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[コメント] 地獄でなぜ悪い(2013/日)
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★4役者からいろいろ引き出してくるのはうまいと思った。トリッキーな話とチープな絵柄と。未消化な澱がいつも少し残る園子温。 (ぱーこ)[投票]
★2園子温は映画のために死ぬ気は無い。だからこの映画が面白いわけがない。45/100 [review] (たろ)[投票(3)]
★4世界は二人のために。 [review] (ロープブレーク)[投票(4)]
★3全体的には糞映画なんだが(特に前半の映画少年たちのくだり)、「ただ単に理由もなく残酷なスプラッターが撮りたかったんです」という園監督の悪びれない映像を観ていると、ストーリーなんてどうでもいいか、という気にもなる。星野源のファンにとっては黒歴史になるだろう。笑 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★5リアリズムがファンタジーにより惨殺され、更なるファンタジーにより異化され、粛清させられる「楽しい地獄」。星野源(孤高の弱者のフリ!)の軽快な主題歌に乗り飛び交う生首には、涙すら禁じ得ない映画天国の再生が垣間見える。國村、友近、二階堂、堤が血達磨と化して見栄を切るなか、独善に哄笑する映画馬鹿の突き抜けた黒さも愛しい。 (水那岐)[投票(5)]
★3バカをこれだけ一生懸命やる製作陣にあきれた(良い意味で)。このノリはわたしには合わない。友近の存在感はすごい。 (jollyjoker)[投票]
★3バカバカしい(よい意味で)。他の園作品と比べて、余計なテーマ性などなく、娯楽に徹しているのがよい。國村隼二階堂ふみ星野源らの物語と、長谷川博己らの物語が、殴り込み映画撮影で融合していく高揚感。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★2園子温って、映画と自分は愛してるけど、世界と他人は愛してないんだと思うな。 (るぱぱ)[投票(1)]
★4現代邦画らしい、受け手のリテラシーをまるで信用しない回想説明の冗長さは、いつかしか、本来の目的とは逆行して、現実とマンガの境界を曖昧にする。つまり、これは、人が死ぬことができる世界なのか? 死の信憑性の薄さは、フィクションの非実用性を含意する。 [review] (disjunctive)[投票(4)]
★3長谷川博己の神憑りな映画愛にはある種の感銘を覚えるものの、その向かう先が原菜乃華への少女愛ではどうにも貧しいし、今更やくざ出入りを地獄と云われてもそれがどうしたとしか思われず、深作のブラック・ユーモアの足元にも及ばない。 (寒山拾得)[投票]
★4好き放題、言いたい放題やってる感じが面白かった。堤真一長谷川博己星野源もこれまで思ってたイメージと違った。ネタバレではないかもしれないけど… [review] (stimpy)[投票]
★4残虐で悪ふざけをするための強引な設定は、ちょっと間違えば破綻を免れなかったと思うが、綱渡りのような絶妙なバランスでうまく嘘をつききった。キーパーソンは友近と星野源。 [review] (おーい粗茶)[投票(5)]
★3「地獄でなぜ悪い」か、私なりに回答を試みよう。「地獄」なる何かが先立って存在し、それに対して「良い」「悪い」といった価値判断が下されたのではない。ある種の「悪い」場/状態/もの/ことを、あるとき人は「地獄」と名づけたのだ。したがって件の問いは問いとして成立しない。無意義の文である。 [review] (3819695)[投票(3)]
★4ジョン・ウォーターズが『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』でインディーズ魂やカルトムービー愛を炸裂させたが、我が日本にも園子温がいる! [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3奔放に見えるのはポーズで、タランティーノ的(深作的なのかは知らない)映画的倫理観に関する評を映画化したような、頭でっかち感がある。この点割と知ってる話で、いい加減で出来レースな展開も醒める。が、地獄を天国にすり替える『堕落論』好きが丸見えの監督のスタンスはやはり好き。血の海で歌って踊って啖呵を切る少女を、狂気や虚無として描いていない。あと主題歌。 [review] (DSCH)[投票(7)]
★4愛のむきだし』以上にくどくて暑苦しい上に、まじめにコメントするのがバカらしくなるような荒唐無稽さ。ではあるが、ここまでやりたいこと、いいたいことをやりつくされては、それはそれで清々しい。 [review] (シーチキン)[投票]
★4カメラもストーリーテリングも縦横無尽!自由自在!抱腹絶倒!阿鼻叫喚! [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4人物配置と構図、そしてその階層や背景などを考えるとまさに地獄だよ [review] (HAL9000)[投票(3)]
★5園子温役の星野源と園子温役の長谷川博己が出会い、一人でももう十分個性的なのに合体してしまったばかりに動くダイナマイトと化した園子温が映画を作る時・・・!!『パシフィック・リム』で散々今年は映画の神様と熱意ある映画の申し子たちに感謝したのになあ、見終わった後心からスクリーンにお礼をして劇場を後にしました。 [review] (シオバナカオル)[投票(2)]
★4自己愛に塗れた耐え難いテーマで、設定も後付け丸出しだ。園子温が10年前に撮ってたら臭くて見れなかったろうが、20年前の『自転車吐息』の初々しさを強引に俎上に乗せ『熱帯魚』な東映イズムで料理した。なら、尚更に安易なCG血糊は興ざめだった。 (けにろん)[投票(3)]
★5園子温のたまりまくったマグマを発散しちゃったらこうなるねん、とでも言いたそうな怪作。いやあ、面白かった。映画が好きなんだよね、園も僕たちも、そしてこの作品に出演した全俳優・スタッフたちも。 [review] (セント)[投票(1)]
★3「破壊し殺戮する映画」と判っているからハードルが高いのか。前半はかなり低調で、この儘血の海に行くのかとゲンナリしていたが、それを長谷川博己が救った。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(5)]
★4文字通り血の雨を降らせ、血の海を出現させる友近の過剰さに感嘆し、「言葉」の具現化にかける園子温の執着と遊び心に喝采を贈る。圧倒的な過剰さで善も悪も蹴散らし秩序を無に帰す平田(長谷川博己)に、真性の紊乱者としての園の本性が覗く快作。 [review] (ぽんしゅう)[投票(7)]
★4映画撮影に入ってからは、國村準堤真一二階堂ふみもアクションは様になっておりカッコいいのだが、それよりもファックボンバーズのメンバーを演じた俳優陣の演技ぶりがほとんど掻っ攫ってしまった。 [review] (わっこ)[投票]
★4悪ノリぶりは凄まじく、そして面白いのだが、映画撮影に入るまでがえらく長すぎると思った。國村隼の凄さをまざまざと感じる。 (サイモン64)[投票(1)]