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[コメント] 存在のない子供たち(2018/レバノン=仏)
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★4器質的な叙法を用いる啓蒙的態度にとってはその結婚があり得ないために、店主と妹をやや知的に問題のある枠に入れる。機能性を基準に人を描き分ける感性は保証人詐欺での人の変容を愉快に捕捉し、生体そのものである赤子への肉薄は虐待かと見紛うばかりだ [review] (disjunctive)[投票]
★4この手の映画を見るといつも考えてしまうことがある。生まれた国や人種だけで人生が決まってしまう人たちがいるということ。食うに困る程の貧困や身分証明さえも持たない人たちがいること。日本国内の貧富の格差など大した問題ではないとうこと。 [review] (IN4MATION)[投票]
★4大人達には悲壮感がつきまとうが、子ども達はあっけらかんとしており重苦しくならない。原題が意味する"混沌"としたレバノンの片隅で、逞しく生きている少年ゼインの姿に希望を見る。街中の雑踏で働く子ども達の姿やスラムを空撮した映像など、印象深いショットも多い。 (irodori)[投票]