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[コメント] 夏時間(2019/韓国)
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★5子供から大人の居場所へ移る入口で、少女は自分でも理由の分からないイラダチにさらされている。この言葉に出来ない感情の居心地の悪さは、十代の頃を思い出してみれば誰にでも覚えがあるはずだ。そんな心の揺れが「物語」ではなく「空気と時間」によって語られる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5刹那な時間と空間の中で子どもと大人の2つの世界は各々の事情に追われて混わることがないという生なリアリズム。それでも時の流れの中で人が逝き世界は変わっていく。同性嫌悪と母への思慕の狭間で少女は耐えきれず涙するが夏時間が押し流していくだろう。 (けにろん)[投票]
★4全体、素直な撮影だ。フォーカスや被写界深度やスローモーション活用等で凝ったりしない、自然な画面。自然な面白さ。そういった点で、惹句で引き合いに出されている『はちどり』よりも、ずっと好きだ(別に比べることはないのだが)。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4空気感こそが命。 [review] (ぱーこ)[投票(1)]
★4ほとんど知らない俳優陣によって演じられるある夏のできごと。ある家族の日常はどこにでもあるかのような親近感さえ覚えるが、ひとつひとつが濃密な陰影を帯びていることに気づく。そう、退屈で明日を予見できないこの現実こそがドラマなのだ。 (セント)[投票]