コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ブーリン家の姉妹(2008/英=米)
- 点数順 (1/1) -

★5世界史で学んだ英国国王ヘンリー8世の宗教改革・イギリス国教会・後のプロテスタントといった出来事や言葉が、この映画で1本に繋がりました。そして、その裏舞台まで知っていれば、入試の正答であるヘンリー8世をルターなんぞととぼけた解答をせずに済んだのに、と悔やまれてなりません。(2008.10.21 試写会レヴュー) [review] (IN4MATION)[投票(2)]
★5若手俳優の才能が輝いていた。ナタ・ポーはどんな思いでクリスチャンを演じたんだろう。 [review] (MM)[投票]
★4たった一人の助平心に振り回されるという本質的には滑稽な人間模様を、愛憎と嫉妬、虚栄と空ろさが入り乱れたドロドロの宮廷劇として描いた。いかにも英国貴族風の衣装や美術がどっしりとした雰囲気をかもし出しているだけに、ますますそのドロドロさが堪能できる。 [review] (シーチキン)[投票(6)]
★4下世話は大いに結構だが、「行動の動機」の描写が少ない。結局、役者さんの演技力頼りになり、内容も「まあ・・・アンって人は、元からあんなだったんですよ」なんて井戸端ゴシップ的なものに終わってしまった気もする(例えば『アマデウス』のサリエリの悲劇が彼だけのものでなかったのと比べて)。 [review] (YO--CHAN)[投票(4)]
★4簡単に言っちゃえば、昼ドラ的なドロドロな話しだし、これはもう二人の女優さんパワーに尽きる!だってそれだけでめちゃくちゃ贅沢を味わえるんだもの! (あちこ)[投票(1)]
★4能力の定義をめぐる話で、人間の淘汰に関心があるのだから、無能を無能と見せないさじ加減がサスペンス感をもたらし、それはナタリーの焦らしテクとして開花する。 [review] (disjunctive)[投票]
★4歴史、宮廷、姉妹の関係がバランス良く描かれた良作。いろいろなことに触れているため普通にやれば散漫になるところを、全て最終的に姉妹の関係に収束させているため、上手くまとまっている。衣装・主演2人の演技もとても見ごたえがある。 [review] (agulii)[投票]
★4中世のヨーロッパに生まれなくてよかったー。 [review] (きわ)[投票]
★3イギリス王室史でも常に話題に欠かないヘンリー8世の、その王妃で悲劇の人といわれているアン・ブーリンの血なまぐさい物語である。アンだけでは平板だと思ったのか、妹のメアリーを舞台に出して輻輳した愛憎劇に仕立ててある。 [review] (セント)[投票(4)]
★3こういうエグイ話を赤裸々に描く率直さは好ましい。衣装・装丁など時代考証は綿密に施されているのだとは想像するが、キャストだとか演出がイマドキすぎるというか「軽い」ので、とても16世紀の話のように見えない。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★3文芸作かと思いきやこの下手っぴさはもう確信犯的に昼ドラ指向。贅沢だ。 (ドド)[投票(1)]
★3男がゲスなら、女はそれ以上のゲスを演じて支配しにかかる。人類は順調に繁殖するが、この調子なので肝心の平和は未だにやって来ない。 [review] (Ryu-Zen)[投票(1)]
★3姉妹の確執と英国史の泥臭さが面白い。が、そのそれぞれに欠点が。即ち姉妹役の2人の演技は見事にも見え、同時に陳腐にも見え。英国史の裏側は意外性はあるも、妙に陳腐でガッカリもした。☆3.4点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★3物語追うのが精一杯って感じ。ところで、僕は絶対ナタリー派です。60/100 (たろ)[投票(1)]
★3政略に明け暮れる父と叔父、そして翻弄される姉妹。それ以上に影が薄くぞんざいな描写の弟( ジム・スタージェス)の悲しみ。バタバタと昇華していく豪華衣装のソープ・オペラ。役者はそろっているのになあ。 (chilidog)[投票]
★2ナタリー・ポートマンスカーレット・ヨハンソンの二花の共演なのにもったいないという印象だった。歴史に重みを置くのか宮廷の恋愛確執を描くのかどっちつかずになってしまった。 [review] (CRIMSON)[投票(2)]
★2「女性」ってこんなに浅はかか?女性を神聖視はしてはいないが、あまりにも女性の品格を下げるような映画だ。男子中高生が見たらどう思うだろう。2009.3劇場 (チー)[投票]
★2ゴシックホラ−みたいなお屋敷や荘重な衣装 豪華で冷たい宮廷生活など映像的にリアリティ充分。でも話の展開が大奥のようで大味。出産シ−ンが重要なのはわかるけど力入りすぎ。 (ルクレ)[投票]
★2スカ-レット・ヨハンソンの演技力の足りなさが終盤まで目立ってしまった。 [review] (Madoka)[投票]
★1美しいスチル写真と映画の美しさの取り違え。当時の絵画に多くを学んだであろう構図や照明を静止画として観るとき確かに本作は美しい。しかし、この映画が唯一動的なフィルムとして美しかったのはスカーレット・ヨハンソンが涙をはらりと流した一瞬だけ。 (ジェリー)[投票(1)]