★4 | 全部を見てるわけでもないがシリーズ最高作の謳い文句は多分本当なんだろう。しかし加藤泰みたく媚びたケレンは要らなかったのじゃないか。小津ほどスタイルを固辞しないでも全体の統制力を軽やかに堅持したマキノだから敢えて言いたくもなる。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 本作はどの映画サイトを見ても高評価だ。何故?物語も傑作でもなく、たぶん題が良かったからと推測する。最初いつもと違う高倉も即いつも通りだ。いつもよりカッコいいのは、池部か。あっ、もう1つ。カタギがドスが欲しい時はどこに行く?―質屋だってさ(成程)。 (KEI) | [投票] |
★3 | 健さんの任侠もの初心者として、隠しても隠しきれない、ヒリヒリとした殺気にただただ気圧された。中和してくれる表情豊かなひょっとこの松(長門裕之)の存在は有り難く思えた。 (irodori) | [投票] |
★5 | なるほどこれが任侠映画の様式美というやつか。演出の節度、気品にはぐうの音も出ません。高倉健も池部良もカッコ良すぎる。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | ストーリーはありきたりな気もするけど任侠映画として完成したスタイルには惚れ惚れする。
(TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 後半、寺田の親分(中村竹弥)が再登場する辺りからどうにも詰めが甘くなってくるが、それでも細かい所に唸らせられまくりの映画でした。☆4.6点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★5 | 正直に言うと、今回の悪役は、それほどの「悪」なのだろうかと、そこが気になる。だから、どうしても殴り込みの動機の部分がひっかかる。しかし、そこよりも「拭っても拭えない垢」の物語として捉えれば、非常に面白く見れる、かな? 2007年2月21日ビデオ鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票(2)] |
★4 | 深夜放送していた本作にて、高倉健主演の任侠もの初体験。率直な感想は、丁寧に創られていたなぁという印象。それは役者たちの演技や何気ない所作(もちろん演出だと思うが)に加え、きちっと筋の通った迷い無い脚本。最近の曖昧だったり、矛盾だらけの脚本と大根役者の邦画とは一線を画す。 [review] (TOBBY) | [投票(1)] |
★4 | 任侠映画のジレンマ。 [review] (たかやまひろふみ) | [投票(2)] |
★5 | 優しい笑みが溢れる「任侠映画」とはかくも美しいものなのか。血生臭い過去の任侠映画を観つづけてきたファンへ贈るマキノ雅弘からのご褒美だろうか。私は池部良が笑うだけで、それだけで嬉しい。そして最後はやはり鳥肌が立つのだ。 (sawa:38) | [投票(2)] |
★4 | 喜劇と悲劇、ロマンスと活劇のバランスが絶妙。つまりこれがマキノ節という奴だ。省略されることの多い過去(渡世に入る前)や懲役のシーンを描くことで他には無い大河感が生まれ、”やくざであることの哀しみ”が増幅されている。 (町田) | [投票(1)] |
★4 | そのねっとりとした情念ゆえに藤純子のとんでもなく下手くそな演技ですら愛しく思えてしまう。使い古された形式に命を吹き込むのはやはり想いの濃さなのだなあと再確認した。 (ハム) | [投票(1)] |
★2 | 東映・任侠映画の秋。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | かっこいいぜ!
(buzz) | [投票] |
★5 | シリーズも、はや七作目。何度もくりかえされたお約束の物語だ。けれどその物語に絡む、人々の情けの深さ温かさ。その命を、その恋を、その誠意を、その真心を、惜しみいとおしまずにはいられない。(02.09.01@テアトル梅田) (movableinferno) | [投票(2)] |
★4 | 「足を洗ったって、ツラを洗ったって、心の底までこびりついた垢は落ちねえよ」 堅気のままでは果たせない思いが爆発する後悔と居直りが入り混じった秀次郎(高倉健)の痛々しい心の叫び。このヤクザ者の血気と悲しみの共振が重吉(池部良)へ伝搬する。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 数ある東映任侠映画の中でも、その濃密な映画的空間の造型において突出した美しさを誇る傑作。
[review] (ゑぎ) | [投票(10)] |
★4 | これを見た後は『書を捨てよ町に出よ』で姿勢を中和すると良い。 [review] (minoru) | [投票(3)] |
★5 | その昔観客は、皆高倉健になりきって肩をいからせながら映画館を後にしたという。その気持ち今日は凄く判る。 [review] (ADRENALINE of Adrenaline Queen) | [投票(4)] |
★4 | 東映任侠映画の一つの到達点。男達の道行き、その虚構された風情の格好よさ。 (鷂) | [投票] |