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[コメント] わたしは光をにぎっている(2019/日)
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★4湖の桟橋。松本穂香の横顔のバストショットから始まる。オフで樫山文枝の声。この後、引き過ぎと思えるほどのロングショット、フルショットが続く。特に、屋内シーンの引き具合が普通でなく、まるで『愛怨峡』の前半部分でも目指しているのかと思う。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4裸電球に照らされたかのようなペイルオレンジの光の包む、温かいが敗北を運命づけられた商店街の店々。熱い信念を秘めてはいるがぼんやりを決め込むヒロインに合わせるかのようだ。だが、それだけで終わる「病」にとり憑かれた物語ではない。 [review] (水那岐)[投票(1)]
★3松本穂香と光石研の最強タッグを配置しておきながら、青春ものとしても時代の変遷哀愁物語としても正直「?」である。ありのままを描いたといえばその通りなのだが、そこに理由がないとエモくないのだ。70/100 [review] (たろ)[投票]
★2鼻唄。誰の声音なのか、判然とせず、風景の一部のように素気無く流れ去る。叙景的とでも言うのか。しかし活きた人間が不在の風景は、容易く尤もらしいイメージとして消費されるだけのことではないのか。輪郭の曖昧な人と物とを画面の中にそれらしく案配してみても、それだけでは誰も、何も、動き出さない。つまり映画にならない。 ()[投票]
★3文字通り身の置き所こそが居場所であり、心のより所もまた「居場所」が定まってこそ生成されるのだという希望。だから澪(松本穂香)は、次の「場所」を見つけ、そこに居続けることで、あたかも「場所」を追われた者たちの希望の女神のように再生するのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4「滅びの美学」ではない美しい終わり方。 [review] (K-Flex)[投票]