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[コメント] 蛇の穴(1948/米)
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★3精神病院というシステムの告発映画というにはエンディングが緩すぎ、病んだ人たちの生活を描く社会啓蒙映画というには意地が悪すぎる。映画の立ち位置には疑問符が付くが、オリヴィア・デ・ハヴィランドが振る舞いをコントロールしきれない患者として芯をとらえた演技を見せる。 (ジェリー)[投票]
★2肖像画を背に医師が患者の向こうにいる観客に講釈を垂れる、という権威主義的な構図自体が抑圧的で芳しくない。その肖像がフロイトだろうがヒトラーだろうが構造として同じことだ。こんな画はフロイト自身が嫌悪しただろう。『恐怖の精神病院』の方がずっと知的。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3題材が題材だけに臭い芝居も多いのだが、流石にアナトール・リトヴァクだけあって縦横無尽によく見せる。 [review] (ゑぎ)[投票]