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[コメント] 蜜蜂と遠雷(2019/日)
- 投票数順 (1/1) -

★4恩田陸の原作が本当に素晴らしかったので、公開時はダイジェスト版を見せられたような違和感を感じてしまったのだが、時を置いて再見した今は、あれをよく映画化してくれたなという感激の思いのほうが強く感じられた。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★4青春チャレンジもの的定型を廃して「音楽」のドラマに徹した潔さで、4人の“選ばれし若者たち”の真摯さがきわだち、その誠実さは他のエンタメ邦画に類をみない高純度。唐突にも見える心情イメージや「音の世界」を象徴する亜幻想のような海岸シーンが印象的。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★3早くも自らの才能が大きな壁となった松岡茉優。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
★5天才が自己回復するのに我々凡人がわかる映画描法でなく訳分からん馬で起動する何かを表象した。社会から隔絶した何処かで世界の波動に耳を傾ける海岸シーンの無垢な悦びも束の間、コンクールという世間に戻って勝ち上がる。与えられし者への惜しみない賛歌。 (けにろん)[投票(2)]
★4インタビューによると、松岡茉優は自身のピアノの演奏者をみて演技プランを変えたそうだ。 [review] (さず)[投票(2)]
★4万引き家族』を2回目に観た際に松岡茉優の殺気と幼さに衝撃を受けて、彼女目当てで観にいって満足できた。なかなか凄い女優になるんじゃないだろうか。あと音楽の方はよくわからないが、良かったということはわかった。 (シーチキン)[投票(2)]
★4斉藤由貴を頂点とする恐るべき群集自己愛劇。ただ一人自己愛を抑圧する松岡茉優の眼力は、腸からの失気を恐れるかのように不自然だ。遠雷とは自己愛の腹鳴。心傷への酔い痴れには漏れ出る気体の芳しさがある。 (disjunctive)[投票(1)]
★3タイトルロール、蜜蜂は鈴鹿央士少年で、遠雷は松岡茉優ということか。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3天才ピアニストの凄さは全く解らなかったけど、女優松岡茉優の凄さは痛いほど解った。 [review] (K-Flex)[投票(1)]
★4超ベストセラー、ピアノコンクールものの映画化だ。 [review] (セント)[投票(1)]
★3石田えりどこ? (黒魔羅)[投票]
★3なんともストイックな映画。 [review] (緑雨)[投票]
★5原作未読。他のコンテスタントと接しながら再びピアノの楽しさを思い出し、7年前の母の死をきっかけに陥ったスランプを克服していく亜夜の過程を丁寧に描く本作。松岡茉優の笑顔がそれをうまく表現していたと思う。原作で、この次第に力強く変わっていく「音」の表現がどのように描写されているのか気になった。最終審査の順位発表は蛇足とさえ思った。 [review] (IN4MATION)[投票]
★2プロコの協奏曲を本気で聴きたくなったのは収穫。シンメトリーのような、ちょっと前の現代美術のような絵作り、心象風景に頼りすぎの展開、は話そのものを判然としないものにしている。ただ、カデンツア競演は映画以上に素晴らしい。 [review] (動物園のクマ)[投票]