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[コメント] 米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー(2017/日)
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★3本作で知ったことは多く、学びにはなったが、映画というよりTV番組のように品が良く、カメジロー氏の情熱を伝えきれていないように感じた。話者が一般人のドキュメンタリーだからこそ、撮る側が引き出すべき熱量がもっとあったのではないか。 (irodori)[投票]
★4沖縄のネルソン=マンデラともいうべきか。しかし彼の肉声をもっと伝えて欲しかった。何よりも哀しいのは「祖国復帰」の為に「日本人民との連帯」を求めるしかない事だ。沖縄での大規模集会の度に東京で聴かれる言葉にこそ、胸を衝かれる想いがする。☆3.9点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★4政治家のまえに運動家であるということ。瀬長亀次郎が主導した沖縄人民党の“運動”史を追うことで見えてくるのは、彼らの心に棲みついてしまった日本国への「恨み」という悲しみだ。その想いは日米琉の戦後年表の字面をなぞっただけでは決して理解できないだろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★5本作が支持されたのは政治家を積極的に称揚する内容に対してだろう。それは主権者教育も政治参加手法もなおざりにされてきた本邦の悲鳴に外なるまい。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3瀬長亀次郎という不世出のカリスマを、この映画に触れるまで正直自分は知らなかったし、日本に(沖縄に、なのかも知れぬが)ここまでスケールの大きな市民運動家が存在したことも意識の外であったため、知的好奇心は大いに刺激された。惜しまれるのは雄弁家であるという彼の演説にあまり触れさせてくれなかった点。ただの紹介ならもともとのTV番組で充分なのだから。 (水那岐)[投票]