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[コメント] 日曜日が待ち遠しい!(1982/仏)
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★3ユーモアミステリという小説ジャンルが有り、その映画版。殺人、警察はコミカル、コワいやくざ登場、意外な犯人と定型通り。プラスは素人女探偵に魅力が有る。ただ探偵になる訳は、ラストではなく最初から明らかな方がいいだろう。そうすると更に面白かった。3.5  (KEI)[投票]
★3下手の横好きでも何本か撮ってれば肩の力が抜けて洒脱なムードが醸成される。トリュフォー米ミステリー翻案もの系譜上の新生面とも言えるこぢんまりしたモノクローム小品。しかし、赤川次郎原作の本邦作と違いアルダンが骨太で今一乗れないのだ。 (けにろん)[投票(1)]
★3ファニー・アルダンの堤真一顔が、なめらかなシトロエンの平滑面に映えながら街路を運ばれてゆく。その野性的な顔貌を隣でトランティニャンが不安そうに見守っている。 (disjunctive)[投票(1)]
★3手がかりの発見やプロットの進行は偶然の巡り合わせでなされ、繋がらない編集や眼を開ける死体など意図的な出鱈目さが楽しいっちゃ楽しい。しかしヒッチが好きだというならそれだけでなく、窃視による殺人と揺れる暖簾、電話ボックスの俯瞰などサスペンス醸成、或いはメロドラマ醸成にももっと努力してほしいのだが。真っ向勝負で泣かせてくる部分が欲しい。 (赤い戦車)[投票]
★4総じていうなら「足」の映画。本作の登場人物は、巻頭から幕まで自らの「足」でとにかく動き、「足」代わりの車で広範囲に移動する。主人公の事務所の地下からは「足」が見え、お色気のポイントや、ラストまでもが「足」である。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★2ミステリーとしては、真相はまるで面白くなく、恋愛心理の絡ませ方も稚拙。このトリュフォーの緩さ、甘さは「味」なのかもしれないが、ナンパ・シーンにも一端が見える、トリュフォーの馴れ馴れしさと享楽性が、僕には無神経に感じられる。 [review] (煽尼采)[投票]
★5終始サスペンスなのかと油断していると小悪魔的な可愛さのコメディセンスにビンタされる。 (シオバナカオル)[投票]
★3ミステリーにしか見えない。だから整っていない散漫な映画という印象。F・アルダンの脚はきれい。 (ドド)[投票]
★4リラクシン・サスペンス・コメディ。このファニー・アルダンはとっても魅力的だ。映画は魅力的な女性とささやかな謎さえあれば出来てしまう。雨降る夜や電話ボックスの俯瞰など思わず目を見張るカットも。端正な黒白で車中のアルダンを真正面から撮ったカットはもはやグッド・オールド・ハリウッド。 (3819695)[投票]
★4ジャン・ルイ・トランティニャンファニー・アルダンに対しての甘えっぷりが可愛い。どちらかと言えばクールで強面の彼に、こんな一面もあるのかと驚きました。女性の気持ちは分からないが、ここまで情けないと母性本能をくすぐるのでしょうか? (カレルレン)[投票(1)]
★3ほんと、トリュフォーって話を見せるのが下手だなあ [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★3間の抜けた音楽が、緊張感という言葉を忘れさす。 (らーふる当番)[投票]
★4被疑者の不動産屋と、(元)秘書の息の合い方が好き。時に反発しながらも、同時に指を鳴らしたり、同じ言葉を同時に発したりする場面が、結局仲いいんじゃん、と思えていいのだ。 [review] (なつめ)[投票(1)]
★4一見、良くあるB級サスペンスの衣をまとっているが、茶目っ気が溢れる痛快なコメディ。これも作風幅広いトリュフォーのおいしい“味”のひとつ。 [review] (Keita)[投票(3)]
★4映画としては『隣の女』のほうが素晴らしいと思うが、ファニー・アルダンが活き活きしていたのはこっちのほう。茶目っ気溢れるラストの字幕といい、遺作とは思えない軽さ。何よりあの衣裳は脚フェチには堪りません。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★4写真の構図やアングルもきれてるし、話の展開もそれなりに面白い。大袈裟な顔立ちのアルダンだが、スタイルは良いしなかなか美しく撮られてると思う。 (ころ阿弥)[投票]
★4 正しいアイドル映画。これが遺作とは! 50-60年代の正統派に対する深い愛情と表裏一体、まさしくヌベル・バーグなのではないだろうか。ちなみに82年制作であることを知らずに見て、あとでたまげた。 (オノエル)[投票]
★3これが遺作なんてトリュフォーファンには悲しすぎる。アルダンに捕まってしまったのが身の不幸なのか。女は選ばないとね。 (セント)[投票]
★5めちゃめちゃ爆笑。まるで Nouvelle Vague に戻ったかのような、モノガタリ、小細工。 (beatak)[投票(1)]
★4出来はともかく、こんな映画を遺作に持ったトリュフォーは矢張り素晴らしく幸福な作家と云えるだろう。映画自体はヒッチコックの不出来な作品ぐらいのものだが、『暗くなるまでこの恋を』なんかに比べると数段いい。 (ゑぎ)[投票]
★5物語を指摘するよりも、なぜか終止符を打つような寂しさを感じる。どこか、受身のミステリーは角川作品にも匹敵する。ただ、所々のカメラアングルは、実際に人の好奇心を覗き込むような鋭さを感じた。その辺のタッチが、やっぱりトリュフォーなんですよね。 (かっきー)[投票]
★3トリュフォーの死を予言するかのようなセリフが印象に残る。 (24)[投票]
★3天窓から覗く足首がいい。そういう細かい小粋さで魅せるために、わざと手を抜いたようなストーリー。 (mal)[投票]
★4トリュフォーのもののなかだとけっこう見易いかも知れない。 このくらいの重さと軽さのバランスはいいですね。 (ニシザワ)[投票]
★3ヒッチコックの匂いをぷんぷん感じる。本当に好きなんですねこの人は。 (マッツァ)[投票]
★3思わせぶりな伏線が多いわりにはどれも不発でうまくおちないし、犯人が(観客に)簡単にわかってしまうというのもミステリーとしてどうかと思う。 [review] (tredair)[投票(1)]
★3地味だけど全体的なクールさがいい。 (buzz)[投票]