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[コメント] アンナと過ごした4日間(2008/ポーランド=仏)
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★42つの相似するレイプシーンや公権力による暴力といった陰惨な場面はあるし、全編緊張感の途切れない張りつめた陰鬱さが演出されているのだが、しかし本作は全体に喜劇なのだろう。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★3この変態!という感想が他の全てに勝ってしまう。 (ドド)[投票]
★4四日間の出来事は面白いが、胸に迫るものはない。可哀想といえば可哀想だが、「純愛」と言っても一方的で、女の方も困るよね。映像は素晴らしい。レイプシーンは見応えあり。 (KEI)[投票]
★3ポーランドの情景や小汚い瓶やベッドなどの小道具は美しいが世のストーカー達の感情なんて皆こんなものなんだろうし、それを美談めいて描いている所が好きになれない。 (kaki)[投票]
★2軽妙な会話に彩られたエピソード型の映画が好きなので、映像と登場人物の仕草だけでみせるこの映画はきつかった。好みの問題だと思いたいです。 (田邉 晴彦)[投票]
★4距離にすれば近いのに、なんとも遠い。男の行動を通してアンナの孤独が浮かび上がる。スリリングなミステリの展開の中に、絵的・映画的なセンスが光る良作。 (あちこ)[投票(2)]
★3雰囲気は良いが求心力に欠ける。 (赤い戦車)[投票]
★4独身の女性の寒々とした部屋の空気を描くという斬新な主題提示を目の前にして、我々は愚かにも戸惑うしかない。しかしそれでよい。映画とは学校だ。知らなかったことを学べばよい。女の住む寮と男の住む家の距離は100点の正解。その二つの家の間に降る雨のなんというリアルさ。 (ジェリー)[投票(3)]
★4笑うべきか、泣くべきか、それとも・・・ [review] (chokobo)[投票]
★4息詰まるアクション・サスペンスの傑作。「ぬかるみでの転倒」「窓からの入退室」「ベッド下へのスライド移動」などの面白アクションが満載。繊細で深みに富む色彩と陰影がもたらす画面の豊饒はクローネンバーグの近作やオリヴェイラに通じる。ヘリコによる暴力的照明・音響や「牛」にも大吃驚。 (3819695)[投票]
★4巧みな映像表現で存分に味わえる映画の醍醐味。抑圧された欲望を象徴するかの如き空の色が印象的。彼の前に立ちはだかる最大の壁は階級差といった社会なのかもしれない。 (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4何もない男、レオンの欲望なき(いや、自ら肉欲を封印した)愛。アンナへと彼を駆り立てるものは、肉欲から分離されたいびつな愛欲という欲望であるという倒錯。巧みに制御された音響と映像が、救いから見放された男の、醜悪と、滑稽と、残酷の境界を曖昧にする。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4死牛など末世なギミックと泥濘の工場でのレイプなど先鋭な描写に魅せられつつ、多くの同工異曲の映画的記憶との類似に失望する。しかし、終盤、主体に倒置したアンナが青い探照灯に照らされ、深遠な孤独が浮かび上がった瞬間、紛れもない映画の奇跡が降臨。 (けにろん)[投票(1)]