべきかがはっきりとする。貧困を描きつつ、悲しみや苦しみはあっても悲惨さは漂わない。子供たちが未来に希望をもてた時代。今の子供たちよりも幸せな青春時代だったかもしれない。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4まさに掃き溜めの鶴。あの父ちゃんと母ちゃんが、どうして「ジュン」だなんてハイカラな名前をつけたんだか…、というのは「なぜあの母親が彼女にマヤだなんて名をつけたんだか」同様に興味深い。 (tredair)[投票(1)]
★4「この自己中心主義!」「自己中心主義!」このワンツーパンチがけっこう効く。なるほど、吉永さんの伝説が少し伝わった。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票(6)]
★4とにかくジュン。あの目で「キッ」と自分も睨まれたいね。そういう意味では辰五郎が羨ましい。 [review] (torinoshield)[投票(6)]
★3市井の人々の生活力が力強く描かれる,観る人の励ましになる映画。サユリの演技は上手いというより一生懸命で,それが作品の力になっている。 (死ぬまでシネマ)[投票(6)]
★4生き生きとした主人公たちを丹念にフィルムに映し出して、見事な労作だと思います。日活映画の頂点時代の傑作。吉永小百合ちゃん?もとてもかわいいです。 (トシ)[投票(3)]
★3親の世代はこんな時代で、みんなたくましく生きていた。生きるのに必死な時はくだらないことで悩まないものなのか。 (kenjiban)[投票(2)]
★4「ところでキューポラって何?」。答えは3秒後。 (おーい粗茶)[投票]
★5その後の彼女については特にコメントはないけど、ここでの吉永小百合が醸し出す”生きぬく力”には感動しました。 (ラジスケ)[投票(2)]
★2清貧かぁ、美しすぎて自分にはちょっと痛い (マツーラ)[投票]
★4荒川の河川敷とか川口の町並みとか近くに住んでいた私にはこたえられません。小学校の体育館でまず見ました。『黄色いカラス』とか。吉永小百合が口をすすぐ水飲み場の水道とか、思い出すのは細部ばかりです。 (ぱーこ)[投票(3)]
★4映像も内容も暗いのに、このからっとした感動は何なんでしょう。若き今村昌平の脚本も見事。 [review] (chokobo)[投票]
★3吉永小百合の初々しい姿もいいですねー! (RED DANCER)[投票]
★5主人公の「弱いから貧乏になるのか、貧乏だから弱くなってしまうのか。」という旨のセリフは考えさせられた。日本人はこの頃の気持ちを忘れるべきではない。 (takud-osaka)[投票(2)]
★5小百合様といえばなんと言っても「生きて働くキューポラのある街 」ですね。最高! (SASA)[投票(1)]
★4こういう「暗さの中の明るさ」を描いた映画がもっと評価されてもいい。[新文芸坐] (Yasu)[投票]
★3貧しいながらも皆生き生きしてるな、と感心させられます。でもなんか組合のプロパガンダっぽい。 (WINTREE)[投票]
★4うーん、時代を感じますね。・・・って、まだ生まれていなかったか。 (JO2)[投票]
★4川口って鋳物工場の町だったんだね。子役の市川好郎がすばらしい演技。 (confab)[投票(2)]
★4若い頃の吉永小百合を観みるための映画。 (丹下左膳)[投票]
★4まだ貧乏であった日本で健気な子供たち。在日の友達を思い遣る吉永小百合が可愛い。 (しど)[投票(1)]