[コメント] 人生は四十二から(1935/米) - 投票数順 (1/1) -
アメリカが、アメリカを嗤い、アメリカを讃える。コメディの装いをとりつつも、英国人チャールズ・ロートンを主演俳優に使うことでアメリカを客観的に浮かび上がらせようとする。ちょっとシニカルが入った社会性のある視点は、レオ・マッケリーらしい。 (ジェリー) | [投票] | |
冒頭から殆ど「2台カメラでのマルチ撮影+アクション繋ぎ」の演出だ。当時のハリウッドではよくある撮影方法だが、アクション繋ぎのダイナミックさを志向したものではなく、芝居をできるだけ途切れさせず撮影し、自然な感情の流れを定着させることが目的のように思われる。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
没落貴族と踊り子がドラムとピアノでデュエットする微笑ましい件がいい。『我輩はカモである』の監督だもの。有名な酒場でのリンカーン演説引用も、鼻白む演出ではあるが、亭主の一言「今日は店の奢りだ」が素晴らしい。このリアクションこそアメリカ。 (寒山拾得) | [投票] | |
名の知れた作品だが、今観るとやや退屈。 (丹下左膳) | [投票] |