コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 春婦伝(1965/日)
- 投票数順 (1/1) -

★4ほとんどの画面において2種類以上の運動が見られる。主人公が会話する部分とは別に、奥や扉の裏側で全く関係の無い人物の動きが描かれており、それは要するに構図の非中心化を促し、ひいては画面内だけに留まらぬオフスクリーンの「世界」をそこに立ち現させ、映画を豊かにする。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]
★3まあ前衛!映像の表現を模索。にしてはストーリーがこれ?ドラマも映像もどっちつかず。アクションとしては清順、あなたは凄い。 (バーボンボンバー)[投票(1)]
★3女は流れて底まで落ちた。大底だから見える周りの世界。見上げた世界は狂気の世界。惚れた男もその中に・・・。呼んで戻らぬ男なら、ともに底まで落ちるまで。・・・いや、どちらが底かは分からない。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★2土台ちゃんとした物語なのだから、いじくる必要もないのに、いじくってしまったケレンが煩わしくさえある。清順流の繋ぎは時と場所を選ぶと言うことじゃなかろうか。場末的廉価感は的を射るにはターゲットは限定されるということだ。 (けにろん)[投票(1)]
★5軍部批判の右翼が叫ぶ「天皇陛下万歳」は、コリアン慰安婦初井言榮によりさらに批評される。センチな清順、らしからぬ方の傑作(含原作のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3この時代このテーマで映画作れるのは日本だけ。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5清順の映画は「オペレッタ」だけではない。少なくともこの映画は「演歌」だ。「天城越え」だ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★4人間どん底でも、プライドさえ捨てれば生きてはゆける。本当の女性の強さを描いた作品だと思う。砲弾の中を駆け抜けてゆく主人公の姿が清順的でポップだ。 (takud-osaka)[投票]
★3野川由美子の演技が上滑り。気合だけではどうにもならない事もある。ちなみに、老け役以外の初井言榮を見たのは初めて。 (りかちゅ)[投票]
★4なにはともあれ、セットがすばらしい。こういう美術って、最近の邦画ではあまり観ない気がする。清順の演出は、士官の部屋でのやりとりで最高潮に冴える。そしてせっかちな清順リズム。それが恋するふたりのはやる気持ちとシンクロしてて、すばらしい。 (エピキュリアン)[投票]
★4野川由美子がたいへん美しい。川地民夫も役柄にあったキャラクター。 従軍慰安婦問題を知るには、この映画で! (フランコ)[投票]