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[コメント] 股旅(1973/日)
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★4様式美と現実の、かけ離れた差を見せつける映画として興味深い。同時に、リアルでもあるし、映画でもある。まさに奇跡のバランスとも言える一本。 [review] (シーチキン)[投票]
★5確かにナレーションに関しては行き過ぎた感があるにせよ、市川崑が当時の映画界に夜討ちをかけようとした思いは確かに伝わってくる、まさにATGならではの自由さ溢れる秀作である。 [review] (ナム太郎)[投票(4)]
★3青春とはこんなもんなのかもしれませんね。 [review] (chokobo)[投票]
★3アナコンダ』よりも『パイソン』よりも恐ろしいヘビ。 (黒魔羅)[投票]
★3リアルとは言い難い。既存の様式を廃したところになにかあるかも、なにか降臨するかもという「ナニカ待ち」の映画。 [review] (G31)[投票]
★3出てくる俳優が有名無名問わずみんないい顔をしていて、ほとんど日本いい顔大会の様相。小倉一郎の父・大宮敏充や番亀・二見忠男といったおっさん連ばかりでなく若者もまたいい顔をしているのが嬉しい。萩原健一はまあ当然としても、尾藤イサオがこんなにいい顔俳優だったとは知らなんだ。 [review] (3819695)[投票(1)]
★2信太(尾藤イサオさん)の汗がやたらと映画的。しかし編集が悪い。リズムを感じない。しかも途中の説明ナレーション、ことのほか最悪。 (リヤン)[投票(1)]
★3毎回同じ事言うんだから、履歴書みたいに紙に書いて渡せばいいのに。 (カレルレン)[投票]
★3小倉一郎の父を演じた大宮敏充の酩酊具合がたまらない。 (kenichi)[投票]
★3ダサ格好悪いやつらだなー。(←全然フォローになってないw) (TOMIMORI)[投票]
★3一寸の虫たちに宿る五分の魂の切ないおらびを聞いた。逃げ出すことしか自分を表現する方法を思いつけなかったこの若者たちの情けなさやいじましさは、この作品の作られた1970年代の時代相を含みつつ、それを超えて意外なほど我々に近しく迫ってくる。 (ジェリー)[投票(1)]
★5アッシも「あの時代」に青春だった者でござんすが、いまさら懐メロとして観ちゃ、あまりにつまんねーってもんでしょう。ということで「あの時代」には触れずにいうと、股旅ものとしてもっともリアルなんじゃないの?って感じです。あたしは黒澤明の『羅生門』のチャンバラシーンの情けなさのリアルを思い出したのでした。いつの時代でも、9割は「かっこつけ」じゃないかな。 (エピキュリアン)[投票(1)]
★3恐らくこの作品こそが、当時の人間や時代をリアルに正しく見つめた時代劇ではなかろうか。 (タモリ)[投票]
★4前年TVシリーズ『木枯らし紋次郎』を撮った市川崑が皮肉ってみせたモノ。 [review] (sawa:38)[投票(4)]
★4堂々としていない連中の話なのに、語り口ははっきりしている。 [review] (t3b)[投票]
★3秋の野を枯れ葉のように風に転がされてゆく男たちの、紙屑のような生。寒々しい風は吹き抜けてゆき、後にはなにも残らない。 [review] (水那岐)[投票(4)]
★3ショーケン若い!小倉一郎も尾藤イサオも若い!だが、野村昭子だけは今と変わらんのはどういうわけだ? (ペペロンチーノ)[投票]
★3滑稽でいて無常感の漂う映画です。 (熱田海之)[投票]
★4カッコ悪さをカッコイイと思わせた邦画界の筆頭は萩原健一だろう。この異才の存在感がこの作品の半分を支えた。もちろんもう半分は監督の力量なのだが、そう言い切ってしまっていいほどこのコラボは成功していた。残念なのはところどころに見られる緊張感の欠如。 (tkcrows)[投票(3)]
★4ボロボロの三度傘にヨレヨレのいでたちで殺陣はへっぴり腰、水呑み百姓嫌さに渡世の道に入ったはみ出し者のあんちゃん達ならコレが当然の姿。無様で寒々とした渡世人の真実。 (マッツァ)[投票(1)]
★5「寂しいのなんて、知らねぇな」・・・・・・(泣) (3WA.C)[投票]
★4こういう切り口で作られたら、いつ観ても楽しめる映画になるんだなぁ。 殺陣がカッコ悪くてリアル。若者が虚勢を張るのはいつだって、痛いし怖いもんなんですよね。 (PINHOLE)[投票(1)]
★3もがけども、どこまでもカッコ悪い真夜中の股旅ボーイ。 (たかやまひろふみ)[投票(2)]
★3忘れかけていたATGらしさを思い出せてくれました。 (tip60)[投票]
★4未熟ながら個々の意思で生きようとする若き渡世人たち。そこには群でしか行動できない者への、市川&谷川からの痛烈な批判がある。 (ぽんしゅう)[投票]
★5はい、その当時のヒッピー(笑)ですが、あの情けないラストにはチョー感動しました。なんせ70年の三島由紀夫の自決を引き金に、「死に様」なんて言葉まで流行った時代でしたから。啖呵切るところなんて大笑いさせてもらったものです。 (まご)[投票(1)]
★4脚本に谷川俊太郎がかかわっていたなんて知らなかった。だからこんなに面白かったのか・・・・。ちょっと「木枯らし紋次郎」を想起させるけどこれはこれでとても面白い。傑作です。 (minus-zero)[投票]
★5ディスカバー・ジャパン。今見ると宇宙人か異次元の出来事に思えるが、当時のヒッピーには共感を持って見られたのカモ。 今見ても結構新鮮で面白い!! [review] (ボイス母)[投票(4)]
★3社会の落ちこぼれが、渡世人として一旗上げようとする。萩原、尾藤、小倉のズルサと情けなさが妙にリアル。 (しど)[投票]