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[コメント] 小間使の日記(1946/米)
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★4本作も「隠蔽」と「暴露」を主題とする演出が何ヵ所も出てくる。例えば、スカートをめくって推薦状を取り出すポーレット・ゴダード。開かずの部屋。地下の骨董品。隣の屋敷との垣根の演出。そして死者は庭に埋められる。そもそも、日記自体が隠すことと暴くことの道具だ。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3ブニュエル演出の方が原作に忠実なのだろう。本作は栗原小巻似の勝気かつ健全なポーレット・ゴダードに異常な周囲が呑まれる、穏やかなラブコメ志向。故に食い足りないが、46年における作者の思いを読み取るべきか。中盤の祭りの破天荒な盛り上がりは流石。 (寒山拾得)[投票]