★4 | 『ゾディアック』以降自身のスタイルを模索してきたフィンチャーの新たな結実。驚異的なテンポの良さ。冒頭の会話から躍動感があり引き込まれる。 [review] (赤い戦車) | [投票(18)] |
★3 | 「広告はクールじゃない」つまりCinemaScapeはクール。 (黒魔羅) | [投票(16)] |
★4 | 世界は夜と曇天に覆われ、照明は主演者の眼窩に影を落として人格を示唆する。マシンガン・トークも『赤ちゃん教育』〜エディ・マーフィの伝統的文脈から距離を置いて「笑い」を求めず、「成功」はたかだかサイトのアクセス/登録者数・会社の評価額・株式の保有率といった「数字」でしか表わされない。 [review] (3819695) | [投票(14)] |
★3 | 映画鑑賞能力と感情という二面で観客を選ぶ映画。完成度はすごく高い。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(10)] |
★5 | こだまでしょうか。いいえ誰でも。 [review] (たわば) | [投票(9)] |
★3 | 映画の出来、という点では☆4点〜5点になる出来なのかも知れない。しかし主人公の扱い方や物語にどうしても共感し得なかった。☆3.7点。([review]では話は冗長ですが、しかし事の本質だとも思っています) [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(8)] |
★3 | 勢いで勢いを見せることに特化した作品。だからそれ以上のものはないが、それに関しては非の打ちどころがない。 [review] (ドド) | [投票(7)] |
★4 | 賞レースの大本命と謳われると大傑作に思えるが、そういった類の映画では断じてない。だが、間違いないことは、『ソーシャル・ネットワーク』は「クールな映画」だということだ。(2011.01.23.) [review] (Keita) | [投票(7)] |
★4 | フェイスブックなるものがこの世にあることさえ知らない吾輩がこの映画についてウンチクをたれることの失礼をまず述べさせていただきます。でも、この映画、確かに面白かった。こんなにつまらない内容なのに映画的には見ごたえがありました。
[review] (セント) | [投票(7)] |
★5 | 全く新しく、そしておそらくは本作のみしか作り得ない、れっきとした伝記映画。 [review] (甘崎庵) | [投票(5)] |
★4 | 物凄い疾走感。中だるみ一切なし。フィンチャーってこんなに手際のよい軽業師だったっけ?理が情を駆逐する普遍的な無常感を軽快なリズムに乗せる語り口の鮮やかさ。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★5 | 登場人物の性格設定をかなりエッジの効いたものにしているので、話が時系列や舞台の面で相当錯綜するわりに分かりやすい。 [review] (Master) | [投票(4)] |
★3 | ネットに巣食う人間の一人として、私も数々のサイトを利用し、活用してはいるが、
いつも心のどこかで、場所を借りてる感をぬぐえずにいる。 [review] (青山実花) | [投票(4)] |
★5 | 現代という時代のスピード感はすさまじく、本人の生きている間に伝記映画が作られたりする。演出と編集のテンポもそれを体現するかのようだ。俳優たちも名演技ではないがそれぞれのキャラクターを良く表現して楽しい。特にザッカーバーグを演じる俳優の陰険でオタッキーでヒッキーな雰囲気は素晴らしい。そして、今書いている文章がフェイスブックに速攻フィードバックされる。頭がどうにかなりそうだ。 (サイモン64) | [投票(3)] |
★4 | これを見てここ(シネスケ)に来て、ふと、「シネスケは10年続けてるけど、SNSは10年続けるだろうか。」と思った。 [review] (きわ) | [投票(3)] |
★3 | 「ゲーム」という児戯じみた陳腐な比喩が、社会を席巻するその事象にどうしても似つかわしいように思えてしまう歪。何に踊っているのか、あるいは踊らされているのかも判然としない、統覚不在の歪。そしてその中心(?)に居たのは、ある意味では単なるイノセントな青年でしかなかったという、物語化に伴う免罪符。〔3.5〕 (鷂) | [投票(3)] |
