★4 | 15分観ればもう山田ワールドだ。平松との共同脚本は、「戦争は運命じゃない」と言い、次から次へと挿話がいっぱいの五目御飯だ。でもお腹がもたれないのは、さすがに山田監督。二宮は真面目で良かったと思う。ラストは平凡に落ちた。 (KEI) | [投票] |
★3 | 原爆落下シーンの描写に驚き(溶けるインク瓶からのぐちゃぐちゃ)。そこだけ★4。脚本が昭和映画の体。役者がふたり画面にいるのにそれぞれがひとり芝居をしているかのような説明台詞が多く、古臭い感じがした。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★5 | 黒木華とエキストラの功績。90/100 [review] (たろ) | [投票(1)] |
★2 | 原爆が落ちたら、どんなことになっちゃうのかを伝える映画にはなってない。特に長崎じゃなくてもよかったのかも。 [review] (Shrewd Fellow) | [投票] |
★3 | 爆心下の有様を定常的に観測することで無批評性という洗練の極限に達した精神が、最後には正視に耐えられない悪趣味なまでに絢爛とした画面を構成してしまう。さまざまな文法がただ混濁するだけではなく性質の振れ幅も巨大で戸惑うのである。 [review] (disjunctive) | [投票(2)] |
★3 | 多分、監督は日本という国に向けての応援歌を作りたかったんだろう。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★3 | 黒木華は芝居うまいよな。日本人男性が望む日本人女性を演じさせたら右に出るものいないんじゃないかな、この年代で。(2016/07/23NKC) (USIU) | [投票(1)] |
★5 | 受け専小百合の芸歴を総括するリアクション芝居の細緻な達成度に瞠目した。冥界と現世を揺らめく彼女が駄々っ子悪魔をなだめたしなめ唯一の心残りの黒木の行く末を見定め安堵する。何という高潔な人生の全うだろうか。ただラスト数分は脳内消去した。 (けにろん) | [投票(4)] |
★3 | 黒木華〇 二宮普通 吉永△微妙 吉永小百合の朗読会を見た感じ。家族はつらいよ、の方がいいかも。山田洋次は自分の母親像を形にしたかったのかもしれない。自然の風の吹かないセットはつらいよ、と思った。子役に泣ける。 (ぱーこ) | [投票] |
★4 | 深い悲しみをたたえた鎮魂の映画。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | やはり山田洋次、いまだ演出は健在なり。吉永、二宮、黒木そして加藤を布陣してこれ以上ない演劇的世界を構築する。当時の時代考証にも執念を持ち、戦争そのものを暗く深い所より引っ張り出し、露呈させる試みは一応成功したか。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 松竹家庭劇の秀作。しかしこの山田作品にして『霧の旗』以来と思われる度外れな収束はどう捉えてよいのか整理がつかない。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★3 | 描かれるのは、我が身に起きた過酷な現実に思い悩み妄想する母親(吉永小百合)の姿なのだが、だた悲惨なだけの話で終わらせたくなかったようだ。とはいえ、山田洋次らしからぬ「郷愁」や「昇天」の象徴表現は、悲惨さに対してあまりも脆弱だったのでは。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |