[コメント] 皇帝と公爵(2012/仏=ポルトガル) - 更新順 (1/1) -
想像したよりも小ぢんまりとまとまった歴史絵巻。近頃多いケースだとも思われるのだが、邦題に反してナポレオン帝も、ウェリントン公も皮相的に描かれるのみ。そして戦争シーンよりベッドシーンと食事シーンが好んで描かれる。これも人間性の讃歌、そこから紡ぎ出される反戦劇とも受け取れるが、それならばもっと濃厚な欲望追求こそをこれでもか、と描くべきではないか。 (水那岐) | [投票] |
CinemaScape−映画批評空間− | 表紙 | 映画目次 |
想像したよりも小ぢんまりとまとまった歴史絵巻。近頃多いケースだとも思われるのだが、邦題に反してナポレオン帝も、ウェリントン公も皮相的に描かれるのみ。そして戦争シーンよりベッドシーンと食事シーンが好んで描かれる。これも人間性の讃歌、そこから紡ぎ出される反戦劇とも受け取れるが、それならばもっと濃厚な欲望追求こそをこれでもか、と描くべきではないか。 (水那岐) | [投票] |