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[コメント] ヒポクラテスたち(1980/日)
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★480年代的な軽さが充満してる一方で、内藤剛志のキャラやその周辺描写に学生運動の残滓を感じる。時代の端境期という雰囲気が全編濃厚。こういう作品を今狙って作ろうと思っても作れないんだろう。古尾谷雅人伊藤蘭も陰のある役柄を力むことなく好演。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
★3群像劇として良く出来てるが、ちょっと長い。もうちょっと切れない?内藤剛志阿藤海がうるさい。ラストの伊藤蘭が唐突。'80年当時の京都の街並が興味深い。手塚治虫が医者役で出ていてビックリ。['08.7.29ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人)[投票]
★4このころの大森一樹作品は面白かった。 (ルクレ)[投票]
★4高校生の時にリアルタイムで見た。その当時はあんまりよく理解していなかったが、邦画でこのレベルの作品は稀だと今にして思う。物語はあまりにもしくしくと悲しいので私は余り好きではないがだからといって☆3は付けられない。 (サイモン64)[投票]
★4この映画で古尾谷雅人が生き続ける。 (カレルレン)[投票(2)]
★4今見ると豪華な役者陣に驚く。しかもキャラクターの振り分けも適材適所、的確でうまい。連続ドラマにしたらさぞや見ごたえあるだろう。軽いタッチだが、実はかなり重いテーマが横たわっていると思う。 [review] (TOMIMORI)[投票(2)]
★4映画青年がその知識と経験を結集した「越えられない処女作」の典型であり、その事を身に沁みて判っていた青年は、ヒポクラテスからヒポクリトへと華麗なる転進を遂げたかに見えたが、バブル崩壊を待つまでも無く哀れ撃沈した。切実でいい話である。仏映画のポスターを背に”モア”なんか喫ちゃってるアゴ割れ女に、初めは反感を抱いたが、予想外に可愛い女で驚き感動した。 (町田)[投票(1)]
★5人は渦中から傍観者になり又再び渦中へと入って行かざるを得ない。甘酸っぱい追憶と茫漠たる不安に晒された青春。大森自身がその出口に立った臨場感こそが映画に真実を付与した。青さも含め持てるもの全てを投入した総力戦の趣に俺達は感動したのだ。 (けにろん)[投票(2)]
★480年代のバブルって日本の精神までもを退廃させていたのでしょうか。とはいえ、良くも悪くもまさに80年代的なアバンギャルド作品。 [review] (バーボンボンバー)[投票(3)]
★380年は遠くになりにけり。030804 [review] (しど)[投票(3)]
★4現在も映画を量産し続ける中毒監督大森一樹唯一の傑作。悲しいかな彼は自らが持ち得る才能の全てをこの1本に注ぎ込んでしまった。 (ナム太郎)[投票(1)]
★2笑えないし、観てて恥ずかしい。中高年俳優の若かりし頃を見るためだけなら楽しめる。 (モン)[投票]
★5伊藤蘭ちゃんの目の離れ具合が可愛かったです。 (_)[投票]
★3私は誰にも薦める気が湧かないけれど、良い映画ではあるんだろうな。 [review] ()[投票(2)]
★4大森一樹監督の理想(ヒポクラテスたち)と現実(シュート!)。 関係ないですが、お医者さんは、モンモン入ってる人を手術する時、絵柄があうように縫うそうです。めっちゃ緊張するとか。ほんまかいな! 清順さんと治虫氏、いい味だしてますねぇ〜。 (Linus)[投票(2)]
★5最後の「だれそれはその後どうしたこうした」というナレーションはすごくそっけないが、そのぶん冷酷で心に迫るものがあった。あまりにストレートな青春映画。 [review] (ハム)[投票(2)]
★4医大生たちの苦悩と煩悶といい加減さが炸裂するフィルム。この試練に耐えてあえて医者にならんとする者は、大きな使命感に突き動かされているか、それとも何も考えていないかのどちらかなのだろう。とはいえ、死の重さと生の軽さが等価値としてあるこのフィルム、「あの」ラストつきで自分は好きです。 (水那岐)[投票(2)]
★3「医者映画」とも「映画医者」ともつかない内容が等身大でいいな。それにしても鈴木清順の役名が「南部麒六」ってのが笑える。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★5若者の輝く群像。それなりに時代を反映しているが、いつの時代でも不変です。楽しい学生生活の中にもちょっぴりにがい人生の真実を見せたいい映画です。 [review] (セント)[投票(5)]
★4随所に感じる80年代の明るさが青春の苦悩を押し隠す。だから苦悩が表面に出てきたときの苦しさは半端じゃなく痛く胸に突き刺さる。関係ないけど→ [review] (マッツァ)[投票(1)]
★4いい意味でも、悪い意味でも80年代を感じる。 (あおのり)[投票]
★4好きなだけ悩んだり泣いたりすればいい。とりあえず生きていく気が(少しでも)あるのなら。 (tredair)[投票(3)]
★4内藤剛志、変わらないね。 (poNchi)[投票]
★4漠然と拡散し続ける希望の先に、責任という名の帰結に向かって収束する行く末が垣間見たとき、青春は青春というモラトリアムに疑義を感じ始めるのだ。人生で人が最も輝いて見えるときであり、最も狂気や死が近くに忍び寄るときでもある。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5真剣(マジメ)さが馬鹿にされることなく生きていけた時代なのだろうか。随所に見られる学生達の真剣(マジメ)さは、一見それを冷ややかに見ていそうな主人公にも、根底にはしっかりと根付いているように思えた。 (蒼井ゆう21)[投票(4)]
★4全体に漂うだるいトーンがあの時代。語呂もいいしね、ヒポクラテス。 (カフカのすあま)[投票]
★5この映画を見てから「大森さん」と呼ぶようになった (ふりてん)[投票(1)]
★4まじな映画です。監督自身の思いがつまっていると見ました。 (ぱーこ)[投票(1)]
★4予算が許せば、あのシーンでストーンズの曲が流れたのかもしれないのか…。 (PINHOLE)[投票]
★4苦悩 苦悩 苦悩 苦悩するから医聖を目指せる (マツーラ)[投票]
★4阿藤海も若かった!遠藤周作の「ただいま浪人」を思い出した。 何故、伊藤蘭があの選択をするのか少し唐突。古尾谷、内藤もこの頃が 一番良かったな。 (フランコ)[投票]
★4医学生の青春群像。佳く描けている。ちょっと唐突に思えることが幾つかあるけど,それが切なさを醸し出す。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★4大森一樹ベスト1作品。現在までのという注釈必要なし。なぜならばもう大森一樹にはこれ以上の作品を撮る気力も才能もないから。本当に立派な職業映画監督になっちまった! (minus-zero)[投票(5)]
★520年前はATGが日本の青春を描いていたんですね。 (とんとん)[投票]
★4生きることとは何か考えさせてくれた。でも内藤剛志が出ていたのを,たった今知ってびっくり。 (ワトニイ)[投票]