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[コメント] おくりびと(2008/日)
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★4ミエミエの雑なストーリーを「題材」「大人のキャラクター造形」「役者の貫祿」がフォローした秀作 [review] (ペペロンチーノ)[投票(16)]
★5人に対する尊厳ということの意味が初めてわかったような気がした。死ぬ前に一度は観ておくことをお薦めしたくなる一品。 [review] (おーい粗茶)[投票(16)]
★5オレも腹の上で号泣したい気分だよ。でもね、聞いてくれ。オレは何度もお願いしたんだよ。そろそろ空を見上げて背伸びしながら気持ちいい〜言う演技は止めてもいいんじゃないかってね。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票(14)]
★4山崎努が実に申し訳なさそうに、しかし実に旨そうに鶏肉を食う。それは「人の死」という初源的な出来事を際立たせるのに実に効果的に機能している。それは広末涼子の妊娠においても然りだ。 [review] (水那岐)[投票(9)]
★5出逢いがあれば別れもある。大きなサイクルで言うと、誕生が初めての人々との出逢いであり、死は最後の人々との別れである。そういう繰り返しを過ごし人間は進化し、今ここに僕たちがいる。 [review] (セント)[投票(8)]
★3ひと言でいうと着眼点のみの映画だが、裏方で、いわれのない偏見にさらされうるお仕事に、一定以上の敬意が払われていて良。 [review] (G31)[投票(6)]
★4遺体をはさんで、その厳かな儀式を為すすべもなく凝視する親族たち。やがて、彼らの、そして我々観客たちの胸にじんわり込み上げてくる静謐な感動。それは、死を目の当たりにし、一旦、止まってしまった時の流れが、再び動き始めた感慨と安堵感が生み出す感動だ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★2死者のアイデンティティ(その人らしさ)を描いた映画だが、多くは、あくまでも残された者の自己満足として充足してしまい、落ち着きが悪く、複雑な心境にならざるを得ない。ジェンダーの問題もそう。「今までで、一番綺麗」なんぞは、容認し難いファンタジーだと思う。父親の顔のフォーカスも象徴的だ。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
★3異世界との遭遇によるドラマトゥルギーの起点が周防本木のコンビ作と相似だが滝田演出に作家性は無いから鮮度落ち感が拭えない。『御法度』と『壬生義士伝』の比較も脳裏に浮かぶ。広末女房が現出させる理想郷始め役者陣は素晴らしいが…。 (けにろん)[投票(5)]
★4不覚にも涙をこぼしました。残された人々の思いに胸が苦しくなります。 [review] (K-Flex)[投票(5)]
★3納棺士の仕事ぶり、そして自分自身が送る側・送られる側として「死」という逃れられない運命を考えさせられた。題材としては有意義、でも映画(特に作劇)としては微妙だった、、、 [review] (クワドラAS)[投票(4)]
★4うまい映画なんだな。困ったことに。 [review] (ナム太郎)[投票(4)]
★4まずもって、日本の地方小都市をこんなにも美しく映像化したことを称賛したい。二人が暮らす川沿いの元スナックの住居がいい。山崎努のオフィスである坂の途中の建物も雰囲気よし。何の変哲もない町並みや民家、商店街や田園風景がみな素晴らしい。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★5死に様と生き様の間の物語。きちんとした納棺師による儀式には遺族も心を許すように、この作品も身を任せて楽しめる。081003 [review] (しど)[投票(4)]
★5鑑賞後の一言 「この人々におくられたい」 [review] (ぐ〜たらだんな)[投票(4)]
★4彼岸と此岸の橋渡し。このような形で死者との対話をつかさどる職業があることを知った。素晴らしいことだと思う。 [review] (TM)[投票(4)]
★4映画の出来云々というよりも、このテーマを娯楽映画として成立させることができたことにとても意義があったと感じましたね。 [review] (TM(H19.1加入))[投票(3)]
★4岩手県には部落問題がない(農民より下の階級を作ったら即餓死。)ので、最初はピンと来ませんでしたが、見ているうちに、静かな感動が胸に伝わって来ました。文句なしの佳作です。 [review] (りかちゅ)[投票(3)]
★4職業に下賎なものなどない?・・・鑑賞後、自身の闇に自虐感で胸が詰まった。 [review] (sawa:38)[投票(3)]
★4少しは丁寧に描いてくれと思うシーンがてんこ盛りなのにもかかわらず、ものすごく分かりやすい展開なのは、ある意味良く出来ていると言うべきか。 [review] (づん)[投票(3)]
★5本木雅弘山崎努余貴美子が完璧な布陣。ちょっと良い映画を観ました。 [review] (3WA.C)[投票(3)]
★5****ハイソでは無く、ストレートなタッチの、生命に対するソニマージュ(「音」son+「映像」image)****俺は二度、泣いた。**** [review] (いくけん)[投票(3)]
★3全篇を通じてショットサイズが不適当に大きい。もっと引いて撮ってほしい。しかし納棺シーンにおいてはそれが功を奏している。すなわち本木雅弘の所作と顔つきのプロフェッショナリズムの拡大。これは立派にプロフェッショナリズムの映画だ。それだけに本木がそれを身につけてゆく過程の描写はもっと丁寧に紡ぐべきだったが。 (3819695)[投票(3)]
