★3 | 「アイ・ロボット」のようなAIロボットのご乱心的な内容だが、SF感に乏しい。チャッピーって名前からかもしれないが、アニメにして子供向けにハートフルな作品にした方がしっくりくる。AIの定義っていうか組み込み方が安易すぎる。まあでも、チャッピーのキャラは微笑ましい。 (クワドラAS) | [投票] |
★3 | 物語そのものよりも、これが南アフリカから見える未来ってことが辛い。 (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 終盤のカタルシスはなかなかのものだが、この監督はどうしてこのように良い題材を得ながらお涙頂戴的グダグダに流れてしまうのだろうか。 (サイモン64) | [投票] |
★4 | 正直、シガーニーもヒューもいらないのだけど集客考えたら仕方ないのかなあ。相変わらず手堅く、垢抜けないけど人肌を感じる作品を作る監督で、彼にはこのままハリウッド然とした方向には向かわないでほしい。最後はニンジャの立ち位置変えとか、かなり意外な方向に行ったけど楽しめました。 (tkcrows) | [投票] |
★3 | 成功したナードという語り手の知的解体的な自己投影によって、主人公の行状が観察に値しなくなる。成功したから、課題がない。AI云々は卑近の課題であって、どうしても解消したい人生の課題とは性質が異なる。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★3 | 『ロボコップ』な背景の『AI』再語りの手垢感もあるが、本来3項対立の傍系人物でしかない2人が予想外の父母性を発露し始めて均衡が崩壊する。と言うより作り手の心情もそこへ片寄せしてる。創造主を序盤で退席させても良かった。強度は数倍増したろう。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | ブロムカンプ目当てなら面白い作品だが、相変わらずツッコミどころは多い。突出した何かがあればそれも帳消しだが、お話も表面的で内面をえぐる描写が無い。あるのは人間に必要以上にボコられるチャッピーのみ。可哀想な印象しかない (ギスジ) | [投票(2)] |
★3 | 生きるための美徳や悪徳に染まりながらも最後に「意識」は幸福の追求に収斂する。即物的で俗っぽい気もするが、それもまたリアルであり、先端技術が人間の業を肯定するという点で、どこかもの悲しい。この取り散らかしぶりは、奇しくもそんな奥深さを匂わせる。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | ヨハネスブルグというカオス的「現実」を創作の強みとして持つブロムガンプの『ピノキオ』。絶対良い。ぐちゃぐちゃだが、これぞ監督の持ち味で、混沌の世界の中心で立ち竦むチャッピーの姿に切々と沁みる叙情性を与えている。未整理のまま怒りを叩きつける純情なベタさ、粗さがたまらない。掃き溜めに咲く花のようなベッドサイドストーリーを筆頭に、正直涙が止まらなかった。コプリーの演技も◎。 (DSCH) | [投票(1)] |
★4 | 突っ込みどころは少なくないのだが、A.I.モノとしてはけっこう面白い。それにユーモアの折り込み方がとてもうまくて、けっこうクスッとさせられる。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | 神経ヘルメットを誰が使うか判る場面には胸を打たれる。穴ぼこだらけでも、一点の真実を宿しているために見限れない映画だ。ニンジャとヨ=ランディ夫婦の好演に比べ、ヒュー・ジャックマンとシガーニー・ウィーバーはなんだ。バイトか。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |