コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ミニー&モスコウィッツ(1971/米)
- 点数順 (1/1) -

★5恋だって何だって、本当の事件は不意打ちでやってくる。遣り場のない感情が体を突き動かし、理由なき言葉がほど走る。切実な思いからくるアクションである以前に、もはやアクションをとること自体が酸素を求めることのように切実なのだ。画面から目が離せない。 [review] (くたー)[投票(4)]
★5コトバで伝えきれないエモーションがフレームに充溢し、行きどころのないパッションに形を与えるべく衝動的に髭を切る。感極まった観客たちがざわめく。ウオー!事件だ!映画だ! (crossage)[投票(3)]
★5寂しい大人でもかまわない。それが幻でしかないとわかっていてもかまわない。それでも私はこんな映画を見たかったしいつまでも見続けていたいと願う。ありがとう、カサヴェテス。こんなヒリヒリしたチャーミングな映画、ちょっと他にないと思うよ。 (tredair)[投票(2)]
★5偏執野郎大競演の趣きの序盤から振るい落とされ世界の片隅に佇む2人。住む世界も性格も見てくれも天と地ほど違うし「上手くいきっこない」との彼女の言葉もご尤だが、カサヴェテスは強引な卓袱台返しの力技で収束させる。これが男の優しさっちゅうもん。 (けにろん)[投票]
★4H・ボガードに「男」を投影する男と「女」の幸福を夢見る女は、共に地に足着かず“現実”から少しだけ浮いている。理性で折り合えない不器用な恋愛は計算が無いぶん反省も必要ない。馬鹿正直は現実の澱を洗い流し“理想的な現実”になるという騒々しいラブコメ。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4ほとんど怒鳴りあっている映画。また、殴る映画でもある。カサヴェテスは出演者としては、タイトルクレジットに出て来ないのだが、重要な役で出番がある。ローランズの恋人(しかし妻子ある男)の役。美術館で息子を連れてあらわれ、ローランズにビンタされる。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4男と女の話。主人公2人共不器用だけど、根が純粋でとてもいい人たちだ。そのミニーと付き合っていた男のサイドストーリーがあるが、実に現実っぽい。 [review] (KEI)[投票]
★4シーモア・カッセル=モスコウィッツって感じで、どの映画見てもそう見えちゃう。 (ちゃん)[投票]
★3ベリーカサヴェテスな映画。 (ころ阿弥)[投票(1)]
★3全世界のダメ男の背中をどーんと押す。[吉祥寺バウスシアター3] [review] (Yasu)[投票]
★3正直言えば、音声ボリュームはパッションと反比例がいいと思う。嵐のような怒りを伝えるのも、ほとばしる愛を伝えるのも、小さな声のほうが効果的。 (なつめ)[投票]
★3体調が悪い時に観たので、ちょっとヘビー過ぎました。まあ、愛とはそういう重いものですよね。 (青木富夫)[投票]