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[コメント] 第十一号監房の暴動(1954/米)
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★3暴動の首謀者はダン。ネヴィル・ブランドが演じる。珍しく比較的まともな役だ。見る前は、どうせ彼が一番狂った役だろうと思っていたが、勿論、暴力的な性格だが、まだインテリジェンスのある役なのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3暴徒の足並みが、無思慮なリーダーの乱心のために須臾にして乱れる端緒を、一閃のアクションで見せるのはさすがシーゲル。それに比べて、団体交渉や集団暴走の場面が妙に醒めていて、本番前のリハーサルでも見ている気にさせる。 (袋のうさぎ)[投票(1)]
★4低予算を逆手に取ったドキュメンタルな臨場感への拘りと、1つのアクションが奥行きを伴った活劇性を既にして獲得していることがシーゲルらしい。暴動の切迫感の無さや顛末の萎えきれなさは如何ともし難いのだがサイコなサブキャラも後の系譜に繋がる。 (けにろん)[投票]
★3コワモテ俳優のネヴィル・ブランド(←少なくとも善玉ではないことが直ぐわかる面構え)を主役に据えるキャスティングが秀逸。 囚人たちの仲間割れ、監房壁の爆破を試みる警察との攻防など、ドン・シーゲルならではの荒削りながらもトガった演出が本作でも味わえる。 (AONI)[投票]