★3 | プロジェクトや感情移入のきっかけとなるスケベゴコロが、スクールカーストをベースにした説明台詞を出ず、過程という概念も乏しい。物語の目論見としてはスケベゴコロの実体化に関心が向かったようで、真顔で鼻の下が延びる一発芸に帰結。これは見事。 (disjunctive) | [投票(3)] |
★4 | 正直SNSの何が面白いのかよくわかんないんだけど、ここまで登場人物の誰にも感情移入できないのに、面白いと思える映画は初めてだった。マークは「嫌なやつぶってる」わけではなく心底嫌なやつに思えるけど、別に誰かを傷つけようとか思ってないのは確かかもしれない。 (イリューダ) | [投票(3)] |
★5 | 裏切りの帰結としての孤独なぞという今更テーマは眼目ではないのであろう。ヴィスコンティ以来とも思える階級社会での軋轢への俯瞰的アプローチを快楽リズムに乗った編集技巧と合致させ得た到達点。状況の提示こそが全てでそれ以上でも以下でもない。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | この映画の失敗点は、B級映画のようなタイトルをつけてしまい、そのような宣伝をしてしまったことだ。しかし、テーマの"現代人間の対比"を疾走感溢れる脚本で表現し、それを映像化した監督の手腕は見事。 [review] (kazooJTR) | [投票(3)] |
★4 | もう映画では、ネットの世界のドラマを描ききれないのかもしれない。 [review] (パグのしっぽ) | [投票(3)] |
★3 | 『ハンバーガー帝国のヒミツ』みたいな一連のビターな企業成功物語の祖型なんだろうか。ハリウッドはこの10年、遠回しな嫌味がますます上手になった。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 「もしも『ファイトクラブ』の監督が、NHKの『プロジェクトX』を監督したら」
[review] (空イグアナ) | [投票(2)] |
★5 | 私たちは陪審員の目でマーク・ザッカーバーグを見る。彼の第一印象は時間が経つと変化する。それはこの作品全体にも言える。繰り返し反芻するといろいろ出てくる。おもしろい。 [review] (shiono) | [投票(2)] |
★4 | 欲しかったのはガールフレンドだったはずだ。ザッカーバーグは自ら創り出したフェイスブックと恋におちた。恋人との愛を育むために、彼は友たちを裏切ることも辞さなかった。欲しいものに近づこうとすればするほど核心から遠ざかる誠実だが不器用な男の純愛映画。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | フィンチャーさんがドヤ顔をやめた!(2011.01.15@TOHOシネマズ梅田) [review] (movableinferno) | [投票(2)] |
★5 | スピード感。それも圧倒的な。その裏には、目まぐるしく急展開していく現代社会を象徴するかのような意味合いも含まれているのでしょう。最後に垣まみえる「人間臭ささ」と「子供っぽさが」が見終わった後の余韻となって心地よかった…。傑作。 (FreeSize) | [投票(2)] |
★4 | SNSの創始者の話としてだけ見るのは貧しすぎる。周囲の戸惑い・反発、その中を主人公が突進できてしまうのはそれ自体が一種の欠陥で、それゆえに見えているものが違うのだ。それを時代の変化(権利の在り方等)の中に位置づける力量。面白かった。 [review] (ツベルクリン) | [投票(2)] |
★2 | ああ、SNSの世界はこうやってつくられていくんだ、と現代社会の側面を垣間見た気分。
ただし、いくら実在人物をテーマにしても、あくまでフィクションなんだよなあ。。
[review] (ちわわ) | [投票(1)] |
★4 | 語り口の軽快なフットワークが若々しくて痛快。まさしく現代の映画。けど、Facebookはオープンすぎて怖い。繋がりだとか新しい出会いだとか、人の孤独につけ込む甘い言葉につられて簡単に個人情報を差し出していいものか疑問。 (Ryu-Zen) | [投票(1)] |
★4 | エスタブリッシュメントと別れた恋人への反骨心に共感しつつも、やっぱり嫌なやつなのだろうかとウダウダ考えている間に終わってた。テンポがよくて退屈しない。 [review] (ハム) | [投票(1)] |
