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[コメント] 東京家族(2012/日)
- 投票数順 (1/1) -

★1山田洋次の『崖の上のポニョ』。爺さんたち、どんだけ若者を追い込めば気が済むんだ? [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★4「東京物語」が価値の大転換のなか過去との決別の時代(昭和28年)に人生の寂寥を描いた喪失の映画なら、本作は自信と希望を見失った暗く長いトンネルのような平成の世に、微かな光明を見い出す蘇生の物語だ。50余年の時空を超えて「今」を捕え直す巧みな翻案。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★4今年の話題作であると同時に個人的にも小津を標榜する私としては気になると共に待ちに待った作品でもある。でもどうしてもオリジナルとの比較をしてしまう自分が存在する。でもそれは仕方のないことなのである。世界的名品のリメイクなのだから。 [review] (セント)[投票(4)]
★5オリジナルをなぞる冒頭5分の柄じゃないいかがわしさに或る種の覚悟を感じた。半端な3・11への言及や主役の交代をカバーし得る最高ランクの演技のコラボが醸し出す高度な擬似リアリズム。山田以外にはリメイク不可能とさえ思わせる隘路を縫った達成。 (けにろん)[投票(3)]
★5平々凡々たるを極めた映画。そしてここには山田洋次監督の数十年に及ぶ映画人生の精髄があると思う。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★4東京物語』をほぼそのまま、無理ない形で時代設定だけ変え、エッセンスを現代に伝える、そのシンプルな手際のよさに感心する。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4吉行和子が卒倒する場面が好きだ。彼女が階段を上って行って異変を起こすまでの尺は、ほぼ恐怖映画の間の感覚である。異変に気付いた橋爪功が階段に向かうまでがワンカットなのもそれっぽい。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★3切実なものを観たという感じはしなかった。☆3.3点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★4「東京物語」を通俗的に(しかし非リアリズムは極力そのまま)パラフレーズしているけれども、決して悪くない。親との関係にどうしても生じてしまうひずみや後ろめたさを、まぁ、うまく突いてくる。この作品がというより、「東京物語」の脚本は何がすぐれているかに改めて気づかされた。 [review] (ツベルクリン)[投票(2)]
★4東京物語』に比べ、登場人物がマイルドに。もともと儲け役だった夏川結衣がとても良く、妻夫木聡の泣き芝居は完成の域に。 [review] (3WA.C)[投票(2)]
★3一番は、登場人物の属性設定にまるでリアリティーがない。そこからいかなる情感も紡ぎ出し得ないでしょ。 [review] (G31)[投票(1)]
★3東京物語』ファンは、素直に観れないと思う。説明多いし、海外受け狙い過ぎな感じも鼻についた。号泣したけど。 [review] (味噌漬の味)[投票(1)]
★4松竹伝統の人情もの。蒼井優先生で☆4つ。 [review] (ぱーこ)[投票(1)]
★2古典上演なら話以外で勝負すべきだろうに、演出も撮影も美術もいつもに増して凡。現代風俗への置き直しもつまみ食いで冴えない。戦死者の代役とはフリーターに失礼ではなかろうか。 (寒山拾得)[投票]
★4この映画見た地方の老夫婦は果たして大都市にいる自分の子供たちに会いにいこうとするだろうか。しないだろう。(KAMYC2014/11/19) [review] (USIU)[投票]
★3時代設定がいまいちわからない。現代だろうけど、リアルじゃないし。想像の域をでないつくり。 (あちこ)[投票]
★3「東京物語」を山田風に撮ると・・・という試みだが、自身の名作「息子」に話が進む度に似て来るし、葬式、カーフェリーのシーンは寅さんと同じ。予測通りでわざわざ撮る必要もなかったと思うのだが。 (KEI)[投票]
★3小津作品で一番気になる人物である三男にスポットを当ててくれたことが、ただただうれしかった。孝行したいときには親は無し。 (動物園のクマ)[投票]
★3物語の時代背景が10年前くらいならいいのですが、現在となると登場人物がみんな昔の人のように思えてしまいます。現代の都会にあんな家族がまだいるのかなぁって思いながら観てました。 (なかちょ)[投票]
★4折角だから同じ素材を10年位のスパンでその時々の邦画を代表する監督に作らせてみたら面白そうだと思う。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5上映後、帰りのエレベーターで若い女性が「実家に帰りたくなった。」とつぶやいた。 この言葉だけでも、この映画が果たす意義は大きいと思った。 [review] (ガチャピン)[投票]