★4 | とてもサービス精神旺盛なホラーエンターテイメント。よくもまあここまで詰め込んだもんだと感心すると同時に、ばんばん飛ばしていく無茶な脚本に開いた口が塞がらない。これでもう少し活劇寄りに構成してくれていれば傑作と呼んだのだが。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 冒頭、実写フィルム的な演出の側頭葉シルビウス裂への電気ショック、といった人体実験は興味をそそる。その要素を掘り下げていくのだが、掘り下げた結果、怖さはおろか「どうなるのか」という好奇心すら満たしてくれない。惜しい、非常に惜しい駄作。霊的なホラーよりはこの挑戦姿勢は好きなんだけどね。 (IN4MATION) | [投票] |
★3 | 「見る」という行為は不確かさを孕む、というより、視覚を取り巻く環境や認識・願望の作為が多分に作用している、一歩進んで、第三者による「捏造」かも しれない、あるいは捏造ですらなくそもそも・・・?という電波的な観察を起点にした作劇。それらは「確かに見える」とはどういう状況なのかというテーマを突き詰めた結果、今見えると思い込んでいる世界をぼろぼろに破壊する視覚体験である、といえば格好はいいけど・・・ [review] (DSCH) | [投票] |
★4 | 非常に面白く出来ているんだけれど、広げた風呂敷がでかすぎて手に負えなくなっている。 [review] (t3b) | [投票] |
★3 | 説明もなく一人勝手にどんどん進んでいく脚本(わざとそうしているみたい)が、やはり分かりにくい。しかしモチーフは面白く、 [review] (KEI) | [投票] |
★3 | 映画が映画であることの「恐怖」で登場人物、観客、世界の全てを喰らおうという野心に果敢に挑戦した、と「努力賞」を献呈できるほどの出来にも達していない。脚本の単なる肉づけにとどまらない映像の自律的な強度が生じない、典型的な脚本家監督の仕事。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★2 | この類の観念的なお話がダメというつもりはないけど、こちらの理解の範疇をマッハで超える様な訳の分からなさは楽しめるとは言い難い。 (takamari) | [投票] |
★4 | 五分に一回ペースで腰が抜ける凶悪映画。大部分においてはオーソドックスな撮り方を志向していると見ることもできるが、ひとつ先のカットで何が起こるかはまったく予測不能だ。ひとまず「現実」とされるものとひとまず「非-現実」とされるものの関係の複雑さも『インセプション』どころの騒ぎではない。 [review] (3819695) | [投票(1)] |