★5 | 理系脳の人が陥ってしまいそうな展開。物語自体は錯綜する時系列も計算されたかのように完璧で、登場人物の多さの割りに混乱もない。リロードを繰り返す彼の空しさだけが印象に残る、大金をかけた壮大なる内輪揉めと和解までを描いた彼らの伝記。面白いが二度観る気はしない。そして「秘密保持契約」はどこへ行った?w (IN4MATION) | [投票(1)] |
★4 | 出る杭は打たれる。(2011/11/30) [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | ザッカーバーグはよくよくOK出したなと思ったが、OK出すのがザッカーバーグなんだろう。 [review] (もがみがわ) | [投票(1)] |
★4 | 基本的には痛みを伴うサクセスストーリーなんだけど、やっぱり捉え方と伝え方のセンスがね、いいんだよね。 [review] (HAL9000) | [投票(1)] |
★3 | 今なお生成途中である人物を、固まった伝記として提示する胡散臭さと怪しさについて自覚的でありつつ、思い切った誇張と控えめな誇張と徹底した訴訟対策を施した作品。映画を撮ることの自由と不自由がこの映画の挑戦課題であって、ザッカーバーグ氏はいわば素材である。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | ホントに早口言葉みたいで笑える。映画自体は起伏がなく単調なイメージ。ホントの話しなんだか、ちょっと盛ってるのか微妙。 (stimpy) | [投票(1)] |
★4 | 今ってFacebookに普通に広告出てるよね、なんて。 [review] (ロープブレーク) | [投票(1)] |
★5 | 作りがしっかりしてるよね。目立つのは脚本の巧みさと役者陣の演技、次に編集か。事実に基づいてつっても台詞は脚色だよね。 [review] (SUM) | [投票(1)] |
★4 | これ、Facebookを知らない人には映画の内容の半分くらいしか分かんないだろうな。 [review] (solid63) | [投票(1)] |
★3 | フィンチャー監督が対象に接しきれていない不完全燃焼なSO-SOムービー [review] (junojuna) | [投票(1)] |
★4 | 現代的な「臨場感」を持ってみる事ができた寂しい物語。一体彼は何を得るのだろうか。物語はまだ現在進行形であることが、見終わった後にも大きな余韻を残す。 [review] (Walden) | [投票(1)] |
★5 | ネットは究極のグローバル化、すなわち何のギャップもない均質な世界に向かう。しかし、それを牽引する人間は極めて異端。人類は操る側と操られる側に二極化する。均質な世界は異端のおもちゃだ。 (ALOHA) | [投票(1)] |
★3 | マークは5億もの人間とつながることのできるネットワークを作る男であり、かたや身近な友達関係にはえらく不器用な男でもある。そんな二つのFaceを持つ男のどこに魅力を見つけるかは僕らしだいだ。 [review] (Osuone.B.Gloss) | [投票(1)] |
★3 | 今迄の映画では、存命中の人物を描く時はそれなりの配慮があったように思うが、この映画にはそういう意識が欠けているように感じられる。 [review] (KEI) | [投票] |
★3 | まず第一感、デヴィッド・フィンチャー作品としては物足りないと思った。実に正攻法で作られた感が強く、それはそれで立派なことなのだが、彼らしいケレン味が足りないと思ったのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | おもしろかったが何かもの足りない。それはきっと実在の主人公がまだ20代であり、存命であって現実でも負け知らずのサクセスストーリーの途中経過だから。このまま突っ走るか大きな壁にぶちあたるか、いずれにしても10年たってから観るとまた違った映画になるだろう。それにしてもすごい世の中です...。 (kaki) | [投票] |
★3 | 権利の主張合戦。 (stag-B) | [投票] |
★4 | フェイスブックが登録者数を伸ばし世界の資産になっていく過程のスピード感。IT長者の馬鹿騒ぎと憂鬱。皆が株の奪い合いをする資本主義の醜さの中で、創業者マークが抱き続けるオタクのコンプレックスこそが純粋で美しく思えてくるのが不思議。 (まー) | [投票] |
★4 | 天才という凡人には共感できない人間に感情移入させることに成功した映画 [review] (kazya-f) | [投票] |