★5良質で優雅、そして気品にあふれた映画で、人が人を思う気持ちを、豊かに情感たっぷりに描いている。そして、映画としてもていねいで心配りがいきとどき、実によくできている。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★4カタチを整えると心も整う? [review] (Ikkyū)[投票(2)]
★4もはや浮世離れの記号でしかない広末をキャスティングした理由が当初見えなかった。この役が実は狭猥な世間そのものだとわかると、自分なりのやり方で人生の退却戦に立ち向かう女優の姿が見え、好感を持った。 (disjunctive)[投票(2)]
★4音(効果音、BGM)が少ない映画はこんなに心地いいということを忘れていた。それにしても、 [review] (きわ)[投票(2)]
★4なんでもすべて言葉にしない奥ゆかしさが日本人っぽいのかもしれないけど、口に出さないと伝わらない言葉もあると思うのです。 本木雅弘の所作が美しくて見惚れました。 しかし、音楽家なのに筋骨隆々(モっくん)。コンピューターの仕事してるのに腹筋が割れてる(ヒロスエ)のはどうしてなんでしょうか。 [review] (鎌倉ルパン)[投票(2)]
★3永らく伊丹十三の席が空いてたので、なんでもこなせる職業監督さんにやってもらいました、ってことじゃないんですか? 丁寧に撮ってはいますけど。脚本がしょせんテレビの構成作家なのでベタベタです。 (elliott)[投票(2)]
★4様々な現場に足を運ぶところがひねりの利いたエピソード満載でよかった。最後はもう少し捻りが欲しいけど、あえて直球でやったということで、悪くはない。でも、妻の造形はあれでよかったの? [review] (agulii)[投票(2)]
★4題材が題材だし、この監督だからなあと思って観ていた。確かに相変わらずしつこいのだが、今回は控えめで好感が持てた。でも、このほのかな感動は監督の力ではなく、脚本の細部やちゃんと作品と向き合った役者陣の力技にだと思う。それくらい本木の姿は凛として美しかったのだ。 (tkcrows)[投票(2)]
★5押すところは押し、引くところは引く。語らずに見せ、聞かせずに響かせる。泣かせ、そして笑わせ(これは意外だった)。脚本と映像のシンフォニーが絶妙。あの『壬生義士伝』と同じ監督とは。 [review] (chilidog)[投票(2)]
★5予告編を観ただけで、涙がこぼれた。 私にとって感情移入が容易にできてしまう映画。 なぜなら。。。棺に納められた肉親を家族という立場でおくってきたから。 [review] (momotako7)[投票(2)]
★4「恥ずかしいよ、こんなところで!」のヒロスエに困った困った。けど、リアルに生々しい、いいシーンだった。 (らーふる当番)[投票(1)]
★4人権教育の一環として会社で見ました。なくてはならない、とても大事な、大変な職業なのですから、差別的な目で見ることは恥ずべきですね。 (りゅうじん)[投票(1)]
★3「納棺師」という職業自体はまだそんなに歴史はないそうですが、こういう映画ができることは「死」にもう一度目を向けようという声だと思う。ただ賞を受賞するまではあまり話題にならなかったですよね。 映画自体は思ったより軽くて分かりやすかった。映画の中でも「昔は身内がやった」というように、こういう職業が成り立つことは皮肉にも、より我々が「死」から遠ざかっていることを意味しているように思った。 (uko243)[投票(1)]
★4ヒロスエが可愛く見えるんだな、困ったことに。 (代参の男)[投票(1)]
★4この映画が受賞した事は、身近な者を見送る気持ちは世界共通しているのだと証明してくれました… たくさんの人に一度は観て何かを感じて欲しい映画です。 (ペパーミント)[投票(1)]
★4広末は良い役もらったなぁ…一番不可解な行動をとるのだが。 [review] (SUM)[投票(1)]
★4偏見を覆すのは誠実さしかないと実感させられる一方で、この作品そのものがいらぬ偏見を助長しているような気がしないでもない。 [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★3この映画をどう評価していいのか自分でわからない。伊丹監督みたいな着眼点だな〜〜と思って観ていた。要は海外輸出用ね(日本にはこういう固有の文化があるんですよ、すごいでしょ?みたいな)。山崎努のような、往年の素晴らしい役者が都合よく使われていて、その演技に流石と思う反面、これ以上ない無駄遣いのように感じた。 (worianne)[投票(1)]
★4割り切るということの強さ [review] (chokobo)[投票(1)]
★4ベタな展開。役者陣では山崎努を第一にあげたい。☆3.5だが広末のオーラで☆4。 [review] (ぱーこ)[投票(1)]
★4正直アカデミー賞云々とかはどうでもいいですが、納棺師という着眼点&飄々とした山崎努の巧みさ&しみじみくる音楽は素晴らしい。それらに比べると苦しい広末涼子ですが、ファンとしてはパンツが見れただけで十分無問題。 (takamari)[投票(1)]
★4ごくごく単純な物語展開は、最初から海外向けで考えているためかな?設定はとても良いですよ。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4誰もが誰かを思い出し、涙するでしょう。…でも、ただ死に対する悲しみの涙だけではないと思います。 [review] (k-jam)[投票(1)]
★4安定した映画文法に確かな演出手腕でGOODな日本映画 [review] (junojuna)[投票(1)]
★4小山薫堂って今までただの放送作家だと思ってたが、こんな才能もあったんだ。吃驚した。[新宿ピカデリー1/SRD] [review] (Yasu)[投票(1)]
★2「そんな素晴らしい職業があるんだ!」と劇場に足を運んだ私には、前半かなりイライラ度が高い。 [review] (カルヤ)[投票(1)]
★5納棺を通して“人の死”を題材にしたあまりにも重〜〜い映画です。 想像できるとおり号泣の2時間でした。それでいて笑いもあり・・・かなり疲れました。 [review] (映画っていいね)[投票(1)]