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[コメント] 暗黒街の弾痕(1937/米)
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★4異常男と異常女の物語。男に関してはウチの女房が一言、「この男、ダメね」。これがすべてだろう。女については、そう、この映画は犯罪映画ではなく、100% 愛の映画だ。それにつけても、ヘンリー・フォンダはいい役者だと改めて思った。 (KEI)[投票]
★5カエル、照準器、霧、車の窓と目、牢獄の格子、、、、目に焼きつく映像の記憶がたっぷり。造形作家たるフリッツ・ラングの才。ヘンリー・フォンダの悪人顔がそのまま生きている。 (動物園のクマ)[投票]
★4一切無駄のない90分。 (赤い戦車)[投票]
★4根本的な問題なんだけど、ヘンリー・フォンダってこういう役似合わなくない? [review] (甘崎庵)[投票]
★5本質的にアナキストであるラングの映画には、善と悪が危険なニアミスを犯す瞬間が必ずある。毒ガス弾の妖しい美しさを見よ!破滅への疾走が放つ生命の輝きを!哀しい自由の歌を! ()[投票(5)]
★5例えば現金強奪時の車をたたきつけるような豪雨の素晴らしさや、その奥から覗く瞳の恐ろしさ。また、鬼面のようなフォンダが妻だけに見せる笑顔の優しさ。その他にも息を呑むショットが後を絶たない。戦前の映画などと避けるなかれ。これは凄い傑作だ。 (ナム太郎)[投票(6)]
★5悪循環に止め処なく墜ちてゆくことに些かも情緒的でない。後世の多元的で錯綜した構成の『俺たちに明日はない』に比し初源的で単眼的なのだが、原理的な表現主義ショットが鋭利に冴えまくるのだ。『羊たちの沈黙』にもこれの残滓が窺える。 (けにろん)[投票(2)]
★5超傑作。ラングはリアリズムとは遠く離れたところでリアルを生み出す。放射状に伸びる鉄格子の影。ヘンリー・フォンダと神父ウィリアム・ガーガンの悲劇的な心の行き違いを覆う霧。荘厳な光の差し込む神話的風景の森。これらこそがこの映画の情動にとってのリアルなのだ。 [review] (3819695)[投票(4)]
★3意表をつく演出は鮮やかで意味も通じるが、極端に無駄のない展開のためか、話が短絡的に思えてしまい、ドラマの興奮がない。 (G31)[投票]
★3盛岡の名画座で、「女体の神秘」(スウェーデンのポルノ)と二本立てでした。お陰であちこちでジッパーを下ろす音が...おかげで、当作品は「大変面白かった。」のほかに覚えていないんです。 (りかちゅ)[投票]
★2躍動感のあるカットはかっこよかったけど。主人公にちゃんと同情できるように説得力のある描き方をして欲しかった。シルビア・シドニー演じるヒロインが何故この男を愛したのかも、掘り下げが浅くて伝わってこない。 (緑雨)[投票]
★4何ちゅう邦題か・・・・・ (これで最後)[投票]
★3傑作の誉れ高い名作やっと見たんですが、どうも自然でない所が見え見えで気持ちが全く乗れませんでした。展開が嘘っぽいんですよ。 [review] (セント)[投票]
★4フリッツ・ラングの研ぎ澄まされたショットの積み重ねが生む美しさは、合理的でシンプルなメカ製品が放つ輝きに似ている。その精緻な作りが、人間の猜疑心という暗部をベースにしながら純愛を語るという相反する課題を一級の娯楽映画として結実させた。 (ぽんしゅう)[投票(9)]
★4フリッツ・ラングは常に観客の心を揺さぶってくれる。 [review] (ドド)[投票(1)]
★4彼らの耳は一体何の為についていたのか? [review] (24)[投票(3)]
★5物語の始まりが愛と希望に溢れているだけに、その後次第に荒んでいくヘンリー・フォンダの姿が痛々しい。二転三転するストーリー展開も目が離せず、新聞のシーンや鉄格子の影…など、フリッツ・ラング監督の凝った映像も見もの。傑作である。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(4)]
★5暗黒街の弾痕』というタイトルでパスしてたら絶対損をする。まさに『You Only Live Once』 (まご)[投票(1)]
★4なーんか埃とか煙で、空気悪そうな雰囲気。 嫌な時代だな〜なんて思いました。 過去や先入観で決め付け、っていう人間の醜さが、よく描かれてますね。 [review] (よちゃく)[投票]
★4ラング監督らしい密度の濃い映像もさることながら、H・フォンダの迫真の演技がすごい。こんなこわい顔のフォンダは他では観たことがない。主演作の中では一番良いんじゃないかな? (ジョー・チップ)[投票(3)]
★4微妙な人物像をヘンリー・フォンダが好演。シルビア・シドニーの騙されやすそうな一途さが上手い引き立て役となっているのだ [review] (torinoshield)[投票(3)]
★3銀行強盗の襲撃シーンは現在でも通用するほど大胆で斬新!さすがは『メトロポリス』のフリッツ・ラング監督。 (TO−Y)[投票]
★4追いつめられる−−−ラング映画の基調がこの映画では無垢のまま表われる。新婚旅行先のホテルの池で蛙をじっと見つめる、ヘンリー・フォンダシルビア・シドニーがとても哀しくいとおしい。 (ジェリー)[投票(1)]
★4描写のピントを主人公2人だけにばっちりあわせる作り方は、今見て新鮮。まさしく現代の手法じゃない、が、おかげで2人の悲しみ・喜びが反射光になって観客を突き刺す。 (オノエル)[投票(1)]
★3センスが作り上げた映画だ。 (buzz)[投票]
★4確かにこの邦題はない。個人的には『汚れた顔の天使』のが好みだが、これも古い割りに良く出来てる。面白かったです。 [review] (町田)[投票]
★4テンポは良いんだけど、インパクトのあるショットが意外と少ないような・・・。 (ヤマカン)[投票]
★5英語ダメなぼくですが、「所長のウォーデンだ」という字幕はちょっと気になりました。 (黒魔羅)[投票]
★4邦題がミスリーディングな映画の典型。 (itv)[投票]
★5官憲に追われる若い男女の逃避行。このジャンルの古典。シルヴィア・シドニーの瞳が忘れ難い。 (丹下左膳)[投票]