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[コメント] 人間の條件 第3部望郷篇・第4部戦雲篇(1959/日)
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★4根本的矛盾の上(軍国主義の中)で、人道主義を貫こうとする梶の奮戦が続く。「人間を人間として扱う」。そうありたいものだが、どの社会にもいる落ちこぼれはどうする。やはり足切りしかないのか (今の日本もそう)? それとは別に、二人の愛は溢れんばかりだ。 (KEI)[投票]
★4仲代達也が目からビーム出してる。86/100 (たろ)[投票]
★3仲代達矢がひどい目にあいまくる六部作の中盤戦。田中邦衛のくだりは完全に『フルメタル・ジャケット』(当然『人間の條件』の方が早い)。戦闘する前から、軍隊の内務班でいじめが蔓延り人が死んでゆく地獄。日本人らしいよな。 (ペンクロフ)[投票]
★3差別内弱者田中邦衛は内務班ものの常套で、アヤである差別内差別者佐藤慶と階級内矛盾者佐田啓二が物語の葛藤として機能せず、梶(仲代)の引き裂かれた精神と身分が誘発する「鬼」の誕生という矛盾と破綻が上滑り。あまたの軍隊ものの域に納まる。 (ぽんしゅう)[投票]
★5原作既読。BSシネマの『山田洋次監督が選んだ日本の名画百選(家族編)』にて鑑賞。原作に忠実なストーリー運び。一切の無駄がない。仲代達矢の眼光が鋭く光るが、その眼力がさらに圧倒的になるのは第4部以降。レヴューは3部と4部に分けて記述。 [review] (IN4MATION)[投票]
★4宮島義勇、渾身のカメラ [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★43・4部で描かれるもの、それは即ち軍隊であり、戦争(戦闘)である。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★3とにかくストレスが溜まります。演出に関してはすごく良いので、それが救いか? [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★36部作の真ん中という事で中だるみと言うか、特にこれと言った見せ場も無くて、やや退屈。ラストは、さすがに次回を期待させる終わり方。['06.2.26DVD] (直人)[投票]
★3「第1部」も「完結篇」も兎にも角にも上映時間の終盤へ向けて感情ボルテージが高まる配慮が為されているのだが、幕間つなぎ的に小エピソードで繋いでいく本作は矢張り中だるみの一篇と言わざるを得ない。 (けにろん)[投票(1)]
★3一見軍隊の残酷性の嵐に翻弄されているように見えて、その実、梶は過度に恵まれている。 [review] (水那岐)[投票]
★4左翼の万年一等兵佐藤慶、落第初年兵田中邦衛、葛藤する少尉佐田啓二、極右将校のアホ息子川津祐介らが次々と登場しては消えてゆく「名もなき兵士列伝」。第三部の叙情的美しさは戦争映画中屈指。 (町田)[投票(1)]
★4戦時中の映画における軍隊の描かれ方の欺瞞をことごとく剥ぎ取るかのような烈しい告発。戦時中に戦争映画のスターだった藤田進をこんな形で使っていることからもそれが分かる。[俳優座シネマ] [review] (Yasu)[投票(1)]