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[コメント] マティアス&マキシム(2019/カナダ=仏)
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★4色気の演出とは対話中にあらぬ部位へとズレる視線である。自主映画の演技とストリップバーで混線する欲望である。男に覚える色気はステージで踊る女たちの感化なのか。色気は質感を求めズレ続け同性愛を成熟一般の課題へ逸らす。 [review] (disjunctive)[投票]
★4ドランの言い分を信じるなら「分岐点」。私の感想は「お題が多い」。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4マットは一人心乱されてゆく。一方マックスは、ラスボス(母)に向き合う。説明的な言葉やセリフは省かれて、あくまで演技の中での二人を自らの気持ちを表現してゆく。 [review] (プロキオン14)[投票]
★3ゲイカップルかと思えば、幼馴染みのまだ自分らの感情にも気づかない脆弱な青年ふたりのキスの顛末。友人のバカ騒ぎに翻弄されて情の確かめ合いすらできぬ彼らは、ドランの仕組む早回しや音声の調整に頼りながらなおも思考のベクトルを飛ばせない。初々しいばかりだが三十代の焦燥なのだ。お馴染みの自己披露が激しすぎる母親も強烈。 (水那岐)[投票]
★4年齢的にはもう立派な青年なんだが、心は思春期同様に迷夢する二人。そんな二人の切ない揺れ動く心象風景を、繭から1本の糸を紡ぐように鋭く描き切った佳作です。 [review] (セント)[投票]