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[コメント] 華氏119(2018/米)

水野晴郎はいろいろな映画をわりとカジュアルに「病んだアメリカ社会を描いた」映画にしちゃう人だったけど、いやー、今も病んでるよなあ…
ペンクロフ

世紀をまたいでからこっち、もう民主主義が悪党どもに「攻略」されてしまった感をじわーっと感じてるんだよな、アメリカでも日本でも。連中の間には、民主主義の攻略本が出回ってる。これはもう、たいへんな無力感に襲われるんだよな… だからこの映画を観るのはキツかった、非常に見やすく作ってるんだけどキツかった。民主主義と選挙がベストの方法であったことはなくて、他よりマシな方法であるだけだった。もっといい方法を、人類はまだ発見できてない。ましてやアメリカ大統領選なんて徹底的に奇怪なルールで心底呆れたもんだが、これを変えようとしない理由も判る。その奇怪なルールで勝ったやつが大統領になるからだ。本当に、どうしたらいいんだろうね… マイケル・ムーア老けたね… 彼はあと何代の大統領を見られるのかねえ…

(評価:★3)

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