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[コメント] チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976/米)
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★5ストリップ小屋の全体像を示さず断片をばらばらにまき散らし、役者たちの心情もばらばらにまき散らし、それらが同時に、ひとつに纏まる直前で映画を終える。この構成のクレバーさに圧倒される。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4135分完全版。カサヴェテス流のライヴ感溢れる演出と暗黒街のいかがわしい雰囲気がこうもマッチするとは思わなかった。濃密な時間と緊張感が最後まで持続していて目が離せない。ベン・ギャザラも最高の演技。 (赤い戦車)[投票]
★5まさに描かれている、ストリップ劇場のような映画。 ベン・ギャザラの嬉しそうな顔には感情移入せずにいられません、誰しもとは言いません。 (PaperDoll)[投票]
★4難解な作品を作るカサヴェテス作品の中でもたいへん分かりやすくバランスに優れた作品と言えますが、実は監督は編集に関わっていなかったのだとか。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5かざりたてる事ない人生が、露骨に淡々と語らわれている。 うまくいかない人生を歩んでいる自分がいるかこそ、同じ痛みを持った人間には楽に生きて欲しいと思う優しさ。   [review] (寿雀)[投票(1)]
★5ラスト前にして君を想う。 [review] (バーボンボンバー)[投票(1)]
★5自分の人生を、あるがまま受け入れてゆく主人公の生き様に、はじめは「不幸」を感じるけどそれはしだいに「強さ」に見えてくる。虚構であるはずのドラマのなかで見せられる「やり直せない」という事実は、とても繊細に新鮮な認識を見るものに与えてくれる気がした。撮影のリアルさは、そのための必然でした。 (エピキュリアン)[投票]
★4冒頭近く、主人公がショーガールを迎えに各家に向かい、家族に挨拶をする態度。ピストルを向けられ慈悲を乞う中国人ジジイの貧相な肉体。ラストの伊達男が見せる不満そうな顔。その全てにそれぞれの人間の歴史を感じさせるカサヴェテス流演出の巧みさ。 (hk)[投票]
★4コズモの自由な物腰に惚れた。 [review] (nobue-i)[投票]
★4ストリップ・クラブのオーナーの葛藤を、なにもないところからつくり出すのではなく、日常から切り取ったかのような映像でみごとに表現。 [review] (わさび)[投票(1)]
★4これはジョン・カサベテスらしさに溢れたハードボイルド。望遠のアップカットで無造作に切り取られたかように見える暗黒街の世界がむちゃくちゃスリリング。 [review] (ゑぎ)[投票]
★2何が良いのか全くわからない。いつもはあまり国籍に拘らないけど、このような題材はフランス映画のほうが向いているんじゃないかな。 (24)[投票]
★4愛は、人に対して、物に対して、場所に対してだけではなく、それらをまとめた集合体に対して抱くことができる。そんなことを思った。この物語はどうしたって愛としか言いようがない。 (なつめ)[投票(1)]
★5既成の枠をどんどん超えていく、自由な色気が素敵だ。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票]
★4男は守るべきものを守るためのに、命がけのジャンプをした。 ()[投票(1)]
★43.6点。ビデオ600円で買えてラッキー。 [review] (ころ阿弥)[投票(1)]
★4ベン・ギャザラの魅力で持つ作品。常に人の良い微笑をたたえた心やさしいこの男に感情移入してしまう。はじめはチンピラやくざに過ぎないと思っていたのに。 (丹下左膳)[投票(1)]
★4映画的作法を軽やかに無視し、心地良い緊張と余韻をはらみながら進んでゆく時間。いままで自分は一体何を見ていたのだろうか? (crossage)[投票(1)]
★3男として生きるのって純粋に大変だなあって思いました。 (青木富夫)[投票]